市バス・地下鉄で働く職員に定期的なPCR検査を(2021年3月8日/予算特別委・交通局・やまね)

◆やまね/よろしくお願いいたします。えっと私からはですね、今日はあの新型コロナから交通局の職員の皆さんの、えー命と健康をどう守るかということで、その取組についてお聞きしたいと思います。で、これあの、3月5日の国土交通省の大臣指示というものが出ておりまして、国土交通省新型コロナウイルス感染症対策本部の関係資料に書いてあるんですけれども、えー「公共交通機関等のエッセンシャルワーカーを含めた所管事業者等に対し、感染拡大予防ガイドラインに基づき、感染予防に万全を期すとともに、テレワークによる出勤7割減や、時差出勤の更なる徹底等について協力を要請すること」という風にあります。で、えー交通局のところでは既に時差出勤なんかに取り組まれていると思うんですけれども、ただその運転士さんとか、あるいは整備士の方なんかはなかなかそういうのはあの難しいと思いますし、あのテレワークなんかは難しいと思いますし、あのー実際のところですね、交通局のお仕事で出勤7割減ということが可能なのかどうか。それからその実際に今取り組まれているテレワークとか、えー時差出勤というのがですねどれぐらいの方が取り組まれているのか、まず教えていただけますでしょうか。

(→大塚・企画総務部長)はい、えー交通局で取り組んでおります、えー時差出勤あるいはテレワークといった取組についてでございます。あの今、あの議員のほうもおっしゃいましたように、えー実際には大半の職員が現場で仕事をしておりますので、あのテレワークといったような業務には全く無関与と言いますか、あのそもそもそういうものが概念できないような仕事をしておりますので、えー現場の職員については、そういうような取組は行っておりません。

えー逆にいわゆる本局職員、我々のように太秦天神川のほうで働いておる職員が中心ですけれども、これらの職員につきましては、通常の事務作業をやっているという風な、えー、ケースが大半でございますので、これらの者を対象に、えー、今年度の4月から、えー、早出遅出という形で、あの時差出勤という形は呼称しておりますけれども、それと在宅勤務、それとあと併せまして、勤務日の変更というような形で、ま、土日に出勤をして、で、平日に代わりに休みを取ってもらうというような、そういう制度を導入いたしまして、あの実施をしているところです。

で、えー時差出勤、早出遅出の勤務者については、えー、ま、職員数全体で言いますと、大体9割ぐらいの職員が1回は経験をしていると言うか、あのやってみてるという風な状況になってます。で、えー稼働状態で言いますと、大体4割から5割ぐらいが、あの毎日、えーそういう対応をしていますので、朝が結構人が少なくって、夕方もそれなりの時間まで、あの何人かの職員が残っているような状況が続いているというとこでございます。

在宅勤務につきましては、全体の職員の中の、えっと35%の職員が、えー取りあえず取り組んでみたんですが、初期の頃に集中的に色々取組をしてみたんですけど、なかなか、あの書類が、やはりあのどうしても必要であるというようなこと。それから、えーこれとこれが必要だろうと思って帰ってみたんだけれども、やっぱりこの書類も必要やったということでなかなかこう仕事がうまく進まなかったというようなこととかいろんな引っ掛かりがありまして、えー実際のところ、あの定着しているのかと言われると、なかなか定着し切れてないという風な状況かなという風に思ってます。

で、そういうこともありましたので、えー勤務日の変更という風なことをあの導入しようということで、ま、これで言いますと、えー早出遅出、それから在宅勤務、いずれも、要は集中的に人が集まらない、あるいはその、ラッシュ時間帯をずらすという風なことが趣旨かという風に思いますので、その趣旨にあの沿ってるだろうということで、勤務日の変更ということを行いまして、こちらのほうは、えー、全体の職員の7割強ぐらいの職員が、一度はやっているという形になっております。ただこれも、あの前半の、特にあの、コロナが一番きつかったあの緊急事態宣言中はゴールデンウイークがございましたので、この辺りは、比較的、積極的に取り組んでくれていたのかなという風に思うんですが、それ以降につきましては、えーやはり勤務日がずれているということで連絡を取りにくいという風なこととかいうのもありますので、えーやはりやや低調な状況になっているかと思うんですが、まああの、えーうまくその仕事のその性質上、これに取り組むことができて、定期的にやってくれている職員は一定数はいるのかなという風には思っております。

