近鉄丹波橋駅のバリアフリー化を(2023年3月1日/予算特別委・都市計画局・河合ようこ議員の質疑メモ)

◆河合議員/駅のバリアフリー化の問題で質問する。2011年度に策定された本市の交通バリアフリー全体構想に基づいて進められてきた駅頭のバリアフリー化、「対象駅は全ての整備が完了した」と聞いているが、この全体構想の対象ではなかったが、近鉄丹波橋駅のことについて聞きたい。

我が党の南浜・桃山地域の方が実施された住民アンケートに、丹波橋駅を利用されている方からのバリアフリー化の要望が寄せられていると、地元の議員から聞いている。「京阪電車との連絡通路があるが、京阪には片側手すりがあるが、近鉄の側はなくって不便だ」という声があった。また、「改札からホームへはバリアフリーだけれども、地上から改札まで行く道はどの方面から階段を上らなければならない状況」、現地に行かせてもらった。

私はこの要望に応えるバリアフリー化が必要ではないかと思う。また、こういった要望には、今回(全体構想の)対象となっていないが、どのように応えていくのかついて教えていただきたい。

(→小川・歩くまち京都推進室土木技術担当部長)近鉄丹波橋駅のバリアフリー化のご質問だと思う。近鉄丹波橋駅は京阪丹波橋駅と連絡通路でつながっているのはご承知の通り。エレベーターについてはいま議員ご指摘のように、構内というかホーム階にはある。地上、いわゆる改札については、京阪のエレベーターを使用して、近鉄の改札のほうへ向かうという構造になっている。また、車椅子の方については、ホームの反対側というか、南側になるが、スロープがあり、車椅子のお客様に限り、現場に設置されているインターホンを使用して駅に連絡すると、遠隔操作によりロックが解除されホームへ入場できる構造であると聞いている。今申し上げたように、一定のエレベーター等の整備があるので、この駅についてはバリアフリー化が進められているという認識。

◆河合議員/そういうことを聞いているのではなくて、住民さんからあがった要望に応える、こういう要望にはどのように応えていくのかっていくことを聞いた。

(→小川・歩くまち京都推進室土木技術担当部長)いま丹波橋駅のバリアフリー化についてはご説明させていただいたが、住民の方からのご要望については、連絡通路について、いまご指摘のある箇所について、近鉄の管理範囲だと聞いているので、鉄道事業者のほうが対応されるべきものかと、あの、対応されるというか、検討されるべきものかと思う。

◆河合議員/こういう要望があった場合に、京都市が聞かれた場合に、どういうふうにされるのか。

(→小川・歩くまち京都推進室土木技術担当部長)京都市に寄せられた場合、そういうご要望をお繋ぎして、ご要望者の方がこういうことを要望してますというのはお繋ぎできるかと思う。

◆河合議員/じゃあこの点についてはお声があるということを伝えていただきたいと思うがいかがか。

(→小川・歩くまち京都推進室土木技術担当部長)近鉄の担当者の方にお伝えさせていただく。

※中略

(→小川・歩くまち京都推進室土木技術担当部長)すみません、途中大変申し訳ございません。先ほど議員のほうからご要望についてのお話あり、「鉄道の担当者の方にお伝えする」とご答弁させていただいたが、ただその後の対応については、鉄道事業者の判断になる旨ということはご理解いただきたいと思う。大変申し訳ございませんでした。

◆河合議員/いま答弁いただいた件、それは承知している。

2023年3月1日【予算特別委】都市計画局/近鉄丹波橋駅のバリアフリー化について

(更新日:2023年03月01日)