活動日誌

伏見の酒蔵ミニチュア作品の常設展示を(2015年10月22日/くらし環境委・文化市民局・やまね)

http://youtu.be/wJ_WL1FQtlE?t=1m

◆やまね/よろしくお願いします。私ですね、昨日の京都新聞でも報道されていることなんですけれども、昨年12月のくらし環境委員会で陳情審査もおこなわれました、伏見桃山城運動公園内のお城に、伏見の酒蔵の町並みを再現したミニチュア作品が残されておったと。耐震構造の問題でお城が閉鎖をされて、長年その作品が眠ったままになっていたため、市民の方から「酒蔵の町並みを再現した貴重な作品を多くの市民の目にふれる場所で常設展示を」との陳情が昨年ありまして、昨年12月のくらし環境委員会で自民党・しげ議員も「これはもう伏見区役所に置いたらええのちゃうか」と後押しをいただいていた件でございます。

この10月8日からですね、伏見区役所西側の上下水道局南部営業所のショーウィンドウで期間限定での公開が始まりました。地元のみなさんもですね、自分たちの声を京都市が受け止めてくれた、要望が前進したということで、大変喜んでおられたことをまずお伝えしたいと思います。作品を作られたミニチュア作家の内山正一さんも「ずっと眠ったままになっていた作品が日の目を見て大変嬉しい」と語っておられました。昨日の京都新聞でも報道されているとおりであります。

そこでですね、作品を所管されているスポーツ振興室で、最初にお話がいったのが伏見区役所と、今回実際展示をしてただいたのは上下水道局ということでですね、いろんな部局をまたがって連携していただいた結果なわけですけれども、この間努力された中身ですとか経過について、市民のみなさんも大変関心を持っておられますので、簡単でけっこうですので、ぜひご報告いただけますでしょうか。

(→松田市民スポーツ振興室長)はい、あの、ただいまございました伏見桃山状のキャッスルランドのお城の中にありました、伏見の酒蔵のミニチュア模型、あの内山正一さんというミニチュア模型の作家の方が作られて、まあ当時キャッスルランドが開園してる時に、まあお城の中で展示がされてたということでございます。

えーその後京都市のほうにお城のほうの譲渡がございまして、えーその酒蔵につきましては、貸出等という実績もあるんですが、まあ基本的にはお城の中で、保存されておったというような状況でございまして、まあ今もご指摘ございました、また昨年も当委員会の中で陳情もございまして、活用の部分につきまして、まあこの間伏見区役所さんのほうとも協議をしながら話をしてございました。えーただしちょっと区役所さんのほうのスペースにつきましても、まあスペース上の問題とか、管理上の問題もあるということで、えーちょっと若干時間もかかっておったんですが、区役所さんのほうのあっせん協力という部分もございまして、ちょうどこの春に開所致しました伏見区役所の西側のもう正面に、上下水道局さんの南部営業所というのが新しく建てられました。まあその正面、道路に面してですけれど、展示ギャラリーという部分も併設をされましたので、まあちょうどその場所が活用できるということで、今回まあ3カ月間というような予定ではございますけれど、その模型の陳列という形に至ったところでございます。

◆やまね/はい、ありがとうございます。伏見区役所のですね、1階にはそれこそ伏見のお酒が展示されているコーナーもありますし、それから京都市で制定された「日本酒乾杯条例」、これ「条例の目的」で「本市の伝統産業である清酒による乾杯の習慣を広めることにより,清酒の普及を通した日本文化への理解の促進に寄与することを目的とする」と、「本市の役割」としては「清酒の普及の促進に必要な措置を講じるよう努めるものとする」とありますし、「市民の協力」という項目には「本市及び事業者が行う清酒の普及の促進に関する取組に協力するよう努めるものとする」と、こう書いてあります。

で、私はこの作品というのは、この条例の趣旨にもつながる、京都・伏見の歴史を発信することのできるものだと思うんですけれども、いまお話がありましたようにですね、作品の公開が期間限定で3カ月間ということでですね、12月末までしか決まってないということで、このままいけばですね、3カ月たったらまた見られなくなってしまうということなんですけど、市民の方はですね、やはり「常設展示」をと、求めておられますので、現状としてはその後の展望はどうなるのか、教えていただけますでしょうか。

(→松田市民スポーツ振興室長)えーただいまありましたように、現時点で、えーその後という分についてはまだ決まってないというところでございます。あの、ま、区役所さんのほうも、当然気にはしていただいているという部分もございますが、まあ、あの基本的に区役所さんのほうでは期間、1週間2週間の展示やらという事例はあるみたいなんですが、なかなか常設というのも、ええまあ管理上の問題等も含めて課題があるというふうにお聞きしてございます。

あの、かといって伏見の酒蔵というような部分もございますので、伏見の中で、どっか展示できるような場所につきましては、今後も私どものほうも、ちょっと検討していきたいなというふうには考えてございますのと、あとまあ今回この実際市民の方々に見ていただくことによって、あの製作者さんのほうともお話しはさしていただいておるんですけれども、あの「うちでこういうのを展示したい」とか、そういった希望があれば、そういった部分への貸し出しとか、そういった部分も検討はしてまいりたいなというふうには考えてございます。

◆やまね/ありがとうございます。あのいろんな可能性を探ってはいただいていると思うんですね。現在、作者の内山正一さん、陳情者の市民のみなさんも、どこか新しい展示場所がないかということで探しておられるんですけれども、まだ見つからないのが現状であります。で、あのここはちょっと一般論として聞きたいんですけれども、たとえばですね、文化財ですとか、美術品、伝統工芸品なんかの作品、保存、管理、あるいは展示などはですね、文化市民局のどこが担当されているのか。教えていただけますでしょうか。

(→松田市民スポーツ振興室長)あの、いろいろとそういった部分のものによって違いはございます。あのまあ歴史的な分とか文化財的なものにつきましては、歴史資料館さんとか、文化財保護課さんのほうの管理の考古資料館さんとかございましたり、美術工芸品につきましては美術館とかいうものもございます。こういう民芸品という部分につきましてのちょっと取扱いについては、まああのはっきりしない部分もあるんですが、いま私どもスポーツ振興室におきましては、まあ伏見の桃山城の運動公園の管理の一環のなかで、まあ伏見桃山城の管理も含めてさしていただいて、まあその中に、近鉄さんが残していかれたものやということで今私どものほうで管理をさしていただいてございますので、えーまあ今後、いろいろな活用の部分につきましては、まあ関係部署とも連携をとりながら、対応ははかってまいりたいなというふうに考えてございます。

◆やまね/はい、あの今おっしゃっていただいたようにですね、あの私最初不思議に思ったのは、こういう作品がなぜスポーツ振興室で担当されているのかと、最初事情がわからなかったもんですから、いろいろ教えていただいたんですけども、そうすると今言われたように、この酒蔵のミニチュア作品というのは、ミニチュア作家の内山正一さんが20年前に、近鉄の伏見桃山城キャッスルランドから依頼されて製作をされて、で、2003年の遊園地閉鎖にともなってですね、作品がお城と一緒に京都市に譲渡されたと。で、そういうなかで、伏見桃山城運動公園ということで、その中にあるということで、いまスポーツ振興室が担当されているというお話をうかがいました。

で、たとえばですね、いま伏見区では昔ながらの酒蔵がどんどんどんどん減ってしまって、その跡地に次々とマンションですとか、大型店ができてくると、いうことで町並みが壊れていくことに大変あの、京都・伏見を愛するみなさんからも、心配の声が寄せられております。だからこそこの作品がですね、京都・伏見の歴史・文化を伝える市民の財産だと思いますし、学術的にも非常に貴重なものであります。京都新聞がこういう形で取り上げたのも意味があることだと思うんです。で、スポーツ振興室に大変ご尽力いただいてるわけですけれども、やはり私は、スポーツ振興室というのは、その名のとおりですね、スポーツの振興、あるいは、そういう環境整備というのが、本来の仕事であると思うんです。ですから、この作品の性格からいって、やはりその活用を考えるにふさわしい部署に、ぜひ所管を移すべきではないかと。文化市民局をあげてぜひ努力いただきたい、最後にその点だけ、ご見解を聞かせていただけますか。