◆やまね/分かりました。あのなかなか色々御苦労されながら取り組んでいるということが伝わってきました。それであの、交通局全体としてはですね1800名ほどでしたかね、職員さんおられて、でー、そこでちょっと改めて確認したいんですけれども、その1800名の職員さんといった場合に、運転士の方、それから整備士の方、駅員さん、それから今言われたような事務の事務職の方なんかがですね、それぞれ職種ごとの内訳というのはどうなっているのかですね。

それからもう一つは、昨年11月6日に中間発表されました大規模疫学調査、京大病院との連携で、抗体検査1737名、PCR検査1192名についての、あのーされているわけですけど、先日の答弁で、交通局職員も329名が検査を受けたというお話があったかと思います。で、これはですね、抗体検査、PCR検査、どちらのお話なのかですね。それとも両方やってるのか、この点についても教えていただきたい。それから、検査を受けられた方の職種ごとの内訳と言うんでしょうか。それも、運転士さんとか、駅員さんとか、それももし分かれば教えていただきたいと思います。で、ちょっと今分からなければ、また資料で頂きたいと思いますが、いかがでしょうか。

(→大塚・企画総務部長)はい、すいません、ちょっと今、えー直近でしっかりとした資料があの手元にないのですが、えーっと、全体で職員数が、えー1846人、えーおります。で、そのうちの半分ぐらい、えーの932人がバスの運転士、それから高速(高速鉄道=地下鉄)の乗務員が、えー202名、えーという風な状況になっておりまして、で、すいません、ちょっとあの、えっと、先ほどの早出遅出等の対象になっております職員が243名と、ここまでは、すいません、さっと手元で出てくるんですが、それ以外の内訳、申し訳ないですけども、ちょっと手元にぱっと出てきませんので、後ほどお示しさせていただきたいという風に思います。

で、えっとそれから、えーと抗体検査、それからPCR検査の、あのお尋ねであったかと思います。えーこちらのほうにつきましては、あの、京都大学のほうと、えー大規模疫学調査を行うというようなことをまあ、あの連携して行いますという風なことを、まああの(2020年)7月からあの実施をするという風な中で、えー大学側の御希望で、いわゆるエッセンシャルワーカー、あの、「現場に近いところで働いている職員の方々の調査を行いたい」という風な申出がございまして、交通局の方も協力をさせていただいているところです。で、えーこちらのほうは、あの抗体検査を、まあ中心に行われまして、で、えー市域におけるその感染症の広がりの状態でありますとか、えーそういった状況を把握して、まあ今後の対策に取られていくと。丁度あの同じ頃の時期に各自治体とか大学さんとかが、いろんな地域で取り組まれてたかと思うんですが、あれとほぼ同趣旨のものかなという風に思っております。で、えー、ま、これに協力するということで、抗体検査、それからPCR検査の両方ともを受診するというような職員につきましては、えー受けさせております。

で、えー御紹介いただきましたのが329名というのが、これが総数になってございまして、えーこのうちバスの運転士が206名、それから地下鉄の乗務員、それから駅関係の職員が32名、えーそれから整備関係の職員が22名、えー残りが、えーと58名ですかね、が事務職員であるとか技術職員であるという風な状況になっております。えーできるだけまああの現場に近いところの方々の状況を調べたいという風なことだったんですが、えー局内、あの全体的に声を掛けまして、えー協力をするという風なメンバーに参加させていただいているところです。それから併せまして、今ので総数で318名になるんですが、残りの11名につきましては、えー京都市交通局協力会ですね。ここから、えー11名の職員に受検をしていただいているということです。

◆やまね/はい、ありがとうございます。そしたらその、あの、大変重要な取組だと私も思っていまして、で、あの今、協力会の話も出たんですけれども、そうすると、この329名というのは、えー要は直営も委託も含めてということでよろしいですか。

