請願審査:高すぎる家庭ごみ袋代の値下げ③(2016年12月2日/くらし環境委・環境政策局・やまね)

◆やまね/えー、今回もですね、あのー前回の質疑を、ご覧になられた市民の方からまた意見が寄せられておりますので、まず感想を紹介をさせていただきたいと思います。えー、「前回の委員会での論議を見て、初めて高齢者や乳児のおむつ用に関しての配慮があることを知りました。『障害者のしおり』や『すこやか進行中』を見直し確認し、これまで知らなかったことを反省しました」と、こういうご意見もご感想も頂戴を致しました。ただ、その同じ方がおっしゃっていたのが、「対象となる方にかなり制限があるのが残念」だと、いう声がありました。そこでちょっとあらためてお聞きしたいんですけども、この乳児や高齢者の方が対象となっております「ごみ袋の無料配布」についてはですね、どういう条件があるのか。四種類ほどあると聞いたんですけれども、ちょっとあらためて教えていただけますでしょうか。

(→久保・循環型社会推進部長)はい、えー、まずあの、紙おむつを使用されて、えー、されてる方ということでございますが、えー高齢者につきましては、えー保健福祉局の事業で、「家族介護用品給付事業」というものがございます。えーその対象者の方をということで、えー介護保険の要介護4または5の認定を受けた、えー65歳以上の市民税非課税世帯に、属しておられる方と、いうことでございます。それから、えー、もう一点は、「重度心身障害児者」の「日常生活用具給付事業」の中で、えー紙おむつの給付を対象とされてる方、えーこちらも対象となっております。それから、新生児の方につきましては、えー出生から満1歳までの新生児を、えー、養育する保護者の方と、いうことが対象となっております。それから、もう一つはあのー、これはえー、いまの三つから1年遅れで実施してるものでございますけれども、えー、腹膜透析を利用されている方と、いうことで、えー、当然本市に在住されて、在宅で腹膜透析を、えー、実施されている方と。こちらにつきましては、主治医の方の証明をお出しいただければ、えーごみ袋をお渡しすると、いう、そういう、その四点でございます。

◆やまね/ありがとうございます。えー「家族介護用品給付事業」、それから「重度心身障害児者」の「日常生活用具給付事業」、それから「新生児」、そして「腹膜透析をされている方」ということで、ご説明をいただきました。でーあのー、たとえばですね、この高齢者のまあ65歳以上の方の場合、いまおっしゃっていただきましたように、「介護度4以上」と、そして、えー「市民税が非課税の方」が対象ということなんですけれども、制度開始からこのやり方でされているとお聞きしているんですが、これはたとえば1年間で対象となる人ってのは何人ぐらいいるのか。で、実際にどれくらいの方が無料でこの給付をされているのか。この数字ってのはわかるんでしょうか。

(→久保・循環型社会推進部長)はい、私どもも保健福祉局のほうからデータをいただいております。えー昨年度、(平成)27年度で言いますと、えー3061件の方が、あー対象でございます。そのうち実際に給付を受けられた方が、えー2750件強ということで、約9割の方が実際に、えーこのこれを、ご利用いただいていると、いうことでございます。

◆やまね/えーとすいません、いまちょっともう一度確認しますけれども、3061件で、そのうちまあ9割の方が、というのはこれはあの、高齢者の方の件ですかね。

(→久保・循環型社会推進部長)はい、いま申しましたのは高齢者の方でございます。それから、えー、重度の障害の方でございますけども、えー対象件数543件のうち、こちらも、おー9割、えー強のご利用ということで490件余り、ご利用いただいていると。それから、新生児の方につきましては、えー昨年で11261件の対象がございましたが、こちらにつきましては、えー8000件余りご利用いただいていると。それから腹膜透析につきましては、100件強の、えーこれはあの実際に申請をいただきますので、えー100件強の申請があって、えーその、申請、えーされた方に、えーごみ袋をお渡ししてると、いうことでございます。