(→松田市民スポーツ振興室長)あのーまあ今ご意見ございましたように、伏見桃山城の中にはこれ以外のものもございまして、えーまあこの間、先ほどの歴史資料館さんとか文化財保護課さんのほうに、まあ活用できるものにつきましては今移管作業等々整備をさしていただいております。ただしこのちょっと民芸品というものにつきましての取り扱いについては、えーまあ、ちょっとまだどういう形がいいのかという部分の課題もございまして、まあいま現状になっているようなところでございます。ま、先ほども申し上げましたように、まあ、関係部署等と連携をしながら、あの、有効な利用ができるような、えー内容を検討してまいりたいなというふうには考えてございます。

◆やまね/今回ですねまあそういう意味で区役所さんや水道局さんも連携をしていただいて、限定公開していただいたってのはやはりその価値をですね一定認めていただいたからだと思うんですね。やはり過去に、京都市に譲渡された際に、えーそれをちゃんと所管を移して保存管理していくという対象からはもれたかもしれませんけど、今回市民のみなさんからそういう陳情が出されて、こういう形で公開が実現して、京都新聞でも報道されている、まあそういう作品ですので、ぜひ引き続き検討を求めて、終わります。

2015年10月22日【くらし環境委】文化市民局:一般質問「伏見の酒蔵ミニチュア展示について」

(更新日:2015年10月26日)

京都市の青少年政策でブラック企業問題の位置づけを高めるべき(2015年10月22日/くらし環境委・文化市民局・やまね)

京都市の青少年政策「はばたけ未来へ!京都市ユースアクションプラン」の行動計画が見直しの時期になり、あらためてパブリックコメント(市民意見募集)が実施されます。ブラック企業対策の位置づけ強化や、青少年が気軽に文化・スポーツ施設を利用できる料金の設定、意見募集にあたっての提案など、委員会質疑で取り上げました。

http://youtu.be/4hiSoNa29PA?t=1h40m21s

◆やまね/よろしくお願いします。まずこのプランの冒頭部分のところでですね、「将来に夢と希望を持ち、生きる力を身につけ」、そして「課題に直面する青少年の状況に応じた総合的な支援」ということがあるんですけども、私、若者の夢と希望を奪っているものにブラック企業、ブラックバイトの問題があると思うんです。で、あの学生の保護者世帯も実質賃金が低くなって、若者・学生自身に経済的負担がのしかかってきていると。高い学費も深刻でありますし、それを自力で稼ごうと思ったら「ブラックなバイト先でもやめられない」となりますし、「就職活動をがんばってなんとか正規の仕事についたけれども、就職先がブラックで将来に展望を見出せず早期退職」という若者も増えております。で、本会議のですね、答弁のなかでも「ブラック企業はゆるさない」と京都市の決意も答弁もありました。このアクションプランのなかでも「社会問題となっているブラック企業等にも対応できるように」と書かれてありますので、まずですね、このプランに盛り込まれているブラック企業問題での対策や考えを聞かせていただきたいっていうことと、私はその位置付けをさらに高めるべきではないかと、「京都市はブラック企業をゆるさない」「若者を守る」っていうことを、こういう青少年の分野の政策のなかで発信するべきではないかと思うんですけども、その点いかがでしょうか。

(→松森勤労福祉青少年担当部長)えーいまあの先生からもお話ございましたように、あの今回の本会議でも、ブラック企業の課題についてのご質問ございました。やはりあの、ブラック企業あるいはブラックバイトと呼ばれる仕事については、賃金の不払い残業の問題とか、過重労働等そういったことをおこなわせると、いうことで、若者の未来を奪いかねない、許されない行為であると、いうふうに私どもも認識しております。で、あの、具体的にまあいろんな相談をお受けするというのは、市のほうでは直接の窓口は設けてませんけれども、京都労働局、あるいは京都府のほうで、市内9カ所に窓口が設置されてるということ、あるいはあの、労働局のほうが、基準法に違反する事業所等については、厳しく指導していくと、いうふうなこともございます。それからあの、私どもが担当しているところで、京都労働学校というところ、あのまあ運営をしているんですけれども、ま、そういったところでも、働く方々に、労働法とか労働保険、労働判例、まあそういったことの講座を設けて取り組みもしておりますし、勤労者の情報システムというのも、あの整備をしてるんですけれども、こちらのほうでも働くときの、まあ基本的な事柄とか、あるいは困った時の相談窓口とか、そういったところがどんな箇所があるかと、いうふうなことについて、取り組みがされてると。また、あの、産業観光局のほうで、ブラックバイトの防止に向けた啓発動画、こちらのほうを今後作成をされると、これはあの大学と連携して作成をされると、いうふうなことも聞いています。まああの、そういったさまざまな取り組みをしてですね、若い方々が、働く際に、そういったところへの対応についてしっかりと取り組みをしていきたいと、いうふうに考えています。

◆やまね/ぜひ連携を深めていただいて、さらに強化をしていただきたいと思います。それからあの、「青少年の市政参加促進」ですとかですね、先ほど富議員(自民党)も言われました「地域コミュニティ」、地域の防災や町内会、商店街への参加促進ということなんですけども、他にも実際の就職につながったりとか、こういう活動というのは大変意義のあることだと私も思うんですが、同時に、青少年の育成という時にですね、生きる力、豊かな感性を磨いていくということを考えますと、もちろんそういう地域に、あるいは「何か成果に結びつく」ということと合わせて、私は、青少年が、たとえば音楽ですとか、スポーツですとか、芸術や京都の伝統産業に、いかに気軽にふれることができるかと、そういう環境をいかにつくるかが大事ではないかと思うんですが、そこでアクションプランのなかではですね、青少年の定義を「13歳~30歳」というふうに位置づけておられると思うんですけども、この背景というか、考え方なんかは、どういうふうに考えたらいいでしょうか。

(→松森勤労福祉青少年担当部長)青少年のまあ年齢の関係でございますが、あの私どもは、いわゆるその学童期、これ小学校、学童期なんですが、それから、要するにあの中学校からですね、中学校から青年期、ここまでの方々を、青少年というふうにあの位置づけて、これまでから取り組んでいます。ですからあの中学1年生から30歳まで、ということで、ま、国のほうもあの、青年期というのは18歳から30歳までぐらいを、あの青年期というふうに呼んでおりますので、私どもとしては、まああの、青少年活動センター等の利用も含めてですね、さまざまな施策を展開するのに、中学生から30歳までと、いうふうな形で、これまでから取り組んできております。

◆やまね/ということは京都市行政における青少年の位置付けとしては、まあ30歳までと、いうことでよろしいかと思いますが、ということで、そうしますとね、たとえば、宝ヶ池の新しいその改修するというか体育館の料金設定なんかもですね、ぜひそういう基準で、考えていただけないかというふうに思うんです。で、たとえば私ども共産党の予算要求への回答のなかでも「中学生は」というような、割引というか低料金の話はあったんですけども、やはりいま言われたように京都市として13歳から30歳を青少年ということで考えておられるのであればですね、30歳までは低料金で文化施設・スポーツ施設を利用できるようにするべきではないかと。で、それがですね、このアクションプランを、進めていくうえで、いろんな活動を進めていくうえで、より実効性のあるものにすると思うんですけども、その点はいかがでしょうか。

(→松森勤労福祉青少年担当部長)えとあの、市のいろんな施設の料金設定のおたずねでございます。であの、私どもあの、7つの青少年活動センターを所管しておりますけれども、料金区分で言いますと、22歳までの方、これはまあ大学生層までについては無料、それから22歳から30歳までの方については、あの一般料金の半額を頂戴すると、いうふうな形で、料金設定をさしていただいています。ですからあの、中学生、あるいは高校生、あるいは大学生層、ま、そういったところについては、あの、ま、施設の趣旨を踏まえた形で、そういう料金設定をさしていただいていると、いうふうなことでございますので、まああの、いろんな施設がございますが、それぞれの施設の、まあゆうたら位置づけ、まあそういったことも含めてですね、まあ料金設定がきちんとされるべきではないかと、いうふうに私どもは考えております。

