◆やまね/おはようございます。よろしくお願いいたします。地元左京区の加藤あい議員からお話を聞いておりますので、私も以前、現地も見させていただきましたので、いくつかちょっと確認をさせていただきたいんですけれども。本件工事がですね、一般競争入札も再度入札も不成立となって、再度入札で予定価格と最も近かったナガタ・サイセイ特定建設工事共同企業体と交渉し随意契約ということなんですけれども、入札が不成立となった要因ということで何か考えられることがあるのかですね。この間、資材高騰とか、建設労働者の不足とかいうことも言われているんですけれども、そういうことが考えられるのかですね。それちょっとまずお聞きしたいのと、それから、近年の公共工事の中で、あるいはこの養正市営住宅の中で、団地再生事業においてですね、これまでも随契のケースがあったのかどうか、この点、まずいかがでしょうか。
(→谷本・住宅室住宅事業担当部長)はい、養正の除却の契約に関する経緯等々についてでございます。入札の経緯につきましては、先ほど議員触れられたとおりでございまして、主な要因といたしましては、やはり建設資材の価格、労務費の高騰等ということが、1番に挙げられるかなというふうには考えておりますが、ただですね、この13棟の除却解体工事につきましては、特別な工法を用いているものではございませんので、基本的に積算を積み上げる中で見込んだものの、結果的に価格の乖離が生じたというふうに認識をしております。はい、以上でございます。
あ、申し訳ございません。他の事例でございますが、全てを把握しているわけではないんですけれえども、近いところで言いますと、他の団地再生やっております、三条の市営住宅のほうで、同様に再入札の上で随契に至ったケースがございます。以上でございます。
◆やまね/養正市営住宅の事業においては、今まではありませんでしたかね。はいはい、分かりました。
それで、この養正市営住宅は、令和2年度に「団地再生計画」を策定して、13棟は昭和56年建築で老朽化が進み、新耐震基準も満たしていないということで、住棟除却の後に更新棟を建設予定とされております。これまで10棟のうち6棟の除却、それから更新棟2棟の整備が完了してですね、Y1、Y2ですかね、入居が進められているということなんですけれども。
そこで、もう少し確認したいんですけど、これまでの事業の進捗の中で、住民の皆さんの要望というのは、どのように反映されてこられたのかということをまずお聞きしたいのと、それから京都市としてですね、住居の間取りについての要望をお聞きして、それにきちっと応えてきたのかどうか。この点、2点いかがでしょうか。
(→谷本・住宅室住宅事業担当部長)はい、住民の方々のお声ということなんですけども、ご承知の通りかとは思いますが、団地再生事業を進めるにあたりましてはですね、計画を策定の上で進めてきていると。それが令和2年度でございまして、その辺りでは、住民の皆様への説明会であったり、アンケートなどの手法を用いてお声を聞いて、反映をしてきたという経過がございます。
例えばですけども、第1期の建設に際しましてはですね、現住戸でのお困りごとなんかを中心にお聞きする中では、やはり「お風呂がない」、改良住宅ですんである意味当然なのかもしれないんですけどお風呂がないとか、「段差がありバリアフリーではない」等々の、お住まいの中の話で言えば、そういうふうなこと。で、また、エリア的な部分でいきますと、養正につきましては3つの更新棟を建てるという前提になっておりますので、「駅に近いところがいい」というお好みであったり、「閑静な住宅街に近いほうがいい」ということであったり、というお声がある中で対応してきて、今のY1、Y2については、割と駅に近いところ閑静なところというふうな形で、立地のほうをやってきたということで、そういう意味では今後、第2期の更新を今後進めていきますけども、実際に入居されてというお声も聞きながら、例えばその設備と言いますか、スイッチ類、計器類の場所の問題の改善であったりというふうなことは対応していこうかなと考えております。
で、あと間取りというお話がございましたが、まず大きくは、広さの問題、35㎡、45㎡、60㎡という3つのタイプ、で、他の団地と合わせて、公平性、一貫性をもって進めてくるということで、広さとしてはこのタイプを進める。で、また、間取りとしては、当然敷地の形状等によりましてですね、その建物の形等々の関係ありますんで、部屋のレイアウトなんかも、極力同様のレイアウトとすべくやっておりますけども、そういう諸条件によっては、ま、見直す、手を入れるということはありますけども、基本的にそういう住戸の中の配置については、そこもほぼ統一的な基準で進めてきたということでございます。
◆やまね/今、35㎡、45㎡、それから60㎡のお話がありましたけれども、居住されていた皆さんの声を聞いて、その計画を作られた、間取りについては作られたというわけではないということなんでしょうか。ちょっとこのあたり、もう一度いかがでしょう。
