活動日誌

小栗栖の土砂崩れ対策、南浜の十石舟について取り上げました(2018年8月6日/総務消防委・行財政局・やまね)

◆やまね/よろしくお願い致します。えーと私から豪雨・台風被害に関わって三点、お聞きしたいと思います。で、一点目はですね、7月29日未明の台風12号の被害についてなんですけれども、わが党の山本陽子議員から報告が寄せられておりますので、少し紹介させていただきますが、山科区東野北井ノ上町の住宅で「強風によりアーチ状の屋根のトタン部分が剥がれ、道に落下、電線にも引っかかった」「トタン下の板がむき出しになり屋根裏への雨漏りも生じた」ということで「翌日に緊急補修し、今後足場を組んで屋根の改修をする」というお話だったんですが、この被害にあわれた方が区役所に問い合わせるとですね、「いまの破損状況で対応する制度は融資くらいですね」と、いうふうに言われたということで、「しかし被災したことに変わりはない」ということで、「ぜひ被災者住宅再建支援制度の適用をしてほしい」という、こういうご要望でありました。この間、大阪北部地震や7月豪雨の被害でも対応されてきたと思うんですが、市民の方が求めておられるように、今回の台風被害でもですね、被災者住宅再建支援制度の適用をぜひしていただきたい、と思うんですけれども、そういう検討はされてるのかどうか。えーいかがでしょうか。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー台風12号、えーによる被害についての、被災者住宅再建支援制度、適用に関してですけども、えーこの適用の有無に関しましては、えー被害状況を踏まえまして、制度を所管する保健福祉局において、えー判断をされると、いうふうにうかがっております。以上でございます。

◆やまね/ま、保健福祉局の判断となるとは思うんですが、防災危機管理のほうからも、そういうお声を伝えていただいているのかどうか。この点いかがでしょう。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー、先の大阪北部地震、えーそれと7月豪雨ですね、えーそれと、まあ、の時も、えーこちらのほうから、えー制度所管局、えーにはお話をさしていただいておりますし、今回につきましても、適用について検討していただくよう、申し入れはしておるところでございます。

◆やまね/えーぜひですね、しっかり伝えていただいて、こういう被災者支援が、えーしっかりできるように、がんばっていただきたいと思います。で、あのこの間その、例えば「耐震リフォーム」などもですね、要件緩和をされて、えー、この間その地震や台風などで被災をされたみなさんへの支援の実施、いろいろされてきたと思うんですけれども、そういうものをですね、今回もぜひ対象に、えーなるようにですね、がんばっていただきたいと思いますし、またあの農業施設なんかもかなりたくさん被害が出ておりますので、ぜひとも支援をしていただきたいと、求めておきます。

それから二点目にですね、前回あの7月23日の委員会でもお聞きしました伏見区小栗栖地域での土砂崩れについてなんですが、この問題はその後の7月26日のまちづくり委員会でも議論されていまして、わが党の西野議員の質問に、都市計画局はですね、「今までよりも危険な状態」と、いう答弁をしております。で、その翌日の7月27日付の毎日新聞でも大きく報じられまして、テレビ報道もあったということで、私もですね、これ、上空から撮影された動画やあるいは画像を見ますと、ほんとにその山頂付近から土砂が流れた跡と言いますか、木がごっそりですね、なくなっているそういう跡がはっきりわかると。で、地元でもそういう報道見られたみなさんから不安の声がいま広がっているわけですけれども、あの心配されるのは、こういう一度、こういうふうにしてですね土砂が流れますと、道というか筋というか、やっぱりそういうものができてしまって、次に大雨が降ればですね、今度は住宅、さらにですね、その下の住宅、下流にも、土砂が流れるのではないかと。本当に心配をされます。早急な対応が求められるということなんですが、あらためてですね、この防災危機管理室の現状認識を聞かせていただきたいということと、もう一つは、この緊急対策についてもこの間、されてきてると思うんですが、「山頂付近で造成工事をしている事業者を指導して緊急対策させてる」と、いうことなんですけれども、この問題は、その事業者を指導するだけで果たして解決するのかどうか。その辺りについてちょっとお考えを聞かせていただきたいと思います。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー今回の、えー小栗栖地域の土砂崩れに対する現状の認識でございますけれども、えー7月上旬の豪雨によりまして、えー伏見区小栗栖石川町にございます、えー農業用ため池に、えー当該ため池に流入する沢筋側面の崩落による土砂とともに、上流部の違法造成箇所からも一部土砂が流入したため、えーこのため池が閉塞を致しまして、えーその後の災害発生時において、さらなる被害が想定される状況にございます。えー先般の台風12号の接近にあたりましては、えー事前に関係局間で情報共有と、えー対応について協議を行いまして、えー土嚢ですとか、土留柵の設置等、えー可能な限りの緊急対応を行ったところでございます。えー結果としてまして、幸いにも、特段の被害は起きなかったものの、えー今後も、台風等の被害が想定される中、えー早急に抜本的な対応が必要であると、えーこのように考えております。えーそしてあのー、上流部分の、違法造成箇所、えーにつきましては、えー、まあ、あの、原則としては、その、えー違法造成、えーを行った業者に対する指導、行政指導というところが、必要になるかと思いますけれども、えーまあ時間的なこともありますので、それにつきましては関係局集まってですね、えー対応につきまして協議をしてるところでございます。以上でございます。