◆やまね/ぜひ利用しやすいようなものを引き続き考えていただきたいと思います。最後にもう一点だけなんですが、あの、市民意見募集、パブコメをされるということなんですが、リーフレットのですね、配布場所ということで、「市役所本所」「各区役所・支所」「各青少年活動センター」、他の方法として「ホームページに掲載」と、いうことが書かれてあるんですけど、パブコメっていうことで、全世代、幅広い市民から声を聞くっていうのは、もちろん私どもも大事だと思っていますが、同時に、やはりこの若者の一番近いところにおられる学校のですね、教職員のみなさん、それから学生・若者自身が「行政にどんな支援を求めたいか」というこの意見を寄せてもらうことで、より実効性のある取り組みとなるんじゃないかと思いますので、たとえばこのアクションプランのなかにも「教育機関との連携」ということも言われていますので、中学・高校・大学・専門学校などですね、こういう教育機関にもリーフレットを配布して、ぜひ意見を寄せてほしいという、こういう取り組みなんかはできないものでしょうか。

(→松森勤労福祉青少年担当部長)ええとリーフレット、要は意見募集の対象の件でございます。であの、いまのところですね、市内の中学校、高等学校等まで広げることは考えておりませんけれども、私ども一つはあの、青少年の先ほど申し上げたように、活動センターが若い世代が通うところでもございます。またあの、この委員会でご説明さしていただいた後ですね、11月くらいを目途に、大学のほうへ出向いてですね、ええとモニター、指定モニターというのを私ども、青少年モニターというのを取り組んでるんですけれども、大学のほうのゼミの学生さんたちに、こうした取り組みについてのご意見をいただくような場も作っていきたいと、いうふうに考えておりますので、まあさまざまな若い世代を中心に、このパブリックコメントに対する意見を頂戴してまいりたいというふうに考えております。

2015年10月22日【くらし環境委】文化市民局:理事者報告「はばたけ未来へ!京都市ユースアクションプラン 行動計画の見直し案の市民意見募集について」への質問

(更新日:2015年10月25日)

伏見区南浜地域の合流式下水道の改善を(2015年10月13日/決算特別委・上下水同局・やまね)

◆やまね/よろしくお願いいたします。私は、えー今日はですね、あの「合流式下水道」の問題についてお尋ねをしたいと思っております。で、あのー合流式下水道では、あの雨が降ると一時的に、えー流れ込む水の量が急激に増えて、大雨の初期の時期にはですね、下水管内にたまっていた、えー汚物が下水に混ざるために水質の悪い水が放流される場合があるということなんですけれども、京都市のホームページを拝見しますと、平成23年3月の時点で、えー京都市の整備区域の約4割が合流式下水道によって整備されていると。それで、ほかの都市と比べても、京都市の合流区域面積の占める割合がですね、大きい比率というふうにあったんですけれども、これは、現在も基本的には同じような状況なんでしょうか。

(→西野・下水道部担当部長)はい、えーとただ今の御質問でございますが、えーと、あのー京都市の、えー合流式の区域の面積でございます。あの今、議員御指摘いただきましたように、えー下水道の整備区域、約1万6000haございますうちの40%が、えー合流式の下水道の区域でございまして、面積にいたしまして約6000haが合流式の区域でございます。以上でございます。

◆やまね/そこでですね、えー現在行っている対策についてもお聞きしたいんですけれども、そのま、目標や進捗状況も教えてほしいんですが、あのー全体的には、平成35年を目標に対策をされているとお聞きをしまして、で、その節目に平成29年度となっていると思うんですが。例えば、雨水吐き改善率が、平成24年度で49.6%だったものを、これは、平成29年度には100%達成すると。それから、合流式下水道の改善率については、平成24年度末で39%だったものを平成29年度には66.2%まで持っていくということだったと思うんですけれども、ま、その目標の、えー進捗状況などを教えていただきたいんですが。

 

で、あのこの合流式下水道改善率については平成29年度で66.2%ということでありますから、それでもまだ残る地域があるということで、ま、その点でどういう地域から今行っているのか、その点も教えていただけますでしょうか。

(→西野・下水道部担当部長)えーと、ただ今の、えー進捗状況ということでございますけれども、えーまず、平成26年度の実績でございます。こちらにつきましては、えーっとあの、えー合流式下水道の改善率につきましては43.5%ということでいたしております。で、あのー平成27年度におきましてはですね、あのーえっとこれはいま現在の予定でございますけれども、61.3%になる予定ということで、現在あの事業を進めているところでございます。

で、あのー、ま、今後の、まああの進める場所ということでございますけれども、引き続きですね、あのー、ま、伏見地区の合流改善ということ、それと東山地区で、えーと、まあそうですね、あのー、ま、旧来あのー、合流式の、ま、区域と申しますのは市内中心部、それと伏見の、ま、えー、ま、旧来から旧市街地という所であのー整備を進めておりましたので、そこらを重点的にあのー整備を進めていくということで考えております。以上です。

◆やまね/えーそこでですね、あのーま、京都市では、基本的にはそのー、ま、分流式へ移行するということでなくて、合流式の今の下での改善ということで目指しておられると思うんですけど、やはりこの理由としては、コストの問題というのがやはり大きいのか、それ以外にも、もし理由があれば教えていただけますか。

(→西野・下水道部担当部長)えっとただ今の御質問でございます。あのま、コストの問題と言うよりはですね、あのー、ま、合流式の下水道を、ま、仮に分流化をするというふうな場合におきましては、あのー家の中の配水設備というものの改造ということがまず必要になってまいります。そうなりますと、市民の方の負担というものが非常に多くなってくるということも考えられますので、えー現在はですね、あのー、え、ま、合流式のまああります下水道の方からですね、あのーいわゆる河川の方へ出て行く、まあそういう雨天時の下水の量を極力減らす。で、それと、吐き口の方の対策といたしまして、えー雨の降り始めに、あのー排出をされやすいごみを、えー、ま、吐き口から出て行かない対策という、この二つをあの主にやっているところでございます。以上です。

(→出口・上下水道局技術長)はい、あのー京都市の合流式下水道の改善につきましては昭和61年度から始めております。えーそのときには、えーどうしてこういう方式を採ったかということでございますけども、やはりあの、えー完全に分流にしますと、今、合流式ですと下水の管は1本ですけども、更にですね、もう1本同じ場所に管を入れる必要があるということでやはり事業費の面も非常に掛かります。それと、あと、西野部長が言いましたように、各家庭につきまして、今あの、一つの場所から取付管を、えー通して下水管へ流れておりますけども、この辺について全てですね、汚水と雨水を分離していただく必要がございますので、京都の事情を考えますとやはり、今やっている方式が適当ではないかということで昭和61年度から今の方式でやっております。

◆やまね/ありがとうございます。分かりました。で、まああの市民の御家庭の負担ですとかコストも大変掛かるということなんですけど、例えばですね、その京都市の全てを分流式に変えることは難しくても、例えば、よく水につかってしまう地域ですとか、特に苦情が寄せられている地域とか、景観上重要な所でありますとか、水辺をですね、人がよく歩いている地域なんかですね、その重点箇所を絞って分流式へ改善するという、なかなかそういうことも難しいということなんでしょうか。

(→西野・下水道部担当部長)あのー今の御指摘いただきました、あのー分流化でございますけれども、あのま、全部が全部ということではあのーございません。あのー、えー例えばですね、大規模な、えーまあ、市街地を一から造り直すような再開発ですとか土地区画整理事業ということで、あのー大規模にも町並みを一から造り直すというふうな案件が、仮に、ま、あの今おっしゃいましたような所で出てきました場合につきましてはですね、地域の特性等ですね、例えばその、えー雨水を直接河川の方に放流できるようになるとか確保できるとか、あのそういう風なことがございますけれども、そういう風なことが分流化ということに関して合致した場合におきましては、えーまああの、そういう指導なり、我々サイドとしてはそういう対策ということをやっていきたいというふうに考えております。以上です。

