部活動の中止や制限で子どもたちを新型コロナから守るべき(2021年1月27日/教育福祉委・教育委員会・とがし議員の質疑文字起こし)

◆とがし議員(共産)/よろしくお願いします。まずですね、この間、13日の本部会議の時に教育委員会が示した「緊急事態宣言のもとでの教育活動の指針」なんですけれども、これはですね、衛生管理、国の衛生管理マニュアルにおけるレベル3の段階に入ったもとでの判断と、とらえたらよろしいでしょうか。

(→春田・総務部長)レベル3であるからということではなくて、レベルが2なのか3なのかという部分につきましては、明確にはきちっと示すという今状況ではないのかなと。指数もいろいろと変動しますので。ただ京都府が独自に示しております「特別警戒基準」にも今京都府京都市もそういう状況でございますし、また緊急事態宣言を要請して、また、指定地域にされているという状況も踏まえまして、今京都市の学校現場に対しましても、一層緊張感を持って取り組むという思いも込めて通達を出したところでございます。以上でございます。

◆とがし議員/京都府としての判断、京都市としての判断と、この間の教育現場の感染の状況とか踏まえて総合的に判断されたんだというふうに思うんですけれども、この判断するにあたって保健所との相談というのはされてるんでしょうか。

(→春田・総務部長)レベルがどうなのかという、具体的にそれを持ってやりとりするということというよりも、対策本部も含めまして、京都市として全体的な取組を進める中での、毎回報告しております感染状況でありますとか、いろいろな数を、データがございますので、それらを総合的に判断して進めており、教育委員会としましては当然、保健福祉局ともしっかりと連携をとりながら、学校現場の対策につきましても、しっかり連携をとって進めてるところでございます。以上でございます。

◆とがし議員/今家庭内での感染が主だということで、先ほどの質疑とか、この一般質問の中でも、京都市内の市立学校などでの感染の状況について特徴ありましたので、今後判断していく上での材料にもしたいので、ぜひこれについては後で、資料でお諮りいただきたいと思います。

そして私ちょっと聞いたのは、レベルがどうかっていう機械的な判断、機械的というか数字的なそういう国の基準にはめてという意味で聞いているんじゃなくて、昨日、京都府が出した指針の中で、教育委員会もね、通知を出しているという話なんですけども、かなりバレーボールとかラグビーとかバスケットとか卓球など、具体的な種目ごとに詳しい、リスクの高い活動というのを具体的に書いて、これを回避しながらやっていこうということで「留意事項」というのが出されております。

やはり今の感染状況で言いますと、感染経路不明の感染者、いわゆる市中感染の指標となると思いますけれども、これがだいたい毎日平均で30人弱生まれるような、こういう厳しい市中感染の状況があって、そこから広がってくる家庭内感染の拡大で、子どもたちが感染するという状況があると。若者の中にも先ほどありましたように、感染者の中で後遺症が残るケースも指摘をされていると。そういうハイリスクの状況であるがゆえにですね、部活を中止するか、あるいは部活を継続するにしても、京都府が呼びかけるように、かなり制限かけなければ子どもたちを守ることができない状況ではないかなというふうに思っております。

その点でこの点、それはまた個人資料でまた後でいただけたらいい、その学校に出した通知とか部活についての通知は、後でまた個人資料でもらいたいんですけれども、実際ちょっと現場での工夫ということで、やはりこういう助言、おそらく京都市もするように指定されているんだ思うんですけれども、活動時、部活を始めるにあたってミーティングなどで感染防護の留意点を絶えず確認するようにするとか、やはりこういうふうに気をつけましょうという一般論ではなくて、絶えず意識化することで、その感染防止の実効性を確保する工夫が必要じゃないかと思うんですけれども、このあたりいかがでしょうか。

(→福西・体育健康教育室長)部活の感染防止対策についてでございますが、京都府のほうが詳しい通知を出されたということで、京都市といたしましても京都府と協議をしながら取組を進めておりますので、その内容承知しながら市立学校のほうにも、昨日ですけれども通知をさしていただいたというところでございます。また、いま生徒への意識化というお話ございましたけれども、学校再開後、この間生徒向けにも教育委員会といたしまして、こういうところ留意してほしいという通知といいますか、案内を出させていただきまして、学校のほうからも指導頂いてるというところでございます。これ1回で終わるということでなしに引き続き意識の向上を目指しまして取組を続けてまいりたいと考えております。以上でございます。