◆やまね/あのー、今まあ抜本的な対応も必要ということで、「関係機関での協議」ということなんですけども、この関係機関というのは具体的にはどちらの部署になるんでしょうか。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー、この台風12号の接近に備えての、えー協議を行ったところと引き続いてやっておりまして、えー防災危機管理室、それから資産活用推進室、えーそして都市計画局、えー、建設局、えー醍醐支所、えー、以上、あ、産業観光局、はい、以上となります。

◆やまね/わかりました。あのー、ま、関係部局、いま言っていただいたところの連携というのは大変重要だと思います。あのーぜひ市の責任でですね、抜本的な対策ができるようにがんばっていただきたいと思います。

で、このあの7月豪雨でその、民家のですね、わずか10mほど手前まで土砂が迫ってるわけですけれども、で、いまも言っていただいたように、急傾斜地の上にある「ため池」のところで何とかストップした。で、あのこれ、前回の委員会で少しお聞きしましたけれども、土砂が流れ込んだため池の所有者ですね、えーどこになっているのか。前回の委員会では「わからない」とのことだったんですけど、その後調べていただけたでしょうか。

(→岡田・資産活用推進室長)はい、えーため池の所有者についてでございます。あのこのため池につきましては、えー昭和6年に、当時の醍醐村から引き継いだ普通財産として本市が所有しております。

◆やまね/えーそうすると所有は京都市と、いうことになるわけですね。で、その、あのー、ま、管理については土地改良区さんとなってると思うんですが、ただその、このような災害時にもですね、そういう、ま、あの何か管理責任が問われるってことになると、それは大変厳しい話だと思うんです。で、そこで、こういう、ま、京都市が所有者となっているとすれば、その所有者としての責任というのは、あのどう考えておられるかということを一つ聞かせていただきたいと、いうことと、で、もう一つあのー、この土砂で埋まったため池なんですけれども、これについてもですね、「山頂付近で工事を行っている事業者を指導して浚渫作業をさせる」と、いうことだったんですが、あの私どもも現場に行って痛感をしたんですが、これ、現場に行くには畦道のような、あのほんとに細い、えーところしかなくてですね、「機械を入れることができない状況」だと、そういうご苦労もされていると、いうふうに聞いておりまして、で、このため池の浚渫作業についてもですね、あの事業者を指導するということだけで、解決できるのかどうか、この点についても認識をうかがいたいと思います。

(→岡田・資産活用推進室長)はい、えー所有者としましては、やはりあのー、適正にその土地を管理していくと、いう責任があるというふうに考えております。すなわちあのー、具体的に、あの周辺に、ま、被害を及ぼすようなことはあってはならないと、ま、いうふうに考えております。ま、そういった観点から、先ほどやまね議員からあのお話がありましたように、ま、元々は、あのー違法造成工事を行った業者に責任の一端があると、いうふうに考えておりまして、ま、その業者に対して、あのー浚渫等の、作業をさせるというのが、本来の筋と、いうふうに考えておりますけども、あのーそれを待っていては、さらなる被害が生じると、いう可能性があります。そこであの、いま現在、あの関係部局、で、の間で協議をしまして、本市として何ができるのか、えーいつ、できるだけ早く、ま、あの、対策を講じていかなければならないという認識のもと、いま協議をしてるところでございます。