◆やまね/えーまあ大規模に、えーそういう都市計画と言いますか、大きな変更がある場合にはそういう可能性もあるということなんですけれども。そこで、もう少しお聞きしたいんですけど、その、合流式で一番やはり困るのはですね、先ほども冒頭に言いましたように、例えば、にわか雨なんかで増水をしたときに汚物が一番最初に出てきてしまうということだと思うんですけど、全部流れ切ってしまったらまだちょっと違うのかもしれないんですけど、トイレの紙なんかが残ってしまうと、そういうこともあると聞いております。例えば、南区や下京区では、スクリーンや幹線を整備すれば汚物は減るということを言われていたんだけれども、依然として大雨が降った場合にはですね、汚物が流れていくという実態があるという話を聞きました。でーあの、住宅街の真ん中を流れている川でですね、においも非常に残るということで、京都府も親水公園を造れない状況にあるということを聞いておるんですけど、こういう所についてですね、ま、今後、更にどういう努力をされていくのか、もしお考えがあればお聞かせいただけますか。

(→出口・上下水道局技術長)合流式の改善につきましては、えー三つの目標がございまして、一つはあの、分流式下水道で整備した並みの水質にするということ。それから、えー年間、京都では大体100日ぐらい雨が降りますけども、そのうちの、えー雨水吐き口から出る、えー排水を半分にすることを目標にしております。それから、もう一つが、今おっしゃいました、その吐き口から出るごみ等ですね、これが出ないようにするということで、えースクリーンを付けたり、あるいはあの、無動力で水流の原理を用いまして出ないようにする方式を採ってやっております。この吐き口からの対策につきましては、えー今年度で経営プランを前倒しをしまして27年度で100%完了する予定となっております。以上です。

◆やまね/えーあとですね、えー私の地元の伏見区の問題もお聞きしたいんですけども、18号台風で水がついた伏見区南浜中書島近辺のお話なんですが、ここはやはり、大雨のときは宇治川の水門を閉めることもありますので、一定時間水がですね、たまる可能性のある場所でして、水が常に流れて行く、増水しても流れて行く場所とは違ってですね、その場所に水が一定とどまってしまう可能性がある所なので少し違う事情もあると思うんですが。そこであのー、この伏見区の南浜中書島地域というのは、十石船の流れる濠川沿いなどはですね、たくさんの方が観光に訪れる地域でもありますし、普段から住民の皆さんが川沿いを散歩されたりとか、そういう地域でもありますので、やはり、観光都市としてですね、気持ち良く、そういった皆さんに歩いていただくと言いますか、きれいな水辺環境をつくっていくということで、市の責任でこういう地域も更なる対策を是非とも検討していただきたいというふうに思うんですけれども、えーいかがでしょうか。

(→出口・上下水道局技術長)伏見区の宇治川の派流、濠川につきましてはですね、えー吐き口があるということで過去から対策をしております。えー当時、一番最初にはあのー、においが出るということで、前にビニールのカーテンですか、をしたり、そういうことから始めまして、今、吐き口についても、えー先ほど申しましたように、濠川、それから、派流につきましても、吐き口の対策については100%完了することを目標に予定しております。以上です。

◆やまね/えーまあ最後にもう1点だけお聞きしたいと思います。水害対策の面で言いますと、宇治川の水門が国土交通省、それから、琵琶湖疏水が京都市の疏水事務所、それから、排水機場が京都市の建設局ですとかいろんな部局が絡んでくると思いますが、えー雨に強いまちづくりという点で、上下水道局としてですね、他局や京都府、国等、どうこれから連携していくか、その辺りの決意を最後にお聞かせいただけますでしょうか。

(→出口・上下水道局技術長)伏見地区の浸水対策についてでございます。平成25年の台風のときにもですね、えー上下水道局のポンプ場、あるいは上下水道局の疏水事務所、それから国の排水機場もございますので、そことは連携を取りながら、えー、えー、大変な大雨ではございましたけども、浸水の被害を最小限にとどめるということで対応しております。今後につきましても、えー当然、ハードの施設を持った所を中心にはなりますけども、雨に強いまちづくりということで、ソフトの、土のうを積むと、そういう対策も含めて、えー京都市全局挙げて浸水対策に取り組んでまいりたいと考えております。以上です。

2015年10月13日【決算特別委・第3分科会】水道局/合流式下水道の改善について

(更新日:2015年10月13日)

藤ノ森小南の水道局跡地を地域のために活用を(2015年10月9日/決算委・上下水道局・やまね)

http://www.ustream.tv/recorded/75104484

◆やまね/よろしくお願い致します。私は先ほどもありました、上下水道局の営業所統合にともなう跡地活用についてお聞きしたいと思います。まずですね、昨年10月の決算特別委、それから今年3月の予算特別委の議事録を拝見しまして、今年春にオープンしました伏見区の南部営業所について、局の答弁の中では、「地域の防災拠点」と、そして「区役所との連携、市民のニーズ、様々な情報を把握していく」というような、ことが言われていたと思います。昨日からはですね、その南部営業所の玄関のウインドウ・展示スペースのところに、伏見区の歴史を伝える、酒蔵の町並みを再現したミニチュア展示も期間限定で始まりまして、これも市民のみなさんの要望にこたえたものだと聞いております。水道局のですね、営業所というのは、これまでもこれからも、ライフラインを守る日常業務はもちろん、公共の施設として、防災をはじめ地域ではたす役割も大きいと私も感じているところなんですが、そこでお聞きしたいんですが、春に南部営業所がオープンしてから、地域のみなさんから出されている声ですとか、ご意見・ご要望、そういう声を、少しでもつかんでいるものがあれば、ご紹介いただけますでしょうか。

(→垣野お客さまサービス推進室長)はい、先生いまもお話しのとおり、今年の5月の7日の日に旧九条営業所、それと伏見営業所を統合再編いたしまして、南部営業所を開所させていただきました。いまのところ大きな混乱等もなく、業務のほうをおこなっております。で、いまのところ南部の営業所に関しましては、伏見区役所のほうに、隣接しておりますので便利になったとのご意見を多数寄せられております。以上でございます。

◆やまね/やはりくらしの身近なところに、公共施設があるというのは本当にありがたいことだと思います。そこで、旧営業所の跡地についてもお聞きしたいと思います。先ほど民主党の山本議員からも質問がありまして、その答弁のなかでもあったんですけども、いくつかポイントがあったと思うんですけれども、これちょっと確認したいんですが、まず所管はいま水道局だと、それから現在のところはその施設、旧営業所については使用していないと、それから、今後の計画については、京都市全体として調整をしていくと、こういうお話があったと思うんですけれども、間違いなかったでしょうか。

(→廣瀬総務部担当部長)先生のご質問でございますけれども、所管がどこかということでございますけども、現在は水道事業会計の所管となっております。それから使用の状況でございますけれども、現状は何かの用途に使用しているということではございません。それから、今後の活用についてでありますけれども、水道事業会計の用地、並びに建物ではございますけれども、非常に京都市の資産としては貴重なものであるというふうには考えておりますので、京都市総体として今後の活用の方法を各局と調整しながら考えていきたいと考えております。

◆やまね/はい、ありがとうございます。で、そこでですね、もう少しお聞きしたいんですが、平成26年6月9日、昨年のことでありますけれども、地元・藤ノ森学区の自治連合会会長さん、それから社会福祉協議会会長さんの連名で、この上下水道局伏見営業所跡地活用についての「要望書」が、水道局長あてに提出をされております。この要望書の中身について、そして、この要望書の中身を水道局はどう受け止められたか、教えていただけますでしょうか。

(→廣瀬総務部担当部長)昨年の6月9日でございますけれども、藤ノ森学区の自治連合会と、それから藤ノ森学区社会福祉協議会の連名による要望書を頂戴しております。要望書の内容としまして、児童館やコミュニティセンター、またはボランティア活動を育てる拠点等が地域で不足しているということで、伏見営業所の跡地を、子どもと大人の居場所づくり、多世代ふれあいセンターとして活用してほしいという内容でございますが、ま、このような趣旨も踏まえて、今後、活用のほうを考えていきたいと考えております。