◆やまね/わかりました。そうしましたら、あのーかなり高い割合で、えーこういう方々には、あの給付をされているということであります。で、ただ、あのー、介護度2とかですね、介護度3の方であっても、実際には紙おむつを使用されている場合が、多々ありますので、にもかかわらず、こういう方々は対象となっていないと、いうことで私は、あのー高齢者や身障者の、やはり、えー、みなさんに配慮するのであれば、これはもう少し、対象を広げるべきではないかなと、えー思うわけなんですけれども、その点はいかがでしょうか。

(→久保・循環型社会推進部長)はい、あのー、ま、自力でトイレで、ま、排出、ができない、という方で、ま、えー保健福祉局ともまあいろいろと導入にあたっては、えー検討をされたということも聞いておりますが、その中でまあ要介護度4、または5ということで、えー基準を、おー、設けさしていただいたと、いうことでございます。ただ、これを今後どうしていくかというところでいま現在特に、えー検討というか議論もしてございませんけども、ま、当面の間、これで進んでまいりましたので、ま、今後、そういった要望等を見極めたうえで、より良いものにしてまいりたいと思っております。

◆やまね/えーぜひですね、そういう困難や、苦労されている方々の、への配慮をしていただきたいというふうに思います。それから、これもあらためて寄せられております声ですけれども、えー、「野菜などの高値が続き、多くの人が食費を節約しながら生活しています。ごみ袋代を値下げしていただくことは、格差社会の中で、ぎりぎりの暮らしをしている市民への負担軽減となり、暮らしを励ますことになるのではないでしょうか」と、こういう声いただきました。それから、「相次ぐ重税や負担増の一方、社会保障が削減されつつあるなかで、多くの市民が苦しい思いをしています。少ない年金からさらに天引きもされています。まずは他都市と比べると値段が高いごみ袋から見直していただき、市民一人ひとりの悩み・苦しみにとことん寄りそってほしい」、こういう声が寄せられております。この、えー暮らしの実態にですね、心を寄せていただきたいと、思うんですけども、あらためてその点はいかがでしょうか。

(→久保・循環型社会推進部長)はい、あのー、まあ、前回も前々回も、ご答弁さしていただいておるところでございますけれども、あくまでも、まあ、ごみ減量を進めていくうえで、まあ一定の負担感を持っていただくことで、まあ、ごみ、ごみに関心を持っていただく、あるいは、えーごみ減量に、努めていただくと、いう趣旨で導入したものでございますので、あのーなお一層のごみ減量を進めていくうえで、えーやはり、必要なものだと、考えてございます。

◆やまね/でーまあ、今回はですね、やはりこの間、この請願が出されて、あるいは決算特別委員会なんかの議論も合わせてですね、かなり市民のみなさんが、えーインターネットなども通じて、この議論を見ていただいております。で、そういう中で、寄せられている意見ということであらためてですね、重く受け止めていただきたいと思います。それからあのー、やはり、「暮らしの実態に心を寄せてほしい」という声と合わせて、使い道の問題ですよね、財源活用事業、えー「この使い道に納得いかない」という声もたくさんいただいております。「ごみ袋は生活必需品なのに京都市のごみ袋は異常に高いと思います。しかもそのお金の一部で、2億5000万円を展望台建設に使うなど理解できません。16億円以上も貯めているなら値下げをしてほしい」という声がありました。それから「市民は家計を節約し必死でやりくりしています。京都市がこの10年間に、市民の払ったごみ袋代を16.7億円(H27年度末)も積み上げているという事実を知ったら多くの方が怒るのではないでしょうか」、こういう声もありました。で、あの、展望台、南部クリーンセンターへの展望台建設についてはですね、そのー、ま、財源として、このごみ袋代が使われるっていうお話を知るとですね、かなり驚かれる方がたくさんおられます。で、そういう点でも、あの納得されていない方が、たくさんおられると。で、あらためてこの委員会質疑を見ていただいた方からですね、こういう意見が寄せられていることについては、どう受け止めておられますでしょうか。