◆やまね/わかりました。あのー、ま、ぜひですね、えーできるだけ早く、そういう安全が確保されるように、あの引き続き取り組んでいただきたいと、思います。

それであの三点目ですが、あの「観光業への影響」について、お聞きしたいと思います。あの防災危機管理室の豪雨被害報告「19報」、7月30日、これがたぶん一番新しいものかなと思うんですが、これ見ますと「観光施設」の被害はゼロとなっているわけですけれども、ここでいう観光施設というのは、いったい何を指すのかですね。過去には、えーどんな施設が被害を受けているのか。もし事例なんかがあれば教えていただきたいと思います。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー災害の被害報告にあります「観光施設被害」ということに関してでございますけれども、えー「京都市地域防災計画」におきまして、えー被害状況の収集にあたっての区分、これを定めております。えー人的被害ですとか、建物被害、道路被害、農林水産被害、などといった区分を規定しておりますが、その一つに、えー観光施設被害という区分を規定しております。えーここでの観光施設被害と申しますのは、ホテルや旅館、その他観光施設での、物理的な、直接的な被害が対象と、いうふうになっております。えー過去には、えー「保津川遊船」での、「着船場、その他周辺設備、水没、流失」という事案が、えーございます。以上でございます。

◆やまね/えっとそうすると、これは地域防災計画の中にある「ホテル」「旅館」、それから「観光施設等」と、いうことであると。で、それらが直接的な被害を受けた場合と、いうことで、過去の事例としては、「保津川遊船」ですかね、これが水没したり流出したり、えー周辺設備がそういうふうになってしまったと、いうことでした。で、あのー、今回のですね、7月豪雨では、あのー伏見区の、南浜地域で、宇治川派流が増水を致しまして、えーまあ普段、市民のみなさんや観光客のみなさんが歩いておられる遊歩道が水に浸かってしまう、それから、地域の名物になっております十石舟がですね、えーこれあの酒蔵の風景を通っていく、人気がある十石舟ですけれども、これが何日も運航できない、営業できない事態が起こったわけですけれども、これは被害にはあたらないのかどうか。ご認識はいかがでしょうか。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー、十石舟の、えー運航ができなかったっていう件について、でございますけれども、えーこの件につきましての直接的な被害、これは、えー遊歩道の浸水であろうかと思います。えー京都市地域防災計画において、えー観光施設被害につきましての、えー被害収集は産業観光局の担当となっておりますが、えー同局としての認識は、あらためて確認をしたいと思っております。え、しかしながら、ま、状況は把握しつつも、水辺の遊歩道として、浸水はそもそも想定済みであったと、ま、そういう判断があったのではないかと、推測をされるところでございます。ま、いずれにしましても、ご指摘を踏まえまして、えー被害状況の収集方法や、えーその対象などにつきましては、あらためて周知徹底してまいりたいと考えております。以上でございます。

◆やまね/あのー、ま、「直接的な被害は遊歩道の浸水だ」と、いうお話があって、ま、これは「そもそも想定済み」ではないかというお話だったんですけれども、あのーただですね、私も現地でいろいろお話を聞いてますと、えーっとですね、確かにですね、今回その、まあ、住宅というか、ほんとに近隣が多くが水に浸かって大きな被害が出るというところまでは起きておりませんが、あのー、やっぱり市民のみなさん、観光客のみなさんが楽しまれている、いま言われた遊歩道、だけじゃなくて、もう十石舟というのはいつも満員でですね、賑わっている、そういうものなんですけど、それがですね、一週間近くも運航できないと、えーいうことで、非常に経済的なですね、損失も大きいんではないかと。で、これあの、十石舟関係者の方にお話を聞きますと「予約も断らざるをえなかった。『予約を取り消すならその代わり同じくらいの時間をつぶせる場所を探せ』ときつく言われ大変だった」というお話も聞きまして、あのー、ま、直接的な被害と、いうことでいいますと、先ほどの遊歩道になるかもしれないですけど、観光業にとっても、これは大きなマイナスではないかと、いうことで、ま、先ほど「指摘も踏まえて」「実態も」ということでありましたので、ぜひこの被害報告なかにですね、今回の件についてはぜひ反映させていただきたいなあと思うんですけれども、その点はいかがでしょう。