(→谷本・住宅室住宅事業担当部長)はい。先ほど申し上げましたプロセスと言いますか、計画策定以降の中では、いろんなお声を聞く場がございます。計画自体であったり、事業の進捗の折を見て行います説明会であったりということで、様々なお声が寄せられる中での話で、基本的に、団地のレイアウトなんかも、お示ししながら、事業を進めてきたということでございまして、その、全てのお声が聞けているかというと、そうではないのかなとは思いますけれども、ご意見も伺いながらですね、事業を進めてきたという認識でございます。
◆やまね/それで先日ですね、市長宛てに「住みよい養正地域を考える会」の皆さんが要望書を提出されたと聞いております。それで同会は当初からですね、住民説明会の開催と意見の反映を求めてきたわけですけれども、団地再生計画について、これまで住戸配置や間取りについて住民の声を聞かれることはなかったと言われております。
同会はですね、住民アンケートで願いを聞いてですね、その声を市当局に届けてこられたと私は理解しておりますが、例えば市の計画ではですね、単身者向けですかね、2Kが16%ほど、36戸ですかね、だと思いますが、この「考える会」の皆さんが昨年5月に実施したアンケートによりますと、2K、35㎡を希望された住民はわずか4%しかいなかったということであります。で、2DK、3DKが不足すると考えられるということで、会の皆さんはこのアンケート結果を踏まえて、広い部屋を増やしてほしいと求めたということです。
で、2期工事はですね、1期工事より2DK、3DKが増やされてはいるんですけれども、これもこの会のアンケートによればですね、41%の方が3DKを希望されておりまして、この声をもし仮にストレートに反映するならば92戸は必要になるわけですけれども、実際には3DKは23%、52戸にとどまっているということで、私はこの住民の皆さんの希望、ニーズとの乖離は、明らかではないかなと思っています。で、実際に2期工事完了後、2人世帯で3DKを希望したにもかかわらず入れなかった世帯があるということもお聞きしておりますので、それから1人世帯はですね、そもそも3DKを希望できないということも、非常に問題ではないかと思うんですけれども。
それで、この「住みよい養正地域を考える会」の皆さんが、今後着手される新棟Y3の計画変更を求めるということで、以下の要望を市長にされているということで、ちょっとお聞きしたいんですけど、3点です。1つは、狭小住宅をなくし未来のまち再生のために子どものいる若い世帯からお年寄りまで暮らせる住戸面積を確保すること、ということを要望されてると。それから2つ目に、駐車場を真ん中に作るのではなく子どもたちの憩いの場としてほしいと、これが2つ目。それから3つ目にですね、住民の皆さんから「コミュニティの場として浴場を維持してほしい」という声が出されていて、高齢化社会の中で周辺住民にとっても重要な社会資源である浴場を継続できるよう検討すること。これらの点についてですね、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思っているんですが、いかがでしょうか。
(→谷本・住宅室住宅事業担当部長)はい。ご紹介のありました団体の皆様とはですね、定期的にお声集約、アンケートとか含めてですね、やっていただく中で、年1~2回とかいうペースでお声を聞く場を実際にやり取りもさせていただくということの中で、しっかりとお声もお聞きし、中身も把握をしているという状況でございますが、私どものほうも、住戸タイプの整備戸数等につきましては、いろんなお声をお聞きし、また世帯構成員なんかもバランスを見つつ配置、また、実際に入居いただく折にはですね、いつもお伝えしている部分にはなってこようかと思いますけども、部屋が広くなることによる経済的負担、家賃額が上がる等々の問題があって、で、現に今回の第1期の入居に関しましては、先ほども言われました、3DKを希望されたけども、結局落選をする中で45㎡に回っていただくという世帯が6世帯ほどあったとは思うんですけども、そういった部分をトータルでお話ししながら、移転のほうをやってきていただいたということでございまして。
いろんな評価があるかと思います。35㎡についても、ただただ狭いというよりも、「1人暮らしだったらちょうどいい」というふうなお声をいただいたりですね。その中で結果的に抽選になったりする部分もありますので、お感じの部分は様々かと思いますけども、そこも含めて、しっかりと説明をしながら、安心・安全のための移転を進めていきたいと思っております。
それから、狭小住宅という意味では、おそらく35㎡の住戸のことを言われていると思うんですけども、私どものほうといたしましては、いわゆる公的住宅の最低居住面積水準が25㎡とされる中で、一定余裕を持たせてレイアウト等を勘案して35㎡、さらに世帯人数が増えるにつれてですね、45㎡、60㎡ということの、タイプを設定してご提供させていただいているということでございますので、狭小住宅であるということではなくて、世帯人数とかライフスタイルに応じた形でご入居いただきたいなあと考えております。