(→大塚・企画総務部長)はい、えー318名が、えー交通局の職員でございまして、えー11名が協力会の職員です。で、それ以外の、いわゆる管理の受委託先でありますとか、えーには、えーお声掛けはしているんですけれども、参加されてませんので、えー329名の内訳は先ほど申した通りということです。

◆やまね/分かりました。それからですね、あの我が党議員団の要求資料としてですね、あの「新型コロナに感染した職員への対応状況」ということでまとめていただきました。で、えー市交通局ではですね、これまで(2021年3月8日時点)あの7名の方が感染が判明をしたということなんですけれども、で、そこで1点お聞きしたいのは、保健所の就業制限解除が出てからですね、翌日に復帰をされた方、それから、4日後あるいは7日後に復帰された方、それから最大では18日後に復帰された方など様々なんですけれども、これは体調の回復具合でそうなっているということなのか、交通局として何か判断をされていることっていうのがあるんでしょうか。

(→大塚・企画総務部長)はい、えー交通局のほうにつきましては、えーここにございますように、えー保健所のほうから、あの就業制限の解除が出れば出勤をするという風な判断の中で、あの直近の出勤する日、まああるいは、えーそこから、あの自発的に数日もしくは休むという風な判断もあったかもしれませんが、そういう形での出勤となっています。で、間があの長い期間が空いているということの御指摘の分については、あの委託先の職員でございまして、こちらは委託先の、えー事業者さんのほうがまあどのように判断されたのか、すいません、ちょっと私どもの方では把握はしておりません。

◆やまね/分かりました。えーとそれとですね、あのー昨年の12月、都営地下鉄大江戸線では39人が感染してダイヤにも影響が出る事態となりました。それから、新しいところではですね3月1日のニュースで、JR北海道で社員2人が新型コロナに感染をして、同じ休憩宿泊室を使っていた運転士など50人もPCR検査を受けてですね、運転士がやり繰りできずに、えー函館線で31本が運休になり、900人の方に影響があったということであります。で、あのーその点でですね、その、ま、大江戸線の場合39人、結果的に最後、えー感染者が生まれた。それから、えーJR北海道の場合は2人感染なんだけれども、PCR検査した関係で、休まなければいけなかったという、こういうことになっているんですが、京都市バス・地下鉄の場合はですね、例えばどの程度の職員さんが動けなくなると、通常運行に支障が出てしまうのか。まあこの例えば営業所、あるいは駅ごとに、体制をそれは組んでいるという話なのかですね、ちょっとその辺り教えていただきたいということと。

それからもう一つですね、大江戸線の事態を受けて、交通局もトイレの蛇口等を点検されたということなんですけど、これあの、以前答弁ありました「バスの営業所は7割弱が自動」だと。ところが「地下鉄の場合はほとんどが手動」だったということで、ところが、えーこれは1月22日の常任委員会のときに答えていただいているんですけど、そのときに「いろんな業者に問い合わせたけど、在庫が全くなかった」ということなんですけども、その後の、あのもし状況変化があれば、教えていただきたいと思います。改善ができそうなのかどうか、いかがでしょうか。

(→西山・自動車部長)まずあの、バスのほうから、えーお答えさせていただきます。あのどの程度が出れば運行に影響があるのかという御質問かと。あの大体今、私どもが想定していますのが、えー平日のダイヤ、必要な人数の大体15%の職員が、感染に掛かって出勤がでれないという状況になったときに、平日のダイヤを維持するのはちょっと難しいかなと。その場合は、土曜ダイヤに移行していかざるを得ないのかなという風に思ております。

ただですね、あのー当然、えー私どもその、大まかそうなんですけども、あの現実はあの我々非乗務、運転士から事務の方に代わった職員とかということで元々大型二種免許を持っている職員が何名かいますので、万が一の場合は、そういう運転士をバス業務に就けるとかいう形でできるようにということで、体制を、おー整えております。

あ、すいません、先ほどあの土曜ダイヤの約半分程度、ごめんなさい先ほどあの「15%になったときに土曜ダイヤ」と言いましたが、その約半分程度のダイヤということで、すいません、ちょっと言い漏らしました。すいません。