(→平松・防災危機管理室長)はい、観光施設にかかる被害報告に関しましては、えー風評被害等の、えー可能性もございます。えーそういった点が生じないように、その扱いにつきましては慎重に検討してまいりたいと、そのように考えております。以上でございます。

◆やまね/ま、風評被害生じないようにってことなんですけど、これはですね、地元のみなさんがね、言っておられることなんですね。あのーほんとに観光業ということで、伏見の、南浜地域の活性化ってことで取り組んでおられる、えー観光協会も関わっておられるね、そういう十石舟が、豪雨のですね、被害受けてしまったということで、これがね、なぜ市の報告の中に載ってないんだと、いう声がね、ありますので、ぜひこれは、前向きに検討していだきたいと、このことを要望しておきたいと思います。

で、最後にもう一つだけ、なんですが、あのー、今回のこの伏見区南浜で起こった被害ですね、実は「未然に防げたのではないか」というご意見があります。で、大雨などで宇治川が増水した際に、宇治川派流への逆流を防ぐためのですね「平戸樋門」というものがあります。これは「三栖洗堰」と連動がしてるわけですけれども、今回、国土交通省・淀川河川事務所に問い合わせますと、「7月5日からの豪雨で一度閉めた樋門を、雨があがった後、7月7日、宇治川の水位が低くなったため全開にした」と言っている。その後、「7月8日午前10時15分」、雨があがった後ですね、「琵琶湖の水位を低下させるため、瀬田川洗堰を全開にし、天ケ瀬ダムの放流も増やした」と、これはあの国土交通省・近畿地方整備局ホームページにも公開されている資料のなかにそうあります。その結果ですね、宇治川の水位が再び上昇して、ところが、その時に、今度は平戸の樋門を閉めなかったわけですね。で、そこで宇治川派流に水が流れ込んでですね、雨は上がっているけれども、宇治川派流の水位が上昇し、先ほど紹介したような事態が起こってしまったということで、「もしきちんと樋門を閉めていれば防げた事態ではないか」と、こんなふうに地元の方がおっしゃっていました。。

南浜地域でお話を聞きますと、宇治川派流の水位が高くなった際にですね、その事態が、行政がしっかり対応してもう打つ手がない状態でそうなっているのかですね、それとも大丈夫ということでそういう状況になってるのか。そこが地元の方がですね、「よくわからない」、こういうことで不安に思われてたということもありますので、あらためて防災危機管理の問題として、河川管理に関わる国土交通省、それから京都府や建設局や上下水道局と、ぜひ、さらに連携強化していただきたいと、で、そのうえで、樋門の操作ついてですね、そういうまあ「もっと早い段階で閉めるべきではなかったのか」と、こういうご意見が、要望があることをぜひ伝えていただきたい。そういう河川の情報を住民のみなさんにですね、ぜひ正確に伝わるような、そういう努力をしていだきたいと、この点について最後答弁を求めて終わりたいと思います。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えーご指摘の、えー樋門等の管理につきましては、えーまあ本件の場合は、国土交通省の淀川河川事務所、えーここが管理をしてるところでございますけれども、えー一定の基準に従いまして、えー操作をされているものだと、えー認識をしております。えーそのうえで、えー河川の管理等に関しましては、えー国ですとか、府、えー本市関係局、えー等ですね、各種連絡会議棟も含めまして、日ごろから情報交換等、行いまして、緊密に連携を図ってるところでございます。えーご指摘の内容につきましては、関係機関にしっかり伝えてまいります。えー引き続き、適切な河川管理に向けて、連携を強化してまいりたいと、そのように考えております。以上でございます。

