◎教育委員会の説明
(→春田・総務部長)陳情第226号についてご説明させていただきます。はじめに教員の配置についてご説明致します。今回陳情のありました小学校の学級編成につきましては、小学校1年生及び2年生では35人、それ以外の学級は40人学級として国から本市に対し必要な教職員数が措置されております。そのうえで教育委員会では、国から配当される加配定数を、児童や学校の状況、また、校長の意見も踏まえ、全市的な観点から各学校に配置し、専科指導の充実や複数教員による指導ティームティーチング、また、少人数学級の編成などをおこなっているところでございます。
続いて、陳情のあった藤ノ森小学校の該当学年における学級編成、及び指導体制についてでございます。平成31年度、当該学年が4年生の時に、国基準では2学級のところ、学校長が教育委員会と協議の上、加配教員を活用し、3学級に分割しておりました。本年度の5年生につきましては、国基準通りの学級編成としたうえで、加配教員を活用し、理科及び家庭科において専科指導を実施するとともに、ティームティーチングなどの他学年への児童へも含めた学校全体の指導の充実を図る指導体制を整えました。来年度の新6年生についてですが、校長からは「現在の6年生と同様に、中学校への進学などを踏まえ、いっそうきめ細やかな指導の必要性を考慮し、加配教員を活用して3学級とすることを検討している」と聞いており、教育委員会といたしましても、令和2年度並みの教員配置をおこなう予定であり、引き続き学校状況を踏まえた適切な指導体制が構築されるものと考えております。
今後とも各校との緊密な連携のもと、子どもたちの様子など教育課題や指導体制等を踏まえ、限られた教職員定数を有効に活用しながら、全校の活動の充実に努めてまいります。以上でございます。
◆河合議員/よろしくお願いします。この陳情は、今年度、昨年の夏にも出されたものであります。その学年について、保護者の方自身が、5年生の間も学校長と話をされた、あ、5年生なられる時もですね。で、それがなかなか実現しないということで陳情が出され、今回もせめて6年生のおり、しかもコロナの中で、今変異株とか不安がいっぱいあるもとで、もう39人といったらぎゅうぎゅう詰めの状況ですよね。私もあの、35人くらいの教室を夏視察させていただいたんですが、その時でもやはりソーシャルディスタンス取れないなあというふうに思っていました。そうした中で出されたものなので、どうしてもこの切実な保護者の願いに応えていただきたいと思いまして、質問準備してきました。が、あのいま、春田部長のお話の中で言うと、今年の6年生のように3学級に向けて学校が検討されているということで、それに対して教育委員会としても、適切に対応したいということだったと思います。もうあの、最大の努力していただいて、この保護者の願いでありますし、今子どもたちの教育環境としても、あのとりわけ、もう40人に近いところからやってほしいという思いがあったんですが、この藤森の小学校、今度新しく6年生なられる学年の要望に応えていただきたいと思います。重ねてとなりますが、お願いします。
(→春田・総務部長)あの教育委員会といたしましても毎年学校長のまあ、あのー構想も踏まえながら、えー定数、加配を、定数措置をしているところでございまして、えー来年度につきましても、藤ノ森小学校の校長先生のまあ学年構想に沿った形で定数配置できるように努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
2021年3月22日【教育福祉委】教育委員会/陳情審査「コロナ禍における小学校の環境改善」
(更新日:2021年03月22日)