で、そういうような形で、あと非乗務のほうもですね、万が一の場合は乗務ができるようにというところで体制を整えております。この非乗務は、あの営業所もそうですし、我々あの太秦のほうにある本局の職員もそういう風に大型二種を持っている者が多数おりますので、万が一の場合はそれに対応できるようにということでもう既にあの、その職員には個別には声を掛けていますけど、幸いにしても、今のところそういうような状況になっているという状況ではありません。

(→土田・高速鉄道部長)はい、同様に地下鉄の乗務員についてもお答えさせていただきます。えーまず、欠勤率が10%までですと、えーまあ通常運行が一応確保できる状況にあると考えております。これが10%を超えて15%未満までの間ですと、ま、あの、平日ダイヤではなく土休ダイヤでの運行になるかという風に考えております。で、15%を超えて40%未満までは土休ダイヤが維持できるんですけれども、あ、失礼しました、15%未満を超えると土休ダイヤが維持できなくなって、あのまあ、特別に今、15分ぐらいのダイヤを組んでいるんですが、15分おきぐらいの1時間4本ぐらいのダイヤ、これが40%ぐらいまでは行ける。で、40%を超えてしまうと、もうダイヤの運行自体が恐らくできなくなってしまうだろうと。

で、先ほどバスと一緒で、私どもの、駅の、えー助役というのはほとんどがあの、運転免許を持っておりますので、駅のほうから応援を出して、なるべくそうならないようにという風にあのやっていくということはあのバスと同様でございます。

すいません失礼しました。それから手洗いの件なんですが、あのまだ、残念ながらちょっとかなり品薄でございまして、あの私どもも入れたいという風には考えておるんですけれども、ちょっと現状まだ、あの手に入らないという状況でございます。

◆やまね/分かりました。それからですね、あのーこれまでもお答えいただいているように感染防止対策として、マスクや手洗い、アルコール消毒、換気、それから、抗ウイルス加工、日々の検温、点呼時のチェックなど様々な取組を行われているということで、えーまあそういった対策がですね、大事なのは間違いないと思いますので、引き続き頑張っていただきたいと思うんです。で、そのときにですね、今、えーちょっと教えていただきたいのは点呼時に異変を発見した事例とか、あるいは職員から体調不良の連絡があった事例というのは、このコロナ禍の中で何件ほどあったのかですね。それからその際には、PCR検査やあるいは抗原検査なんかが行われるのかどうか、この点はいかがでしょうか。

(→西山・自動車部長)はい、えっとバスのほうでございます。まずあの、お尋ねの点呼時にどうかというとこですけどあの、まず、えー、運転士の、その体温を調べる、いわゆる検温ですね。これは出勤前とそれから点呼のときに、非乗務の職員が、その運転士に個別でやっております。で、その点呼時のときに発熱を確認できた分につきましては、直営のほうの運転士は、今現在ゼロでございます。ただ委託先のほうではあの2名の方が、あー、ちょっと体温が高い、37.5℃以上あったというところで、今日は運転をしないようにということでさせていただいています。

またあの当日ですね、先ほど申しましたように、家でまずあの体温を測ってから出てこいという風に我々言っていますので、そういった中で、あのー、おー、え、いわゆる体温が高いから今日はちょっと体調不良やと、連絡があった件数ですけども、えーと直営で45件、委託先で39件ということでまあ84件の方がございました。で、ま、そういった方、お医者さんに行かれたりとかいうようなことがあるんですけども、まああとその、PCR検査を受けはるかどうかは、その受け入れていただく医療機関の判断で、えー受けていただいて、というのもありますし、お医者さんのほうが、いやこれは受けなくてもいいよというケースもあったりとか、そこは様々な形になっております。

(→土田・高速鉄道部長)はいあの地下鉄におきましても、まずあの、自宅で測ってくることになっておりますので、えー点呼時に判明した件数というのはゼロでございます。で、えーと職員が体調不良というか、家で発熱したっていうのはすいません、私どものほうでは10件程度という把握をしておりますけれども、あのーPCRを受ける受けないはやっぱりその主治医の先生であるとか保健所の判断になりますので、その中で、あのまあ受ける者は受けているという状況でございます。