◆やまね/この要望書の趣旨も踏まえてというお話がありました。大変大事なことだと思います。平成26年9月27日には、藤ノ森学区の「ワークショップ」というのが開催をされておりまして、この地域のまちづくりについて、大変活発な議論がおこなわれております。で、どんな声が出ていたかということですけれども、いまもお話がありましたように、たとえばですね「学区民が無料で使える場所、集会所など集まる場所がない。子どもたちが遊べる場所がない。人口密集地域のため、それにふさわしい公共空間を残すべき。水道局跡地は小学校の隣で大変良い場所だ」という声がありましたし、「とにかく広くて人が集まれる場所、子どもたちが集まれる図書館や児童館がほしい」、こういう声もありました。子育てをされている方からは「子育て支援、広いフラットな部屋、雨でも集まれる場所がほしい。つどいの広場(小学校近くにある乳幼児を対象としたもの)がすぐいっぱいになるのでベビーカーを押して集える場所がない。保育園に入るまでの母子が気軽に集える場所がほしい」と、それから「お年寄りが一人暮らしでもさみしくない、集まっておしゃべりができる場所を。集まるところがあれば近所が助け合える。お年寄りも元気に過ごせる」と。地域のみなさんはこういう思いを持っておられます。ぜひともこういう地域の意向に沿ってですね、再利用をと思いますけれども、あらためていかがでしょうか。

(→廣瀬総務部担当部長)えー先ほど活用の方法を考えてまいりたいと申し上げましたが、上下水道局としてですね、水道事業会計の用地としてこれは保有しておりますけれども、ご存知のように先ほどご紹介いただきましたように、南部営業所のほうに移転をしております。で、南部営業所ももともと伏見保健所跡地を取得してですね、そしてあの建設したものでございますし、その際には水道事業会計の基金を取り崩したり、というような形で、えー逆にあの、現状で使用していない、元伏見営業所跡地については、その活用といいますか、これをどのような形で、あの、市として使っていくか、あの、市にどのような形でお渡ししていくかというようなことを、まず考えていくのが、ということで考えておると。私どものほうが直接、何かの施設に転用するということは、水道事業としては、考えておりません。

◆やまね/私重ねて強調したいのはですね、藤ノ森学区で、こういう声が出ているのはこれが初めてではないということなんです。過去には、伏見消防署がありました。それから消防学校もありました。で、この同じ藤ノ森学区にあった伏見消防署や消防学校が移転した際にもですね、その跡地活用というのが地域で大変話題になったんです。

たとえば平成19年、今からもう8年前のことですけれども、この時には、伏見消防署・消防学校跡地についてのアンケートを地域のみなさんが取り組まれて、700件を超える返信があったそうであります。そこではですね、「消防署跡地に図書館を」「消防学校跡地に子どもが走り回れる環境を。保育所や学童保育がほしい」とかですね、「地域センターがあれば近所づきあいも幅広くできる」ということですとか、「民間に売らないで市が管理し、市民のために低価格で利用できる施設をつくってほしい」、こういう声があります。まさに昨年ワークショップの中で、あるいは自治連合会や社協の会長さんが出された要望書のなかで言われたのと同じことがですね、8年前にもずっと言われていると。こういうずっと思いを持ちながら、この地域のみなさんは暮らしておられるということをですね、ぜひとも重く受け止めていただきたいと思うんです。

で、最後に申しますけれども、大事なことはそれだけではないと思っておりまして、たとえばこういう声もあります。「商店街の活性化を考えたい」「地域の拠点になるような場所がほしい。独居の方の見守り体制が気になるので、自分もできることがあれば手伝いたい」「災害が起こったとき、藤ノ森小の体育館だけではせまいのではないか」と、こういう声もありましたし、「施設ができればボランティアで協力したい」、こういう声もあります。まちづくり、防災、高齢者が元気に過ごせるように、自分も協力させてほしいと、こういう思いにあふれているというのも非常に重要だと私は思います。共に汗と言いますか、「共汗」ということがよく言われますけれども、ぜひこういう地域のみなさんと一緒になってですね、この財産を活用していただきたいというふうに思います。最後に一つお聞きしたいのはですね、活用計画がこれから調整するということなんですけど、その調整する際の出発点をですね、「活用計画が決まっていない」というところからではなくて、やはりこういう地元のみなさんの切実な声を受けて出発をぜひするべきではないかと。水道局として、こういう要望書が地域から出されておりますので、この要望書をしっかり受け止めていただいて、他の部局にも伝えていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。

(→水田管理者)伏見区は28万人の人口を抱える、非常に要望もたくさんある地域でございます。えー私自身が、先ほど先生がおっしゃいました平成19年に伏見区長4年目でございまして、多くの地域から様々な要望をうけたまわりまして、そしてそれを深草支所、本所、醍醐、この件ですと深草支所が中心になって要望をうけたまわり、また、様々な要望に関してはそれ以降もオール市役所として、区役所から市政協力委員のみなさん方からいただいた要望を、各区役所から各局との連携をはかりながら、その要望に対する結果をしっかりと出してきたという、そんな実績もこの8年間であるのではないかというふうに考えております。今回のご要望につきましても、深草支所とも十分連携をはかりながら、オール京都市として受け止めるべきの内容であろうかというふうに考えておりますので、あのまずは、京都市として、ここに、この施設が何が一番ふさわしいのかというのを、確かな判断をしてまいりたい、してまいることになろうかと、いうふうに考えております。以上でございます。

2015年10月9日【決算特別委・第3分科会】水道局質疑

(更新日:2015年10月10日)

交通不便地域の対策(藤城)、市バス南5系統の増便(稲荷・砂川)を求めました(2015年10月7日/決算委・交通局・やまね)

http://youtu.be/od7SnLVZgq4?t=20m

◆やまね/私は交通不便地域の対策について、質問させていただきます。今もですね、自民党の山本議員からもお話がありましたけれども、市バスがコミュニティ活性化と、それから高齢化対策、あるいは子育て支援という役割を持っているというのは、私も非常に同感でして、その立場で質問させていただきたいと思うんですが、これまでの議論、午前中からの質疑でもありましたけれども、モビリティ・マネジメントについてのお話がたくさんありました。実際に右京区、西京区、北区、伏見区などでの取り組みなんかも紹介されたんですが、これらはやはり市民のみなさんの切実な声を反映してのことだと思いますので、本当に重要な取り組みだと思うんです。さらなる改善とともにですね、継続的な運行ができるようにしなければいけないと思うんですけども、同時にですね、このモビリティ・マネジメント以外のところで、京都市内においてですね、どの地域が交通不便地域となっているのか。京都市として、そういう地域が具体的にどれくらいあると把握しておられるのか、聞かせていただけますでしょうか。

(→松本次長)はい、交通不便地域という言葉の定義ということもありましょうけども、我々が想定しております交通不便地域、先ほど午前中にも同様の答弁をしたかと思うんですけども、市バスが、自分の裁量で、たとえばダイヤを増便する、あるいは線を引く、そんなんができる地域であって、その交通の足が非常に必要だという地域と、もう一方は、我々市バスの走行が困難な地域もまたございます。それは道路事情、たとえば大型のバスが運行が困難でありますとか、あるいはそもそもお客様というか住民の方々が非常に少ないとかですね、ま、そういった地域のなかで、バスが必要と、これもまた交通不便地域とよく言われておるところでございます。で、その前者のほうは我々当然リサーチをしながら、いろいろとアンテナをはって、さまざまな取り組みもいま活動しているところでございますけども、後者のほうにつきましては、それはその地域の行政課題としてそれが上がってきたと、そういう時に我々が交通事業者として協議に参画するというスタンスでございますので、我々のほうでどの地域がそもそも交通不便地域なのかという考え方はしておりませんので、その点よろしくお願いしたいと思います。

◆やまね/あのーいまおっしゃられました市バスが困難な地域ということで、道路事情、それから住民が非常に少ないと、この二つをあげられたわけですけども、たとえばですね、私の地元の伏見区の藤城学区でありますが、ここはですね、住民のみなさんもたくさんいるわけですよ。道路もけしてせまいだけの道路でありません。しかしですね、この藤城学区というのは、JR藤森駅より東の地域はですね、まったく何もないと。市バスも走ってないし、何も公共交通がありません。大変坂道が多い広大な地域ですけれども、坂を一回上ってですね、それをまた下りて、さらに上がらないといけない地域もあるわけなんですね。隣接する桃山学区も非常にアップダウンのある地域なんですけども、こういう地域ではいま、「小型の循環バスを走らせてほしい」という声が非常に根強くあります。