2018年8月6日【総務消防委】行財政局/一般質問「豪雨・台風被害への対応について」

(更新日:2018年08月06日)

京都市東山区・木造密集地域での火災について(2018年8月6日/総務消防委・消防局・やまね)

◆やまね/よろしくお願いします。あのー、いま田中副委員長のほうからもお話がありましたけれども、えーっと、火災発生が7月28日ということで、私あの数日前に、現場を少し確認をしてきたんですけれども、まだ少し焦げた臭いがですね、辺りにあるというような状況で被害の大きさを感じました。あらためて私のほうからも、あのー被害にあわれた、亡くなられた方もおられるということで、えーお悔やみの気持ちを表明したいと思いますし、えーケガをされた方々、そして、えー住宅の被害受けられた方々にも心からお見舞いの気持ちを申し上げたいと、そんなふうに思っております。

それであのー、路地奥はですね、屋根が少し崩れているところもあるということで、現在も立入禁止ということになっていると思うんですが、その路地の入口部分はですね、いわゆる「トンネル路地」ということになってると、いうことで、委員会資料のp3に見取図があるわけですけれども、この④のですね、えー住宅、これが実は路地1を挟んで北側の建物とつながっている、ま、そういう構造ということでありまして、場合によってはですね、さらに大きな被害になっていたかもしれない、こんなことも感じた次第です。

で、あのー何人かですね、私、近隣の方からお話をうかがうことができまして、例えば「出火当時は家族で晩御飯を食べていた。小さな子どもがお風呂に入っていた」ということもおっしゃっていまして、「変なにおいがすると思って外へ出ると、すでに大きく燃え上がっていて、すでに手の付けられない状況だった」ということでした。それから、消火のためのですね、大量の水がかけられるわけで、建物としては残っているんだけども、家の中はもうめちゃくちゃになっていて、片付けが大変で「本当にやりきれない気持ち」だと、いうことも言っておられました。それから、家の修理にもですね、「多額のお金がかかる。今の生活がどうなるか本当に心配だ」と。「何らかの補償はないんだろうか」という、ま、こういうお気持ちを語られた方もございました。

そこでまずお聞きしたいのはですね、この避難所に最大39名ですかね、行かれたということなんですが、そのー実際にはこれだけ14棟に被害が広がって住宅が全焼してしまったところもあるということで、この被害にあわれた方々がですね、その後、どういうふうな、えー形で、おられるのか、もしつかんでおられたら教えていただきたいということと、これからやっぱり区役所と、区役所がですね、この被害にあわれた方々の相談にしっかりのれるようにですね、消防局からもぜひ働きかけていただきたいと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。

(→山村・予防部長)はい、あのー1軒のお宅に住まれてた方は、まああの、本宅は、あの京都市外のところへお持ちということで、今現在は、えー、ま、現時点ではわかりませんけれども、ま、近所の宿泊、近所かどうかちょっと、宿泊施設に、えー身を寄せられているということ。で、まあ、落ち着いたら、ま、本宅のほうへ戻られるというふうに聞いております。え、そのほかの、えー、避難されていたみなさんはですね、それぞれ、えー親戚の、お宅のほうへ身を寄せられていると、いうふうに聞いておりまして、で、一定落ち着かれたらですね、ま、区役所のほうとしても、火災原因はまだ調査中。当時の平均風速は3mほどだったのでそれほど強かったわけではない。まあ、あの、落ち着かれた段階で、ま、希望があればですね、市営住宅の空き家の斡旋など、こういったものを行っていく予定だということを、あの区役所のほうから聞いております。以上です。

◆やまね/あの、ぜひそういう意味では、いま市営住宅の斡旋ということもありましたけれども、ぜひ親身に相談にのっていただけるようにということで、あらためて消防局のほうからも伝えていただきたいと、いうふうに思います。