◆やまね/分かりました。えーそれでですね、あのー、ま、これまでの対策っていうことで言いますと、基本的には、まず感染予防ですよね。感染しないようないろんな対策すると。もう一つは、症状が出たときに今、PCR検査をやるというのが基本にこれまでなってきたわけですけれども、で、ただ、この新型コロナの厄介なところはですね、やはり無症状の方が一定おられると。そこから広がってしまうということで、実際に交通局の感染事例を見てもですね、濃厚接触者となった方が、無症状時にPCR検査を行って判明した事例もかなりあるということですので、現状の取組ではですね、やはり濃厚接触者以外は無症状の方を見付けられないんじゃないかということを思うわけです。で、あのー私はですね今、確かにお医者さんの判断というのはそれはそれで大事なんですけれども、やはり少なくとも職員さんが体調不良を訴えた場合はですね、公共交通の担い手を守るためにですね、PCR検査を積極的に受けるようにすべきじゃないかということはちょっとこれは求めておきたいという風に思います。

であの、実際にですね、これまでの答弁をお聞きしててもですね、あのまあ、「今のところ交通局の中で症状が出てない、うまくいっているからいいんだ」というようなお話が、過去の委員会であったんですけれども、しかし、交通局の中でその職場の中で、症状が出なかったとしても、御家族とか、あるいは知人、お会いしたときに、感染が広がってしまう可能性もあるわけなんですよね。で、保健福祉局もこれは検査の対象外になっていますけれども、3日前以前に感染する場合も、「症状が出る3日前以前に感染する事例もある」ということを認めておられます。で、あの交通局の事例でもですね、12月に検査して、陰性だった方が年明けてから、症状が出て陽性判明した事例もあるということで、私はですね、今こそ、幅広くPCR検査を行って、無症状の方を早く見付けて、保護、療養してもらうということがこの感染拡大を抑え込む鍵だという風に言われておりますので、改めて、提案をさせていただきたいのは、交通局職員の皆さんには是非、定期的にPCR検査を受けてもらえるようにすべきじゃないかということ。それから少なくとも、感染者が出た場合には、検査の範囲を、濃厚接触者に限らず、同じ職場で、えー働いておられる方全員を対象にですね、PCR検査をできるようにすべきじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。

(→大塚・企画総務部長)はいあの、今あの、えー委員のほうからもおっしゃっていただきましたように、えー我々、これまでやってきた取組、あのかなり成功しているという風に思っております。えー元々その職場の中で、職員同士が接触しないような仕組みにいたしましたし、それから、えー、マスク、接触する場合でもマスクを必ず着用しているということで、これはもう勤務時間中、本当に食事をするとき以外についてはもうずっとしているようにというようなことを指示しております。食事のときにも、一人で黙って食事するようにという、もういわゆる基本をものすごくきっちりと守った取組をやっております。で、これはあの職場の中だけではなくて、私生活においても同じでして、えー家庭内に戻ってもしっかりと自覚を持って私生活を送るようにということ、それから、御家族にも、そういう職員が家族にいるんやという風なことで、自覚を求めるというかですね、あの取組をお願いするという風なことをやってきております。で、えーその結果が、まああの、えー数名ですけれども、まあ発生はしているということがありますけれども、えーそれが、えークラスターにもならずに、えー単発でとどまっているという風な成果なのかなという風に思っておりますので、これをあのしっかりとこれからも取組としては続けていきたい。

で、PCR検査は、あのおっしゃるようにその時点の状況というのは確かに分かるかもしれませんが、それがかなり高頻度にやらないと恐らく、えーどれぐらい、あのー、何て言うんですかね一定のその効果が出てくるというものではないという風に思います。で、えー相変わらず費用が高いという風なこともございますので、えー費用対効果、それから、日々の職員の一人一人の取組ということが効果を表しているということ、ま、この取組をしっかりとやっていきたいなという風に思っております。