で、声が出たところ、それからモビリティ・マネジメントということをおっしゃられるんですけれども、たとえばですね、藤城学区がそうだとは言いませんが、高齢化が進んでですね、自治会活動なんかもなかなか厳しくなってきている地域でですね、潜在的にはそういう要求が強くても、声がなかなか形にならない、難しい、そういう地域も当然あると、思うんです。高齢化が進む中で、市民の足を確保していくっていうことは、これ特別な話ではなくて、その地域で暮らすみなさんの生活を支えるうえで私は当然のことだと思うんですけども。たとえば高齢者だけではありません。先ほども言われましたように、たとえばこの藤城学区はですね、中学校が非常に遠いんです。ものすごい時間がかかる。暗い道を若い女性が帰っていくのを心配されている方もおられますし、子育てをされている方も苦労されているということで、やはりですね、どこに困っている人がいるのか、どんなことに困っているのか、京都市がしっかりニーズをつかむ必要があるのではないかと思うんですけども、やはり先ほどの話ですと、市バスが自分の裁量でできる地域というのが、京都市の中では交通不便地域ということで位置づけておられるということで、それ以外の地域についてはどういうニーズがあるかというのは、取り組みはされてないんでしょうか。

(→松本次長)あの私先ほど申しました、市バスが我々の独自の判断といいましょうか、路線・ダイヤの考えられる地域と、そうでない地域があるのは事実でございます。で、あの例えば、そもそも大型バス我々が走行してますものが入れない地域がございます。で、あの先生のご指摘の、JR藤森から東への道路が非常に狭歪で、そこでバスが走れないというふうには報告として受けているんですけれども、ですのでいま我々市バス以外にも他のバス会社のバスも走行していないというふうには、個人的には思いますが、で、その地域のみなさま方が「公共交通を何としても」というような声が上がった時に、我々単独で市バスを、いわゆる交通局が、その地域のみなさま方とひざをつき合わすのではなくて、それを行政課題に押し上げていく、それはもちろん区役所、あるいは都市計画局も当然参画する中での議論が必要というようなことを申し上げたつもりでございます。で、どこにその需要があるのか、あるいは課題があるのかにつきましては、やはりそれを担当する部局、あるいは区役所ですね、これらの情報をやはり我々は待って、そういうふうな協議体に参画していくと、これが我々のスタンスであるというふうにご理解していただきたいと思います。

◆やまね/もう少しだけ声を紹介したいと思うんですけれども、やはりいま現状としては、非常に坂道の多い地域で交通がないということで、たとえば毎回タクシーを呼ぶのも非常にお金がかかるということで大変なわけです。で、真夏のですね、暑い日に、大変な坂道をですね、手押し車を押して高齢の女性が歩いていくと。で、やはりこれを見たですね、市民の方がこう言っておられました。「坂道のきつい地域に小さなバス1本走らせられない京都市が、何がリニアだ」と。市民の声です。私これは京都市の弁護をするわけではありませんけれども、要はね、リニア誘致は総合企画局が中心になってされていると思います。しかしね、市民から見れば一緒なんですよ。京都市の交通政策っていう意味では一緒なんです。自分たちの暮らしが大変だと、これが改善されないのに、なぜ関係ないところばかりどんどんどんどんPRされているのかっていう、これは当然の思いだと私は思います。で、新しくですね、大きな道路を作るのとはわけが違うんですよ。いまある道になぜ小さなバス1本走らせられないのかっていうことは当然の思いだと思うんですけども、こういう声についてどう受け止められますでしょうか。

(→松本次長)えー我々の、交通局のスタンスを重ねて申し上げます。我々交通事業者でございますので、我々のできることで、市民のみなさま方が喜んでいただく、あるいは我々がそれによって収入を上げていってさらに経営基盤が強固になる、非常に大変それは我々としても、それに邁進すべきやと思います。で、いま先生のお話は、我々のバス事業者が、走行することが本当にできるのか、あの実は紹介いたしますと、モビリティ・マネジメントで我々が取り組む条件が3つございます。一つは、まずそもそも安全にバスが運行できるのかどうか。それから二つ目には、一定の需要ですね。それは採算ベースとは申しません。採算ベースの二分の一、これでスタートできるのか。で、三つめが一番大事で、その地域のみなさまが、モビリティ・マネジメント、市バスを利用していこうと、市バスを使って生活をしていこうという盛り上がりと、この三つがそろっているところに我々はどこにでも出向いて行って、市バス、交通局のお考えを、ひざをつき合わせてお話しするということをしておりました。で、先生のいまのご紹介の地域のみなさま方が、そのような状況にあるのであれば、我々もその選択として当然、そういう話に交通事業者として入ることはあろうかとは思いますけれども、恐らくはそこまで至っていないのではないかと、いうふうに思ってございますので、えーその点を先ほど来から説明しているところでございますので、よろしくお願い致します。

◆やまね/私もあのモビリティ・マネジメントを否定しているわけではありません。非常に大事な取り組みだと思っておりますが、ただやはりあの、どうやったらそれができるのかっていうところでどんどん、もっと京都市にも積極的にアプローチをしていただきたいというふうに思うんです。

で、もう一点お聞きしたいのがですね、市バスの南5系統についてですけども、京都駅から伏見稲荷方面を結ぶコースですけれども、伏見稲荷が「外国人が選ぶ日本一の観光スポット」とも言われまして、平日も休日もいま大きなにぎわいを見せております。その中で南5系統の本数がですね、少ないということで、稲荷学区・砂川学区、それから地元のみなさんからもたくさん声をいただいておりますが、今年の3月に、ダイヤ改正で、これまでよりは本数が増えまして、これは地元のみなさんも大変喜ばれていました。しかしですね、実態としてはまだまだ厳しい、なかなか改善されていないという状況がありますので、3点お聞きしたいんですけども。

何よりいま一番問題だと思っておりますのが、安全性の問題です。午前中の質疑でも、いくつかの方がですね、歩道に沢山バス待ちの方があふれているということがいくつかあったと思うんですけども、この伏見稲荷の師団街道もですね、歩道しかありませんので、歩道幅も非常にせまいので、バス待ちの列がですね、歩道を埋めつくしてしまって、歩道を歩けない、歩行者が車道を歩かざるをえない、こういう状況があります。川端通から師団街道をずっと下っていったところですが、この場所はですね、片側一車線で交通量も多く大変危険ですので、何とか安全対策を考えられないだろうかと、思うんですけども、この安全が非常に脅かされる事態となっていることは、把握をされているでしょうか。

(→加藤自動車部長)はい、あのお客様が多いということで、今年3月に増便しております。実はもう去年から、実際にはあのお客様があふれているような状況がございました。そういったなかでお客様が安全に待っていただけるように、外国人の方が特に多いということで、バス停のところに英語表記もして、お並び下さいと、いうような表示をして、私どものほうは対応しております。その掲示をしてからは、二列に並んでお客様のほうはきれいに並んでいただいているということで、いまの実態についてはちょっとまた、あの検証したいと思っておりますのでよろしくお願い致します。以上です。

◆やまね/いまの実態についてもまたご確認いただきたいと思うんです。で、もう一つがですね、近隣の住民のみなさんが、なかなかこのバスを使えないということなんです。この地域はですね、観光地であると同時に、住宅がたくさんある地域でして、「ただでさえ本数が少なく利用しづらかった市バスが、観光客でいっぱいになり、ますます乗りにくくなった」「このバス停の一つ前から、警察学校の前のバス停までわざわざ行って乗らないと」という声。近くの住民のみなさんが利用できないと。観光客のみなさんが悪いわけではけっしてありません。これはもちろんのことです。しかし事実上、近隣の住民のみなさんが大変利用しづらい状況にあることについて、何とか改善をできないかと思ってるんですけれども、この点はいかがでしょうか。

(→高見自動車部担当部長)はい、お客様の利用の件でございます。私どもいま先生のご指摘の状況につきましては確認ができておりません。私どものほう、運転手からの情報でも、そのような情報はないところでございます。また私ども、積極的な増便で現在対応しておりまして、先般の五連休の時につきましても、ご利用の多い昼間の時間帯につきましては、増便対応してございますし、これから秋の紅葉シーズンに向けましても、増便で積極的に対応していきたいと、考えてございます。