◆とがし議員/こうした、引き続き取り組むということなんですけれども、各学校にも徹底されているし、新聞でも報道されていると。こうした情報提供については、学校や子どもたちはもちろん、保護者や我々議員も含めてですね、積極的にちょっと提供していただきたいなと思います。

あと、その際、私ちょっと一番大変すごく心配しているのが、感染をした、あるいは濃厚接触の状況の中で休んでいる、あるいは闘病しているという子どもたちがたくさんいるという状況の中で、そういう子どもたちが、本当にゆっくり安心して療養して、回復した後に安心して学校に戻れるということが非常に大事だというふうに思っているんです。一時期、学生の、ある大学のクラスター発生した時にものすごいバッシングが行われたことがあるんですけども、やはりちょっとその辺は非常に、子どもたち、小学生にしろ中学生にしろ高校生にしろ極めてデリケートな年代でありますので、社会全体は当然ですけれども学校の中でもやはりそういう当然されてると思うんですけれども、丁寧な、人権を守る取組というのをしっかりしていただきたいなと、いうふうに思うんですが、いかがでしょうか。

(→清水・指導部担当部長)この間機会あるごとに各学校のほうには通知という形で、今先生おっしゃいましたような、感染者あるいは濃厚接触者への偏見でありますとか差別、起きないよう、あるいは保護者との連携も含めて、しっかりと対応するように各学校にお願いをしておりましてそのように対応していただいているものというふうに考えております。

合わせまして先ほど別の答弁でもありましたけれども、偏見や差別を生まないためにはウイルスに対して正しい知識を持つことが何よりも重要でございますので、「知れば知るほど授業で話題にできるウィルス関連豆知識」という名前の手厚いリーフレットを作りまして、これも各校に配布しております。で、このリーフレットの表紙には日本赤十字社が作っております「三つの感染症」、病気・不安・差別のサイクルがつながっているという分かりやすい図がありまして、こういったものも表紙にしながら、感染症にかかる差別、あるいはいじめを許さない取組というのは、継続して続けてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

◆とがし議員/大変大事な取組だというふうに思いますし、引き続きお願い致します。

次に、学校の教育条件の関係でちょっとお聞きするんですけれども、教育条件というか環境ですね、衛生管理マニュアル、国のマニュアルでは「レベル3においては最低でも1m、できる限り2mの距離をとって実施すること」と、いうふうに教育活動について書かれてまして、感染リスクが高い教科についてもいろいろとこの制限が書かれているという状況です。そのレベル3か2なのかというところはなかなか判断難しいところだというお話だったと思うんですけれども、本市としてはこの衛生管理マニュアルが言っているような、水準の確保について、緊急事態宣言が発令されるもとで、より厳戒態勢というか、注意しなければいけない局面にいてるという中におきまして、京都市としてどういう確保されているのかということをお聞きしたいということです。

その点でですね、やはり今一度ですね、ちょっとその教室の大きさには限りがあります。なかなか難しいものがあると思うんですけども、生徒・児童間の距離の確保、例えばウイルスは測れませんけども、二酸化炭素の測定器を活用した換気の状況の確認というのがね、国の資料で出てるんですけども、こういったこととかも含めて全部の学校というわけにいかないですけれども、いくつかちょっと調べてみて改善の余地がないかとかいうのを、絶えずチェックする必要もあるんじゃないかなというふうに思いますので、やはりあらためてこの緊急事態宣言にふさわしい対応について、どういうふうに手を打たれているかということをご答弁お願いします。

(福西・体育健康教育室長)まず感染防止対策ということで、この間ですけれども、マスクの取り扱いについてもきちっと再度徹底といいますか、十分に身体的な距離が取れないところで、十分な呼吸ができなくなるリスク等がない場合にはマスクをしていこうという呼びかけをさしていただいております。また今先生お話がございました換気につきましても、冬期のほうがやはり空気が乾燥するということで飛沫が飛びやすくなるということもありますので、徹底して換気に取り組もうということで学校のほうにお願いをしているところでございます。