(→下間・環境企画部長)はい、あのー、有料指定袋制度の目的ですね、これはあのー、まああの、以前からご説明をさしていただいておりますけれども、ま、市民や事業者、NPO、学識経験者等で、ご参画によります、えー「廃棄物減量等審議会」の答申にもございますように、ま、大きく言えば、「ごみの減量の促進」「費用負担の公平化」、そしてそれを通じて、「持続可能な循環型社会、低炭素社会」を、まあ、構築することであると、いうことはあのご説明さしていただいたとおりでございます。ま、制度導入時の、市会の決議にもですね、「有料指定袋制は、京都議定書誕生地である京都市として、脱温暖化社会、循環型社会の形成に向けて有効な手段である」と、ま、こううたわれているところでございます。えー、この制度の導入以来ですね、市民・事業者の皆様の、ご理解ご協力によりまして、家庭ごみが、導入前の4分の3にまで大幅に減量し、ま、さらに、ごみの収集運搬経費だけでも年間40億円のコスト削減がはかられてると、いうことでございます。またあのー私たちの、くらしの身近にある、誰もが取り組みやすいこういうごみの減量ということを通じて、環境への意識ですね、の向上、あるいはライフスタイルの転換、こうしたこともまあ、あの進んできたのではないかというふうに考えてるところでございます。ま、今後さらに、えー有料化財源を有効に、まあ活用して、えーごみの減量、リサイクルの推進等の取り組みを加速していくと、で、そのことが、えーまたご議論にもありましたけれども、えー京都市のもつ唯一の最終処分地を、ま、少しでも長く、大切に使うと、いうことにも、ま、つながると、いうふうに考えてるところでございます。

◆やまね/えー最後にですね、ごみ有料化には賛成という方の、えー、方からもご意見をいただいておりますので紹介をしたいと思います。えー、市民、まあいま言っていただいたようなことですが、「市民の責任を問い意識を持つためにごみ袋が有料なのはいいのですが、それにしても45ℓ1枚が45円というのは高すぎると思います」と、こういう声がありました。それから、「コスト削減コスト削減と言いながら、市民にはこんなに高いコストを押しつけるのはおかしい」、こういう声もいただいております。「高いごみ袋代のお金で必要ない展望台を造ろうというのは困ったこと。無駄なハコモノはもうやめてほしい」、こういう声もいただきました。で、家庭ごみが有料化されてから10年。市議会にもこういう形でいま、請願が出されて、私どももですね、有料化財源のあり方、それから家庭ごみだけでなく事業ごみをもっと減らせばですね、えー減量目標達成の展望もさらに開けてくるのではないかと、こういう議論もさせていただいておりますが、えー本日もあらためて、えー市民のみなさんの声紹介させていただいたんですけども、請願を出された右京区・伏見区のみなさんからは、その後署名も追加で提出をされておりまして、提出時の2倍を超える署名も提出されております。ぜひ、この声を、受け止めていただきたいと、申し上げて終わりたいと思います。

(→下間・環境企画部長)はい、あのー有料指定袋制の、まあ導入に、えーもとづく、まあゆう、えー、節減できた一般財源ですね、ま、これにつきましては、あの、そのまま一般財源としてですね、つまり、えー、使途を特定しない一般財源としておくのではなくて、基金に積み立てて、そしてこの基金を通じて、使途を明確にして、効果的に、えー活用すると、このことによって、ごみの減量、リサイクルの推進、まちの美化の推進、さらには地球温暖化対策、をはかっていくと、いうことを、これまで市民の皆様の合意形成をはかり、市会の議決を得て、自治体としての意思決定を重ねたうえで、ま、行っておりまして、ま、今後とも、行っていく、しっかりと行っていくことが必要だと、いうふうに考えております。そしてこのことは、持続可能な低炭素社会、循環型社会、これの構築につながっていると、いうことを、ご理解いただけるようにですね、今後とも私どももしっかりと、説明責任を果たしていきたい、このように考えております。

2016年12月2日【くらし環境委】環境政策局/請願審査「家庭ごみ袋代の値下げ」

(更新日:2016年12月03日)