◆やまね/ぜひですね、本当にあの実態はつかんでいただきたいというふうに思います。で、最後に三つ目ですけれども、いまもおっしゃられました観光客のみなさんがいつ来るかといったら、土日祝日なんですよ。平日もたくさんおられるんですけれども。しかしこの市バスの本数というのは当然平日のほうが多くてですね、当然土日の混雑がより一層ひどいものになっております。同じ南5系統のたとえば塩小路橋のバス停も大変な状況と聞きました。平日も人が多く、京都駅で満員になったら、塩小路橋のバス停でなかなか乗れないと、降りるのにもたつくとここも一車線ですので混雑につながると、いう声も聞いたんですが、やはりたくさんの方に乗っていただいている路線だと思いますので、ぜひともさらなる、臨時ということでなくてですね、さらなる増便を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

(→松本次長)市バスの路線、ダイヤにつきましては、さまざまなご意見おうかがいするなかで、基本的には年に1回、最近は年度途中にもですね、機動的に対応するということでダイヤ編成もしているところでございます。で、あのいま先生からいただきました声ですね、我々のほうでも十分確認するなかで、あの南5号系統、増便をおこないましたけれども、それをなぜおこなったかと言いますと、もちろん伏見稲荷が大変多くの外国の方々が来られるということが背景にあったことも事実ですが、まあもう一度そこら辺の検証も含めまして、ダイヤの1本1本を見ていきたいなと思っております。

◆やまね/えーもう最後にしますが、平成26年度の「決算審査意見」を拝見致しました。で、そのなかで「市バス・地下鉄中期経営方針の基本方針」で、「①『歩くまち・京都』の交通をリードするお客様第一のサービスの実現」とあったんですけど、やはり先ほど来のお話を聞いてですね、この「お客様」っていうのは、交通不便地域のみなさんのことが本当に考えられているのかと。「③頑張る公営企業として徹底した市民目線に立ったさらなる経営改革」とありますけども、この「市民目線」とはいったいどこを見ているのかと。赤字か黒字かしか見ていないんじゃないかと思わざるをえない話であります。「親切・丁寧に」というお話もありましたので、本当にですね、市民にとって利用しやすい公共交通になっているのか。これは徹底して検証していただきたいと思いますし、いくら黒字になってもですね、市民のみなさんの声にこたえられないっていうのでは、公共交通としておかしいと、私は思います。交通不便地域の解消、市民の要望に引き続き、できるだけこたえていただくということを求めて、終わります。

2015年10月7日【決算特別委・第3分科会】交通局質疑

(更新日:2015年10月10日)

南浜地域の水害対策~国の責任を地域のみなさんへ押しつけるのはやめよ(2015年10月6日/決算委・消防局・やまね)

http://www.ustream.tv/recorded/74897568(34:40頃から)

◆やまね/伏見区選出のやまね智史です。よろしくお願い致します。えー私はですね、水害対策の問題について、とくに、えー伏見区南浜地域の今後の対策の問題についてお聞きしたいと思います。まず、「雨に強いまちづくり」ということで、いま上下水道局・建設局・産業観光局・消防局が「縦割りを排し、市民目線で政策融合」ということが言われています。これは大変大事なことだと私も思うんですが、消防局としてですね、各部局と、どういうふうに連携していくのか、いま大事だと考えている点など、まずお聞かせいただけますでしょうか。

(→岡口・警防部長)はい、えー「雨に強いまちづくり」の件でございます。現在えー、京都市消防局いまおっしゃりましたとおり、関係部局とともにですね、雨に強いまちづくりということで、えー業務推進をしているところでございます。で、えー、雨に強いまちづくりの中におきましてですね、そのなかにいろいろな、あー会議、グループがございます。えー「雨に強いまちづくり幹事会」であるとか、あーまた、ワーキンググループ、地区別検討会と、いうようなところでですね、いろいろ消防のほうも参画しているところでございます。えーワーキンググループにつきましてもですね、あのー、ま、警防部のほうから出席をしておりますし、地区別検討会については、京都市をですね、6つのグループに分けて、えー、その地区別の検討をしておるところですが、平成27年度からは、あー、全消防署、分署が参画することとして、すべてに地区別検討会、各消防署が取り組んでおるところでございます。消防局の取り組みと致しまして、水防体制の充実であるとか、あーそういったことを中心にですね、えーがんばっておるところでございます。以上です。

◆やまね/はい、ありがとうございます。それで、えー具体的に南浜、伏見区の問題についてお聞きしたいんですけれども、2年前の18号台風の浸水被害についてなんですけれども、その地域はみちはた議員(自民)も日頃から消防団で活動されている地域だと思うんですが、あのー当時ですね、中書島駅の西側の一帯が水に全部つかりまして、えー府立のプールも設備も被害を受けまして、えー十石舟の流れる濠川付近でも水がついたと。でー当時ですね、私も現地でいろいろお話聞きましたら、「雨が止んだ夕方になっても水が増え続けて、大変こわい思いをした」と、それからあの、「消防に電話をしたら、桂川で手がいっぱいだというふうに言われた」と、こういうお話もありました。で、当時のですね、浸水被害について、消防局として、その原因とか、経過についてはどんなふうに分析をされていますでしょうか。

(→岡口警防部長)はい、当時の分析でございますが、あー台風18号は京都で全国で初めて特別警報というような形で非常に大きな雨が降った、たくさんの雨が降った中身なんでございますが、実は昼頃には雨も止んでおりました。しかしながら、桂川のほうが水がですね、非常にまあ増えている、先ほどもありましたように増えているというような状態で、えー午前中をはじめですね、えー桂川水系の水を流すということで、えー淀川水系の水を、まあ一時止めているというような形になっておったと思います。で、それが今度、昼ぐらいからですね、桂川の水が流れ出したというようなことで、えー宇治川の水もどんどん流そうということで、えー水が増えたと、いうことで、えー濠川を始め、えーその宇治川に流れている河川がですね、えーあのー、出るところの、宇治川の水の水位が上がってしまったので流れなくなったと、いうようなことで、えー中書島を中心としてですね、えー水がつきだしたと、いうような状況で、分析はされております。

◆やまね/はい、えー今後ともですね、あの本当にそういう各部局をぜひとも横断して、えー連携を強めていただきたいと思うんですけども、そのうえで、いくつか地域からの要望が出されておりますので、紹介したいと思うんです。で、一つがですね、いまあの公益性という点で非常に重要な役割を担っていただいている自主防災への補助金の問題なんですが、これがまあ年間5万円ということで、えー地域の方から「京都市はいろいろやってくれと言うわりに補助金が少ないのではないか」と、「買わなあかんもんもいっぱいあるのに5万円では足りない。もっとアップしてほしい」という声もいただいているんですけれども、これもっと充実をさせていただくということはできないもんなんでしょうか。

(→西川安全救急部長)はい、えー自主防災組織の活動助成金の件でございますけれども、この制度は昭和62年度から始めまして、現在は、えー自主防災組織のみなさまが防災訓練などの自主防災活動に対して、えーそれぞれ年間5万円を限度に交付してるものでございます。ま、議員おっしゃられましたとおり、私費材の購入等は、この助成金を適用することはできない制度になっておりまして、えー、一部の地域のみなさまから増額について要望があることは、あー承知をしておりますけれども、えー市全体の補助金の見直しなどのなか、えー5万円をしっかり堅持してきた経緯もございますので、えー現在も多岐にわたり活動されているとは存じますけれども、えー財政事情も厳しいなか、自主防災組織の活動について、今後も5万円の助成をしっかりおこなっていきたいと、いうふうに思っております。

◆やまね/少し具体的な話を紹介したいんですが、たとえばそのヘルメットといいますか帽子でありますとか、えー旗ですね、それから火の用心の拍子木など、えーそういうものはあの、代々、次の会長さんに引き継いでいくということになってるそうなんですが、ある地域では「旗などはもう十年以上前に配られたもので、もううちの町内には残ってない」と。で、そこで「もう一度配ってもらえないか」と消防局に言いますと、「標旗を紛失した場合、再交付はできない。それぞれ自費で負担いただかないといけない」ということを言われて、で、具体的に旗の作成には12000〜15000円かかると、ポールが800円くらいと、そこで旗のつくる業者をですね3つほど紹介をされて「見積りとって安いところに言ってください」と、こう言われたというお話を聞いたんですけど、で、毎年の負担でないにしても、年間5万円の補助金のなかで、こういう出費があるというのは大変だと、いう声なんですね。やはり活動に必要なものはしっかり買えるようにですね、そういう補助金をしっかり充実させていただきたいと思うんですけれども、もう一度よろしいでしょうか。