それから学校の「環境衛生管理マニュアル」というのが国から出ておりまして、定期的に年2回、学校薬剤師の先生が来ていただいて、換気についての調査もしていただくということで冬場もそうした機会を設けていただくようにしております。また、それ以外でも、薬剤師の先生方も、学校に来られますので、専門的な見地からご指導いただけるように薬剤師会とも話をしているところでございます。

◆とがし議員/ぜひそうした取組みについても発信していただくことが大事かなというふうに思いますんで、お願いします。

それで、あとですね、最後にですね、すでに少なくない学級とか、あるいは学年全体で1日とか2日という場合もあればちょっと長めの学級閉鎖ということもあるわけなんですけれども、そういうことが実際いろんなところで起こっているという状況があります。さらにその感染していたり、あるいは濃厚接触者になっているような子どもが学校に来れないわけですから、そういう状況があると。ただすでに2カ月間の休校というのがあったという状況のもとで、7時間目の授業とかも含めてかなりですね、子どもたちに負担、学校現場にも負担をかけているという状況があると思います。

ですからその上さらに新たに休んだことに対する遅れを取り戻すという話になってくると、かなり無理が出てくるんじゃないかというふうに考えます。それで、あんまり考えたくないことですけれどもより感染が厳しくなっていった場合には、それは分散登校ということも起こりうる話だと思うんですけれども、そうなってくるとますます授業日数が限られてくることになってくると思います。オンラインで補えばいいじゃないかという話もあるけれども、ただ実際には先生によってこのオンラインに対する習熟度とか不得意とかもある中で、今までの経験が豊富な対面での授業のノウハウはあるけれども、オンラインのノウハウというの十分ないと、いう状況の中で質の確保というのはなかなか難しいものがあるんじゃないかということですので、やはり私はですね、3学期、あと残りの3学期と、来年度以降の、学びの内容も含めてですね、教育内容をあらかじめ精査することで、学校現場と子どもたちの負担を軽くして、学校の教育活動全体に余裕をちょっと作っておくということが今必要なんじゃないかというふうに思ってますので、ぜひちょっとその検討については教育委員会においても各学校においてもぜひお願いできないかなということです。いかがでしょうか。

(→清水・指導部担当部長)3学期あるいは次年度以降の教育課程のあり方ということかと思いますけれども、今年度の様々な対応・取組等を通じまして、あるいは実際学校のほうで行事とか、あるいは授業のあり方なんかも見直す機会になったことも確かでございます。そういったことも含めて、こういった状況がしばらく続くということを踏まえた上で、今余裕のあるといいますか、子どもたちそれから先生方に負担の大きくないような教育活動については、しっかり考えていく必要があると思っていますし、そういった視点でもって来年度の教育課程等は編成していきたいというふうに考えております。以上でございます。

◆とがし議員/よろしくお願いいたします。こういう状況ね、午前中も議論ありましたけれども、やはりぜひですね、前倒しでですね、「35人学級」を早急に実現してですね、ぎゅうぎゅう詰めになっているようなクラスについては解消できるように取り組んでいただきたいということと、学校統合よりも、マンモス校の解消などの取組、教室の確保も求めたいと思います。以上です。

◎さくらい委員長(自民)/只今とがし副委員長から要求のありました「市内での学校での感染状況」、この資料については理事者、提出できますか。

(→春田・総務部長)教育委員会で把握している範囲で示させていただきます。以上でございます。

◎さくらい委員長/はい、提出できるということですので、委員会資料として提出を求めることにご異議ありませんか(「異議なし」の声)。ご異議がありませんので委員会資料として提出を求めることに決定致します。理事者におかれてはなるべく早くご提出いただきますようによろしくお願い致します。

2021年1月27日【教育福祉委】教育委員会/一般質問「緊急事態宣言のもとでの教育活動、課外活動のあり方について」

(更新日:2021年01月27日)