◆やまね/あの今おっしゃっていただいたようにですね、いろんなその営業所の努力とか、それから私生活での努力とかですね、意識を持ってあのがんばっていただいているのは本当にすばらしいことだと思うんですよ。で、ただやはり、職場の状況とかその方のところだけで防ぎ切ることができるかと言えば、あの本当に誰が今感染しても分からないようなですね、そういう状況にもなっておりましたので、やはりこれまでとはですね、姿勢を変える必要があるんじゃないかなと思うわけですね。ニュージーランドとか台湾とかですね、抑え込んでいるところは、もう徹底的に検査をやって、そして経済活動を回していくと、社会活動を回していくということをやっていますので。

あの今、国でも、段々とこの無症状者の方を見付けるということをかなり強く、意識を持って取り組まれています。で、国との連携でですね、えー京都でも無症状の方を対象にしたモニタリング調査というのが、先週スタートをしまして、これ自宅などで簡単に唾液を採取するキットを(3月)5日~6日、これは先週の金曜日、土曜日辺りに京都市内の駅周辺で、300名程度配布されたと。で、郵送で回収して検査結果をメールで知らせるという取組で、段々とそういう形で、ハードルも下がってきておりますので、あの私はですね、やはり市バス・地下鉄で、こういう公共交通機関で働く皆さんは、本当に市民生活になくてはならない。それから自粛したり、なかなか休むこと、先ほどパーセンテージも答えていただきましたけれども、なかなかその休むことができずに、リモートワークも難しいと。で、不特定多数の方に接する場合もある、そういうお仕事だと思いますので、そういう方々がやはり定期的にPCR検査を受けられるようにですね、是非すべきだということで、是非引き続き京都市交通局としても考えていっていただきたいという風に思います。

で、最後にですね、あの費用負担のお話ありました。あの確かにこれ大変だと思います交通局単体で独自でそういうことをやると思うとですね。そういう意味では、他の委員からも国の支援という問題があったんですけども、改めてそこが大事だと思います。で、あの、これは赤羽国土交通大臣がですね、国交省のホームページの中で、こういうことを言っておられるんですね。「御自身及び御家族の感染のリスクと大きな不安の中、我が身を省みることなく、献身的に尊い使命と責任を果たしていただいていらっしゃる全てのエッセンシャルワーカーの皆様に心から敬意と感謝申し上げます」と。「鉄道、バス、タクシー事業等は、国民の皆様の毎日の通勤通学、生活の足」だと。「こうした皆様の万全の感染防止対策、働きやすい環境づくり、そして、新型コロナウイルスの一日も早い収束を、関係省庁とも連携して全力で取り組んでまいりますことをお約束申し上げ~」という風におっしゃっているわけです。私はですね、ここまでおっしゃっているわけですから、あの是非ですね、全てのエッセンシャルワーカーの皆さんが、定期的にPCR検査を受けられるようにですね、この面でも国が財政措置すべきだということをですね、是非あの交通局からもですね、求めていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

(→大塚・企画総務部長)はいあの、えー我々としては、今、えー国土交通省なりから出ております指針に基づいた取組を、あのしっかり行っておりまして、それが功を奏しているという風に思っております。えーこれからもこの取組をしっかりとやっていきたいという風に思いますし、えーまああの、感染状況については、多分これから先も色々変わることになるかなという風に思います。ま、そういった状況の中で、えーあるいはその国の方針なり指針なりが変わるということであれば、それに柔軟に対応して、で、しっかりと市民の皆様の足を守っていきたいという風に思っております。

◆やまね/あのま、国の方針、指針が変わるということであればということだったんですけども、私はその方針を変えていくためにもですね、えー京都市交通局のほうからも是非声を上げていただきたいと思うんですね。あの国もPCR検査の対象を拡大して、無症状の方を早く見付けるという方向にはかじを今、切っておりますので、強化しておりますので、是非公共交通機関で働く職員さんを守るためにですね、そして自治体の財政負担も掛からないようにですね、是非現場から声を上げていただきたいと、重ねて求めて終わりたいと思います。以上です。

2021年3月8日【予算特別委】交通局②/エッセンシャルワーカーに定期的なPCR検査を

(更新日:2021年03月08日)