で、また、駐車場の配置についてですけども、住棟のすぐ脇と言いますか、近くに駐車場をお求めになるという声も一方でございますし、新たにこの住棟を整備していく上では、いろんなお声をお聞きする中で、最適解と言いますか、ベターかベストかはあるんですけども、整備を進めている。で、全てが、住棟、何と言いますか、ロ型と言いますかコ型と言いますか、カタカナのコ型ですね、で整備をしていってる中で、その真ん中あたりを指して言われてるのかとは思うんですけれども、そういうお声も満たしながら駐車場を整備し、じゃあ一方、子どもさんが遊ばれるスペースがまるっきりないのかという意味では、一定程度の広さのスペース、一番身近なところで子どもさんが遊ばれる、また、親御さんにおこれては遊ばせる、目に届くところにそういうスペースがあると、いう状況でございますので、ご理解をいただけたらなあと考えております。
そして3つ目の浴場の廃止、養正浴場の関係でございますけども、これも団地再生を進めていく上でですね、古くから改良住宅の事業進めていく中で、たくさんの住宅を整備するという必要性から各住戸に浴室を設置せずに浴場を設置してきたという経過がございまして、この浴場、市立浴場につきましては、それを補完する施設ということでございまして、団地再生事業を進めていく中で各住棟に浴室を設置すると、で、その暁には廃止をしていくという基本前提で事業を進めてきて、説明をして、ご理解を求めてきたところでございます。以上でございます。
◆やまね/はい、今、「最低基準は25㎡なんだ」ということとかですね、それから「35㎡が1人暮らしだったらちょうどいいという声もあるんだ」ということとか、それから「ライフスタイルに応じて選んでもらいたい」というお話がありましたけれども、私たちも現地を見てですね、やはり、あまり見たことのないような畳のサイズで何畳かを表現しておられますし、それから、これまでのね、ライフステージで大切にされてきた家財道具の多くを廃棄せざるを得なかった方もおられる。それから、近くに居住して支え合いながら、家族をたまには呼び寄せてですね、一緒に過ごすようなスペースもなかなか確保できていないということで、ライフスタイルに応じてということを言われるんですけれども、本当にお一人でしかなかなか過ごすことが難しいような住宅になってしまっているというのはやはり問題ではないかと思いますし、3期工事においてはですね、ぜひ住民の意見を聞いて、その声を反映した設計としていただきたいと改めて求めておきたいと思いますし、今回のようにですね、3DKを希望したのに入れなかったというようなことがあってはならないと思います。
で、もう1つお声をいただいているのがですね、先ほど最後に言っていただいた銭湯、浴場の関係なんですけれども、やはり地域のコミュニティの場になっているということで、令和6年度も2万3000人以上の方が利用されていると思いますし、1人暮らしの高齢者がお風呂があっても浴場を利用されることも大変重要ですので、市長もですね、銭湯応援の予算を計上されているわけで、市立浴場でも地域における銭湯と同様の意義があるということで、ぜひこれはですね、引き続き継続を求めていきたいと思っております。
最後にもう1つお聞きしたいのが、将来的なこれからの話に関わってですね、この浴場の話をもう少しお聞きしたいんですけれども、将来的には廃止予定ということをお聞きしているんですが、4月から指定管理者の変更に際してですね、いま大変心配な状況があると聞いていまして、これまで3人体制とか、夜間も2人体制で、ボイラーも2人の体制で運営されていたものと聞いておるんですけれども、高齢者がですねお風呂で倒れてしまわれることがあると、何度もあったんだけれども、救急車の対応とかやっぱりせめて2人は必要だったし、それからボイラーもですね、火災になりかけたり、水漏れが起きた際も、2人だから何とか対処できたということもお聞きしております。
そこでお聞きしたいんですけれども、1つは今後はですね、夜は1人、ボイラーが1人という体制が言われているそうですけれども、そういうことで京都市の公的な施設として、市民の安全確保できるのかですね。京都市としてこれは対応が必要じゃないかということでお聞きしたいのが1点とですね。
それから、指定管理者の資料にはですね、議論した時には「雇用の継続」というのが明記されているのに、これまで働いていた方々に示された雇用形態というのは、「賞与なし」とか「社会保険なし」とか、およそこの雇用継続とは言えないような条件が示されているわけですけれども。実際に養正浴場では1人以外これまでの雇用者は継続されないということも聞いております。この点がどうなのかと。
それから3つ目に、養正には、介護専用の浴槽が設置された「福祉風呂」というのがですね、午前11時から利用できる、これまで利用できると思うんですけれども、それに合わせて早くから、午前9時頃からの勤務でですね、ボイラーなんかが担当される方が勤務時間となっていたのに、4月からの指定管理者から示された勤務時間はですね、福祉風呂がないところと同じ時間、午前11時からになっているということで、この福祉風呂の利用時間が短くなってしまうんじゃないかと、危惧があるわけですが、「福祉浴場も最大限活用し」っていうことも言われている中で、これ後退してしまうのではないかと思うんですが、ちょっとこの3点についてご見解を伺いたいと思います。
