ネーミングライツに頼らず公園の整備・管理予算の確保を(2026年9月10日/まちづくり委・建設局・やまね)

やまね/よろしくお願いいたします。我が党のネーミングライツについての考え方はこれまでも繰り返し述べてきました。で、5月の当委員会ではですね、私のほうから「梅小路という名前が持つ歴史性」であるとか、それから「京都水族館など運営されている企業の皆さんが企業名を冠にしてこなかった点」、それから「既に1億円以上の公園使用料が入っている点」、そして「何より公園が市民の憩いの場であって特定企業の色をつけるのは公共空間の私物化にあたるのではないか」などの点を指摘をさせていただきました。

で、その上で数点確認しておきたいんですけれども、「契約事業者への特典となる施設通称看板の掲出等について」という風にあるんですけど、この「看板の掲出等」という風にあるんですけれど、この看板以外にもですね、何か特典を予定しているのかですね。京都市美術館の場合ですと、ネーミングライツの事業者がですね、レセプションで使えるなんていうことを、特典、対価として1つになっていたわけですけど、今回の事業者の場合ですね、会場使用の例えば優先権などが与えられるということなどがあるのか。で、仮にもしそうした場合にはですね、市民や団体の皆さんが使いたい日時にネーミングライツの企業が抑えてしまっていれば、公共の施設として使い勝手が悪くならないかということを危惧するんですけれども、そういうことがあるのかどうか、まず教えていただきたいと思います。

(→榮・みどり政策推進室長)はい。特典等ということでですね、特典の1つとして、ご案内のですね、2箇所予定しております入口のところのですね、ネーミングの看板ですね、それをですね、企業名というか今回のですね、使えるというのと、あとですね、うちのほうのですね、支援ということでですね、京都市の言うたら広報媒体とかですね、そういった市民しんぶんだったりとかですね、そういったものでですね、このネーミングライツ通称名をですね、積極的に使っていくというようなことをですね、特典として考えております。

あとですね、今ですね、事業者の特典についてはですね、今この2つでですね、現時点でこれ以外の特典についてはですね、想定しておりません。ま、仮にですね、今後事業者から施設の無料使用とかですね、そういったですね、特典に関するですね、要望・相談を受けた場合にはですね、該当施設の利用状況や、特典の必要性などをですね、厳正に見極めて判断して、その上で必要がある場合にはですね、契約書に盛り込むというようなことを想定しております。

やまね/はい。ま、現時点では、今のところはないということでした。

それでですね、これは5月の時に指摘をさせていただいたんですけれども、現在の梅小路公園は、令和8年度だけでですね、駐車場2670万円、京都水族館2900万円、京都鉄道博物館4175万円、ビバスクエア京都1266万円ということで、合わせて1億1000万円ほどのですね、収入があるんですけれども、これ、ネーミングライツの収入がなければ、梅小路公園の運営が立ち行かなくなるというようなことがあるのかどうか。この点はいかがだったでしょうか。

(→榮・みどり政策推進室長)はい。あのですね、梅小路公園自身はですね、確かに収入があってもですね、指定管理料ですね、ま、上回るということでですね。ただ、公共施設としてですね、我々としてもですね、しっかりとですね、維持管理していくという部分で、重点化しておりますので、その収入等をですね、歳出でですね、赤字だからと言ってですね、それで立ち行かないとかじゃなしにですね、しっかりとその辺はですね、税金を投入してですね、市民の財産の公園を守っていきたいという風に考えております。

やまね/はい、ありがとうございます。非常に重要なお話だと思うんですね。収入がですね、指定管理料を下回っているということであったとしても、収支が赤字だからと言って立ち行かなくなるということじゃなくて、きちっと税金も投入してというお話ありました。非常に大事なことだと思うんです。

で、そもそも、教養施設としてですね、これは京都水族館の場合は公園使用料が安く設定されているわけですね。個人資料としてこれいただきましたけれども、令和6年ですと1㎡あたり427円、本来のところ244円になっていると。それから、令和7年、8年のところですと1㎡あたり488円のところ279円になっているということで、そもそも教養施設として、あるいは鉄道博物館もそうですけども、通常よりも安い料金にしているわけですから、収支が赤字だからどうかとかという議論そのものが、私はこれはおかしいのではないかなという風に思っておりました。

で、その点で、もう1点お聞きしたいんですけれども、やはりスポーツ施設のこれネーミングライツの時にも指摘をしていることなんですけれども、このネーミングライツ収入があるからと言って、公園管理の本予算のほうがですね、削られることがあってはならないという風にも思いますけれども、この点はいかがでしょうか。

(→榮・みどり政策推進室長) はい。ネーミングライツ料の収入はですね、梅小路公園の魅力の向上につながる費用等のですね、充当することを念頭に置いておりまして、これがですね、基本的な整備・修繕予算のですね、削減に直結するものではないという風に考えておりましてですね、しっかりとですね、必要な予算については、国の補助をもらいながらですね、基礎的な維持管理の分については確保してまいりたいという風に考えております。

やまね/はい、よろしくお願いします。先ほどですね、トイレの洋式化のお話もありましたけど、やはり当然ですね、これ必要なことだと思うんですね。で、本来、寄付があろうとなかろうと、公園管理・整備の予算を確保、そして機能向上を図るというのは、これは行政の当然のですね仕事だと思いますので、是非予算しっかり確保して頑張っていただきたいということと。

で、加えてこれはもう申し上げるだけにしますけれども、やはりそもそも京都市は市民1人当たりの公園面積、政令市の中でもまだまだ低いレベルにありますので、私はですね、もっと財源投じて公園を拡大・整備していただきたいと、要望して終わります。以上です。

2026年9月10日【まちづくり委】建設局/理事者報告「京都市梅小路公園のネーミングライツ契約事業者の公募に係る審査結果について」

(更新日:2026年09月10日)