(→西川安全救急部長)はい、えー、いま議員がおっしゃられたなかの、自主防災組織の標旗という旗につきましては、あーこれは昭和56年から交付しておりまして、もし新調される場合がありましたら、消防署のほうに言っていただければ、別枠という形になってると、別枠のほうで調達が可能だというふうに思っております。あとまあヘルメット、それから標識等につきましては、この自主防災活動助成金の適用にはなりません。あくまでも物を買っていただくだけになってしまいますと、自主防災組織の活動の活性化につながらないと、いうことから、現在ではその防災訓練でありますとか、研修でありますとか、えー広報活動でありますとか、えー自主防災会全体で活動していただいている事情について助成金を交付しているということでございます。

◆やまね/すいませんちょっと聞き逃したというか、もう一度、「別枠で調達が可能」というのは。

(→西川安全救急部長)あ、申し訳ございません。えー説明のほうが不十分でございました。旗につきましては、別枠で標旗の交付を致しておりますけれども、えーこれは自主防災組織が新規結成された時の場合でございますので、えー既存の自主防災組織の標旗については、いまのところ助成金の対象とはなってないということでございます。

◆やまね/えー、わかりました。えーそれとですね、もう一つ、もう一点なんですけども、いまですね、この南浜地域の、自主防災の方のところにですね、こういう話が実は来ております。えーこれ国土交通省からですけども「これからは三栖の閘門・洗堰と平戸の樋門、水門ですね、これを閉める作業を地域の人が担当してほしい」と。いうことで、あの実はすでに訓練もおこなわれて、今年7月には実際に大雨の時に出動もされました。で、自主防災のみなさんはですね、地域で何かあったら避難所の運営ですとか、いろいろやらなければいけないことがあるなかで、高齢化も大変ななかで苦労されておりまして、こういう声がありました。「もしもの時はいったい誰が責任を持つのか」「現場までたどり着けなかったらそういう時はどうするのか」、こういう声も寄せられているんですけれども、消防局としては、いまこういう事例があるということは、把握をされているでしょうか。

(→西川安全救急部長)はい、えー南浜学区の樋門の件でございますけれども、我々消防署のほうから情報を得ている中ではですね、えー、その開門については、南浜学区の自治連合会のほうが公募に応じられたと、いうふうに聞いております。で、その中で、えーそのメンバーの中にですね、えー南浜学区の交通対策協議員の方でありますとか、自治連合会の方でありますとか、自主防災部の副部長が1名、参画をされているというふうに聞いております。

◆やまね/えーこのですね、えー宇治川の水門の管轄というのは、そもそもは、国土交通省になりますし、それからポンプ場ですね、排水機場については、管理責任は市の建設局になると思うんですが、でー消防局の直接の管轄ではないんですけども、ぜひともちょっと聞いていただきたいことがありまして、平成26年5月31日(土)と、8月22日(金)、昨年の話でありますが、淀川の河川事務所伏見出張所で、国土交通省が住民のみなさんに対して「三栖洗堰並びに平戸樋門の操作に関する説明」をおこなっております。国土交通省がここで何を言っているか、あのー京都市の行政のみなさんにもぜひ聞いてもらいたいんで少し中身を紹介したいと思うんですが、2年前の、18号台風時の被害について、国土交通省として何を言ってるかってことなんですが、えー淀川、宇治川のですね、枚方から天ヶ瀬ダムまでの地域ですね、これ「河川事務所の担当者が4人しかいない」と。で「18号台風の時にはそのうち1人が育休中で、3人でまわしていた」と。で、「集中的な大雨で桂川、渡月橋が非常に大変で、あらゆる手をつくしたが、仕事の引き継ぎがうまくいかず、人手が足りずに回りきれなかった」と、こういう報告をしております。そして、水門の開け閉めについては「京都市の河川整備課に相談すると『市は対応できない。受け手がない、人手が足りない。市が受けたとしても地元に頼まないといけないだろう。府も同じことを言うはず。府は管轄も違う。消防局も消防団も同じだろう。観光協会の人もすべて地元民ではない』と言われた」っていうことをですね、国土交通省が地元のみなさんに説明をしていると。そこで地域の方にお願いをしたということなんですが。ここでこんな話もしております。「京都市は企業に丸投げして小栗栖の排水機場で問題が起こった。我々はそうじゃない。報酬を出す。自治連にお願いをしたら自主防災の方がいるということだったので公募をしたい」と、こういうまあ経過、説明があったようです。

で、あの形式上はですね、国交省の公募なんですよ。しかし、先ほども答弁のなかでもありましたけど、自治連合会に連絡して、そのなかでいろんな各種団体の方がおられて、その中には自主防の方もおられて、事実上、そういうみなさんが、あの、受けておられるわけなんですね。で、私これはちょっとひどいと思っておりまして、国交省が市の河川整備課に相談したというのは、本来なら行政が責任を持つべき仕事ではないのかと。そして国交省自身が、説明しているようにですね、枚方から天ヶ瀬ダムまで結局担当者が4人しかいないのが一番問題だと思うんですね。で、しかし、国交省は「人が足りない」と言って、京都市は、これは河川整備課の話ですけど、「うちは管轄が違う」とか「受け手がいない」と断られると。で、そのもとで、地域のみなさんがこういうふうにかりだされてしまっているというのが、ここが私は問題だと思っておりまして、で冒頭に私たずねたなかで、やはり連携強化というお話がありましたので、で、連携強化と言うんだったら、ぜひともですね、あのー消防局としても、現場の声として、国交省や市の建設局なんかに人員配置をしっかりやってほしいと、そういうことを求めるべきじゃないかと私は思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。

(→西川安全救急部長)はい、えー、いま議員がご説明された件、詳細についてまでは、消防署のほうからの情報得ておりません。えー消防署のほうが、あー学区の自主防災会長さんとですね、えー日頃から連絡を取っていると思いますので、その辺の状況を聞きながら、えーその雨に強いまちづくりの中でですね、えー他の部局のほうにも情報を提供したり、えーしていきながら、どういう状況にいまなっているのかという確認などをしたいというふうに思います。

◆やまね/で、これはやはり私は、管轄が違うということで、すましてはいけない問題だと思うんです。「管轄が違う」「管轄が違う」という話が積み重なってですね、地域のみなさんのところにこういうお話が来てる、というのが私は問題だと思うんです。で、決算をやはり見ればですね、あの消防職員も減らされていると。で、先ほどお聞きした自主防災への補助金も非常に少ないと。で、実際に起こっている問題についてもですね、管轄が違うから言えないとなったらですね、これではたして責任をはたせるんだろうかというのを思っておりまして、もしもこういう大雨の事態になりますと、自主防災のみなさん、地域のみなさんも、あのそれぞれやることがいっぱいあるわけですから。やはり河川というのは、行政の枠をこえて存在して、防災というのは各部局を超えてですね、連携をしないといけないということですので、ぜひとも人の配置も含めて、国と府と市と、それから関係部局で、少なくともこういう事例があることを、しっかりと情報共有をしていただいて、その解決をぜひとも考えていただきたいと、思いますけどもいかがでしょうか。

(→西川安全救急部長)はい、えーまず、あの担当の消防署のほうで、現状把握をしっかりさせていただきまして、えーまた、自主防災会のみなさまのご意見、ご希望なども聞いてうえでですね、消防署、消防局として、他の部局、または府、国のほうに、どのようなアクションを起こせるかについても、えーこれから調整をしていきたい、確認をしてきたいというふうに思っております。

◆やまね/えーやっぱり本来ですね、あの行政がやるべき仕事を、地元のみなさんに押しつけるようなことになってはいけないと、このことを求めて、終わります。

2015年10月6日【決算特別委・第3分科会】消防局質疑  

(更新日:2015年10月09日)