で、もう一つですね、えーと、あのこの木密地域においては、この消防活動にあたって、ガイドライン的なものが、あの策定をされていると思うんですが、ま、以前の、委員会の議事録なんかを見ておりますと、109ほどの地域でそういうものがつくられているというようなことも少し見たんですが、ここの地域についても、えーそういう地域だったのかと、いうことを教えていただきたいと。で、そういうガイドラインがあったと、で、消防としては最善の努力をしていたけれども、今回、このように燃え広がってしまったと、いうことなのかですね、そのあたりのちょっと認識をお聞かせていただきたいと思います。

(→長谷川・警防部長)はい、えー、この木造密集地域、における、うー消防活動の事前資料、おーこれについては、あー先ほど議員おっしゃいました109、これを加えまして昨年度に、木造全体では247の地域を、おー作成しております。で、えー当該、西御門町、このエリアも、おー事前計画、事前資料を作成しておるところでございますけれども、実際に、えー今回、えー火元となりました場所よりも、おー資料上は若干北側の部分の町内を選定しておりました。あーですので、えーまあ活動で、出てくる部隊等は、若干、あー実際に出てきたものと、おー事前資料としてたものとは異なりますけれども、お、ここで、えー考えております資料上は、あー北側にございます松原通、そして南側にございます柿町通、そしてえー西側の、おー新宮川町通と、東側の大黒町通、えーこれらにある消火栓に部署をして、ブロック内については、ホースで、ホースを延長して、えー火元建物を包囲するような体系を、おー計画しております。こうした部分では、あー事前に、資料として掲げておったことが、おおむねできていると、いうようには考えております。以上でございます。

◆やまね/あのーわかりました。あのー火災の原因はですね、先ほどもあったようにまだあの調査中ということですので、ぜひ引き続き原因究明にも力を入れていただきたいと思うんですけれども、あのー先ほど、田中副委員長のほうからもありました、あの簡易宿所、宿泊施設の問題ですね、私もあのこの部分が大変気になりまして、えー今回被害を受けた建物の中に、旅館業施設(簡易宿所)が3件含まれていると。で、えー、2件が全焼で1件が半焼と、いうことでですね、でーあの、今年の1月には東山区の本町8丁目で管理者が常駐しない簡易宿所で火災が発生したわけですけど、ただ今回の場合はですね、その簡易宿所自身が火を出したということではなくて、別の場所で発生した火というか火災に、ま、巻き込まれたというケースだと思うんですが、ま、こういう事態がですね、いずれにしても続きますと、やはり旅行者のみなさんの命・安全ということも、大変心配になってまいります。で、あの先ほどのお話ですと、えーこの火災発生時に、それぞれの簡易宿所に3件中2件ですかね、お客さんが宿泊されてるということになってて、で、それぞれ4名ということで、全部で8名ということでよろしいんでしょうか。

(→山村・予防部長)はい、その通りです。1組は4名、そしてあのあと1件には2組2名ずつの、合計4名4名の8名です。はい。

◆やまね/で、この3件の簡易宿所、先ほどえーっと、近くに運営者がおられるというお話もあったんですけども、この各、3件の簡易宿所というのは、管理者の常駐なり、そういう駆け付け体制っていうのは、それぞれどうなっているかってのはわかるでしょうか。

(→山村・予防部長)はい、あのー、えー、この出火当時、あの私ども消防隊が、隊員が確認したところによりますと、その時にはここのところには、その関係者等はいらっしゃらなかったということでございます。

◆やまね/わかりました。あのーそれでですね、この委員会資料p2の「今後の取組」というところで、まあ総括的なお話が載ってると思うんですが、そのーまあ今後の問題としては、先ほどもありました「出火防止、初期消火、高齢者等の避難誘導など、自主防災会を中心とした防火・防災の取組について強化を図っていく」というお話があったんですが、その前段のところですね、踏まえるべき問題として「袋路地の存する地域」と、で、「木造密集地である」と、「宮川町に隣接している」と、で、そういうことと合わせて、「地域内にゲストハウスが点在している」と、いうふうにあるんですが、この、で、お聞きしたいのはこの「地域内にゲストハウスが点在している」というのは、防災の問題にとっては、どんな影響があるというふうに考えておられるでしょうか。