(→谷本・住宅室住宅事業担当部長)はい。ご指摘のとおりですね、養正の浴場につきましては、この4月から指定管理者の変更がございます。で、その中でですね、養正につきましては変更、指定管理者が変更となるんですけれども、そちらのほうにおかれましてはですね、他の浴場もすでに運営の実績があるという部分もございますんですが、基本は現行の運営体制を前提にして、配置とかシフトを検討されているというふうに聞いておりますし、仮にその、何と言うんですかね、営業時間内における入浴者数の多い少ない等々もございますし、そういった面での人の配置の工夫というのは当然ながらあり得るとは思うんですが、ただ、京都市といたしましては、施設の設置者としてですね、利用される方が安心・安全に浴場を利用していただけるようにですね、運営体制を確認していって、ちゃんと運営していただくということが重要かなというふうに思っております。
あと、雇用の継続の点なんですけども、次期指定管理者のほうにおかれましては、現、養正浴場等の従事の方に対して、後々の雇用のお話等をされているという状況の中で、当然ながら、指定管理者、会社が変わる面がございまして、その会社によるところの労働条件とか雇用条件というのがございます。そちらのほうを説明されて、そういう条件にかなうのであれば、ということですけども、当然ながら希望されれば雇用されるというふうに聞いている状況でございます。
あと、福祉風呂と呼ばれております、入浴介助が必要な方を受け入れているお風呂なんですけれども、こちらのほうの11時からという営業形態は、基本的に変わりませんので、シフトを示された部分でいきますと、実際、予約制なんで、予約される中で、まあどういうシフトを組んで、何時から入る、改めてシフト入ることによってそれは対応できるのか等々を対応、今後対応されていくということでございまして、基本的に、シフトがそうなっているからじゃあ福祉風呂については対応できないので開けません、ということではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。
◆やまね/はい。今、ご答弁ありましたけれども、「現行の運営体制を継続」というお答えがあったんですけれども、しかし、聞いているところによると、夜間1人、ボイラー1人ということで。ただ、市としては設置者として、そういうところを確認していきたいというお話もあったんですけれども、要は、夜間1人、ボイラー1人、この体制でも大丈夫というご認識を持っておられるんでしょうか。ちょっとそれをもう一度確認したいのとですね。
で、福祉風呂の利用時間は変更ないというお話だったんですけれども、現行は11時からで、ボイラー担当の方なんかは9時からになってると。これが11時からということになると、難しいんじゃないかなと単純に思うんですけれども、それでも大丈夫なんでしょうか。この2点、もう一度お願いします。
(→谷本・住宅室住宅事業担当部長)はい。先ほどのご答弁と被る面もあるかもしれないんですけれども、例えばその夜において、人員配置についてのご指摘なんですけども、浴場の今の実態上でいきますと、夕方に開いて夜10時ぐらいまでの営業期間ということで、どうしても夕方から宵のうちというか、夜早い段階までが、お客さんが多ございますし、そういう夜の遅くも営業時間が終わりのほうになってきますと必然的に、利用のお客様が少ないという実態もございますので、そのあたりも勘案しながらの、体制の確認なのかなあと。当然、体制的に不足があるということであれば、こちらのほうからも指摘をしていきたいと思っておりますんで、基本は現行の運営体制を前提にしているということかと思います。
で、また、11時から福祉風呂、お風呂、お湯のほうを使うということであれば、必然的に沸かす時間というのが必要になってきますんで、今提案されているシフトは、何ていうか今後の運営をするうえでのお話の部分という部分と、で、実際、じゃあいつから従事が必要なのかと考えた場合に、改めてシフトが組まれると、いうふうに認識しております。
◆やまね/はい。もう最後にしますけれども、この福祉風呂はですね、利用者ごとにお湯を替えられるということで、雑菌が入ったらダメな方なんかにも非常に喜ばれていると、デイサービス等のお風呂には入れない方も、非常に喜ばれているというふうにお聞きしておりまして、そうした本当に大切な役割を果たしているのが、養正の福祉風呂だと思いますし。そういう意味では、公共の役割として非常に大事なですね、役割を果たしていると改めて思っております。
改めて私は、狭小な住宅への置き換えはやめるべきだと思いますし、住民の皆さんの要望にですね、ぜひ今後もしっかりお声を聞いて反映していただきたいと思いますし、この市立浴場の存続も重ねて求めて終わりたいと思います。以上です。
2026年3月17日【まちづくり委】都市計画局/付託議案審査「京都市養正市営住宅13棟解体撤去工事請負契約の締結について」
(更新日:2026年03月17日)

