消えた横断歩道の早期改善を(2023年12月5日/文教はぐくみ委・文化市民局・やまね)

◆やまね/一点だけお聞きしたい。いろいろ交通安全の取組ということでされていると思うんですけど、例えば、河原町御池の交差点で、警察の方が「横断歩道の中を渡って下さい」というような啓発活動されていて、非常に重要とは思うが、一方で、通学路の横断歩道が消えたままになっている場所がある。伏見区の師団街道・大岩街道の交差点。藤森中学校の東側の地域だが、ここは深草中学校に通う子どもたちが毎朝通る場所。ここの横断歩道が消えてしまってずっとそのままになっている。住民の方が警察に要望されても一向に改善されない。交通安全、何より子どもたちの安全を考えれば、真っ先に改善が必要ではないか。認識はどうか。

(→津嶋・くらし安全推進部長)横断歩道の部分をきちっと渡っていただくことで、特に通学路などは安全面高まる認識。今あったように、警察のほうとか、京都市においてもサービス事業推進室なんかの業務として、横断歩道渡っていただくようにとの啓発、あるいは大きな事故、これまで11年前の東山区であるとか、亀岡の事故、そういったもので、例えば教育委員会で土木事務所、警察などで、児童が安心して通学できるようにということで、「京都市通学路交通安全プログラム」(平成27年)を策定したり、あるいは令和元年5月には大津市で保育児が散歩中に交通事故に巻き込まれた事故を受け、令和3年3月には、京都市の交通安全プログラムに加え、児童の移動経路、散歩なんかの経路の安全性の確認も含める「通学路・児童の移動経路交通安全プログラム」にバージョンアップして、様々な取組してるなかで、京都市においても毎年つくる交通安全の要綱のプログラムの中でも、横断歩道の通行は強調して取組さしていただいているところ。

◆やまね/いま言っていただいたように、「横断歩道を渡ることを強調」していまやっていただいている。いろいろな連携の取組もバージョンアップされてきたとのこと。いま言っていただいたように、平成27年7月に「京都市通学路交通安全プログラム」を策定し、建設局や教育委員会、警察などとも連携してこられた。で、さらに令和3年3月に「より効果的効率的に実施していくため」ということで、児童の移動経路の交通安全にかかる取組も加えて「京都市 通学路・児童の移動経路交通安全プログラム」を策定されて、この間では区役所とか、子ども若者はぐくみ局とも連携されてきたということは私も聞いており、大変大事だと思っている。だからこそ「横断歩道を渡って」と啓発しながら、その一方で消えた横断歩道をそのままにしているというのは、やはりどうなのかなと思う。横断歩道を塗り直すのは何億円もかかる話ではないと思う。ぜひ京都市から京都府警に対してしっかりと強く求めていただきたい。

(→津嶋・くらし安全推進部長)先ほど申し上げたプログラムの中で対策の実施状況、情報いただいているなかでも、路面の補修、歩道整備、横断歩道の整備の部分もかなりの数、これまでの実績としても重ねられている状況。今そういった部分でまだ追いつていない部分あるかと思うので、京都市としても各局連携の中で警察にもそういった部分の働きかけ、そういったものは続けていきたい。

2023年12月5日【文教はぐくみ委】文化市民局/一般質問「消えた横断歩道について早期改善を」

(更新日:2023年12月05日)