今年もまた米軍基地へ!?京都市立高校のフィールドワーク(2023年1月25日/教育福祉委・教育委員会・くらた議員の質疑文字起こし)

◆くらた議員/これまで西京高校におけるフィールドワークで、沖縄米軍基地内・クバサキ高校、そのJROTCの中で射撃訓練体験が行われた、このことについて質疑をさせて頂いてまいりました。で、その後、この3月にもですね、この同校でのフィールドワークで、やはりクバサキ高校が選定されているというふうにうかがっておりますけれども、これは事実でしょうか。で、またそこでの学習体験メニューですけれども、これも前回同様のものということで予定をされているのかどうか、これについて明確にお答えいただけますか。

(→菅野・指導部担当部長)はい、あの西京高校の国内フィールドワークについてでございます。あの確かに、あの今回、あの本年3月にですね、あの今回1年生がですね、あのまあ7コースのうちの1コースがまあ沖縄ということになっておりまして、あのその中で、あの今回もあのクバサキ高校訪問する予定というふうに聞いております。ただ、あの今、クバサキ高校の中の中でですね、活動内容、何するかについては、今の時点ではあの未定というふうに聞いております。あの詳細については今後調整していくという予定と聞いております。

くらた議員/はい、あのまあ、もう1月のいまも終盤に入っておりますのでね、「まだ具体的には決まってない」というご答弁ですが、これまで議会議論の中で「直前まで射撃訓練をすることを学校も引率の教師も、そして生徒も知らなかった」というご答弁でございましたけれども、まあフィールドワークに対する責任、全責任はやはり学校にありますし、生徒がどこで何をどのように学習するかは、当然事前に、学校が完全に把握し、そして生徒の安全を確保すると、このことが大切な任務だということを思います。で、これから決めるというのであれば、これあの市民の要求をお伝えしたいと思います。外務省などにも問い合わせておりますけれども、やはり我が国の法律との関係で武器に触れるということは、これやっぱり避けなければいけないということでありますので。そういうことも含めますと、前回のような射撃訓練体験などは行わせてはいけない。このことは申し述べておきたいと思います。

そして、加えてですけれども、まあ米軍の基地内に、本市、高校生を伴っていくことの意味。まあ、この重大性についてはですね、やはり慎重にお考えを頂きたい。高校生が、米軍基地の広告塔となることはやはり問題ではないか。まあ、こういった市民の声があることはご承知かと思いますが、こういう市民の見解があるということを、教育委員会としては無視をされないように。これは無視されてはならないということを申し述べておきたいと思います。本日は以上です。

2024年1月25日【教育福祉委】教育委員会/一般質問「西京高校のフィールドワークについて」

(更新日:2023年01月25日)