(→山村・予防部長)はい、あのー、え、二点あると思っております。ま、一点はその、えー旅行されているということでですね、普段そこの建物の状況をご存知ないということで、そして、えー出火しないようにですね、しっかりと取り組んでいただく必要があると、いうこの点が一点。それともう一点は、やはりあの、よそで火事が起こった時に、避難しなければならないというところをですね、あの避難していただくと、ま、そういう意味で、避難体制なんかも、えーわかっていただくと、いうこういったところが、えー今回、必要なことではないかなというふうに考えておりますし、私どもそういう意味で、ま、火災を出さないために、火事が出た時には119番通報、そして、え、避難をしてくださいということをですね、えーまあ、えー入られた時に、しっかりと説明してくださいと、いうようにあの管理者のほうには伝えているところでございます。以上です。

◆やまね/まあの二つ問題があると。で、一つは、えー普段知らない建物に来られると、いう話と、もう一つは避難しなければいけない問題と、いうこともありました。で、ま、加えてですね、先ほどの、ま、ご答弁なんかでは、管理者は現場に、火災発生時はいなかったということで、ま、まあ幸いといいますか、今回この旅行者の方であの犠牲になられた方はおられないわけですけれども、そういう、あのーやっぱり外国の方々が、たくさん、不特定多数の方々が来られる、で、えー、管理者が、必ずしも常駐をしていない、そういう施設が、この木造密集地や路地裏にできていくということが、あの地域のですね、やっぱり防災の問題考えた際に、えーこれはちょっとやっぱり影響があるのではないかと、いうふうにも考えるわけですけれども、その点のご認識は、いかがでしょうか。

(→山村・予防部長)はい、私どもあのー、消防法ではですね、あのー、ホテルや、ま、物品販売、あるいは事務所や作業場などですね、ま、それぞれ用途、規模、そしてその施設を利用される方の人数、ま、こういったものに応じて、えー消防設備等を付けていただく、あるいは出火防止を図っていただくと、いうようなことで、えー私ども、あのー立ち入り検査なんかをやりまして、その辺をしっかりと確認していると、いうところでございます。え、そしてあの、簡易宿所につきましてもですね、関係法令順守する限り、あの宿泊施設として営業できると、いうことを考えておりますので、ま、消防といたしましても、え、旅館業法、許可を得られている、ま、そういう施設につきましては、その取られる前にですね、必ず消防法令適合を確認をしまして、法令適合通知書を出していって、また、あの定期的な立ち入り検査をして、そのあの、防火、あるいは設備の維持管理なんかについて確認をしていくと、いうことで、私どもは出火防止および、あのま、被害を最小限にとどめるためのですね、体制をしっかりとっていくと、いうところでございます。

◆やまね/ま、その今ね、おっしゃったのは主にその「構造設備の問題」とか「法令順守の問題」だと思うんですけれども、あのー例えば「京都市地域防災計画」を見ますとですね、えーこの「防火」の問題についてどう書いてあるかと、いうことで見ますと、「戦前からの木造住宅や袋路が多く残る木造密集地域では、火災発生時における延焼危険や人命危険が他の地域に比べて高い」と。で、その危険性を減少させるために、「防火・防災対策の普及啓発を推進し、地域コミュニティの活性化を図るとともに、地域ぐるみの防火・防災体制を確立する」と、いうことでですね、その、まさに地域コミュニティ、地域の力ってのが本当にこれ大事だと、いうことが書かれてありまして、私も、あのーこれその通りだと思うんですけれども、あの、ところがですね、その一方で、まあこういう宿泊施設が、まあ無人で営業されたりとか、で、それが路地奥や木造密集地域に乱立をしていくという事態がまあ一方では起こっているわけで、それが、あの地域のですね、防災力、えー地域コミュニティにとって、どういう影響を与えるのかということをですね、これはこれでぜひ考えていただきたいと。で、あらためて今回の、火災の原因究明、それから自主防災などのですね、取り組みの強化っていうのは、あのもちろん重要なことなんですけれども、合わせて、こういう木造密集地の問題ですね、防火・防災対策、どう進めていけばいいのか、またあらためて、今後も議論させていただきたいと思います。以上です。

2018年8月6日【総務消防委】消防局/理事者報告「東山区西御門町で発生した火災について」

(更新日:2018年08月06日)