師団街道の渋滞について、京都市は住民の声を受け止め、関係機関の連携で改善を(2019年6月21日/産業交通水道委・交通局・やまね)

◆やまね/師団街道における市バスの定時運行という問題についてお聞きします。あの前々回の5月の委員会でもお聞きした問題の続きですけれども、えーその5月の委員会の際にですね、「定時運行はできている」「混雑は一時的」だと、いう答弁がありました。で、ところがこれはですね、あの地元の声、実感とは随分ギャップがあります。(※写真は近隣住民の方が撮影)

で、そこで私あの6月8日(土)午後4時~5時の1時間ほどですね、この師団街道の稲荷大社前バス停・南行ですけれども、そこに立ちまして、現場を見ました。で、そうするとやはり車の列がですね、途切れることがありません。えーまあ流れていく時もありますけれども、車の列はほとんど途切れない。で、それで、えー時刻表の時間からですね、実際に遅れてるバスも相当あると。例えば、南5系統で15:51のものが16:00、9分遅れで来る、あるいは急行105系統の16:06が16:19、13分遅れと。まあこういうことが頻発をしておりました。それで、あのバス停で待っておられる方にもお話をうかがったんですけれども、「いつも時間通りにバスが来ない」という方がほとんどです。「10分は遅れると思って待ってます」という方もおられました。中にはですね、私のまあ目の前で「今日も全然来ないし歩いて帰りますわ」と言ってですね、その場でもうバス乗るのあきらめた方も、えーおられました。それで近隣にお住まいの方の中には「20分待って来ずあきらめたことがある」という方もおられるということで、あのー前々回の委員会では「混雑は一時的」という答弁があったんですが、実際にはバスは遅れておりますし、市民生活へ影響が出ていることは事実ではないかと。ちょっとこれ再度認識をうかがいたいと思います。

(→中山・自動車部担当部長)はい、あの師団街道のバスの遅れの件でございます。えーただいまご紹介いただきましたように、えー5月の委員会でも先生のほうから、バスの遅延について、えーお問合せいただいたところでございます。私どものほうもその点を踏まえまして、えー営業所への聞き取り、また実態調査をさしていただきました。えー実際のところ、今ご案内いただきました通り、いー、一時的な渋滞によりまして10分程度遅れたバスがあったということも十分認識を致しております。え、実際にこの辺につきまして、どこで遅れてたのかということにつきまして、営業所を通じ聞き取りをしましたところ、えー師団街道に至るまで、いわゆる京都駅をスタート致しまして、京都駅周辺での、えー遅延がほとんどであったと、いうことで、えー師団街道の南行での渋滞につきましては、若干その遅れはあるもののですね、え、大きな影響の部分はないと、いうことでございました。あの、ぜ、前回の委員会でもご答弁させていただきましたけども、確かにバスが、お客様ご案内するときにですね、バス停停まりますので、一時的に後続車にご迷惑をおかけするっていうこと、また、観光バスが稲荷新道を右折するために一時的に渋滞をするということにつきましては、えー認識を致しておりますが、ま、恒常的に発生しているものではないというふうに考えてございます。

◆やまね/あのまあ今のおっしゃってることはこれまでも言われたことなんですけれども、あのーそれは私も分かってるんですよ。で、私いま聞いたのはですね、あのー実際に市民生活に影響が出ているではないかと、このことを認識をされているのかということをあらためてお聞きしたんですけど、その点はいかがですか。

(→中山・自動車部担当部長)はい、えー遅れによります、ま、市民の方への影響ということでございますけども、ま、これはあの、このエリアにだけに限りませずですね、え、市内におきまして交通渋滞や他の要因におきまして、え、バスが遅延することによりまして、ご迷惑をおかけしているということにつきましては、ま、十分認識を致しております。ま、それぞれバスが遅れる理由は異なりますけども、えー交通管理者でありますが道路管理者ともしっかりと連携を図りながら、できるだけ改善が図れるように、努力してまいりたいというふうに考えてございます。

◆やまね/で、あの私はこの渋滞の問題を、別に交通局が責任があるとか言うつもりは全くございません。そういう話はしてません。で、ただそのやっぱり住民のみなさんの思いですね、市バスになかなか乗れない、あるいは、遅れる、こういうことに対してやっぱり切実な思いを持っておられる、やっぱり市民のみなさんの声をしっかり受け止めていただきたいと思いますし、現状について、きちんとですね、正確にあの認識していただきたいと思うんです。で、あのーこれですね、もう一つ確認したいのは、このそれぞれのバスの市バスの路線でですね、バス停にバスが到着した時刻の記録・データというのはそれぞれ残っているんでしょうか。いかがですか。

(→中山・自動車部担当部長)はい、えーバス停に、個々のバスが、え、到着した時刻ということでございますけれども、これ私どもの運行管理システムという部分の中で、そのバス停にバスが停車致しまして、えードアを開閉したと、いう時間につきましては、ま、データとして残ってございます。

◆やまね/えーとそうするとですね、あのちょっとこれ量が多くなるかもしれないんですけど、この南5系統と、急行105系統の運行記録ですかね、バス停にいつ実際にバスが到着したのか、で、バスの時刻表と比べてどうなのかというところをですね、あのぜひちょっと資料をいただきたいと。で、これあのGWなんかは非常に混んでいると思いますので、あのそこはもういいんですけども、例えば6月中ですね、この6月中のある、まあ1週間、月曜日から日曜日まで、この南5と急行105の系統のバス停のバスの到着時刻についてですね、ぜひともあの資料いただきたいと思います。であの、ルートもこれ違うと思うんで、先ほども京都駅の辺りのまあ渋滞の話があったかと思うんですけれども、どの時点で遅れているのかと、ちょっと私どももしっかりとそれは把握をしたいと思いますので、ぜひ資料を提出いただきたいと思いますがいかがでしょうか。

(→中山・自動車部担当部長)はい、えーまずあのバス停で、バス停に到着した時刻でございますけれども、え、これあの今もご案内いただきましたように、非常にあの量としては膨大な、あ、量になります。あの1時間当たりバスがですね、えー稲荷大社前のバス停におきましても、えー4本、運行致しておりますので、かなりの量になりますので例えばですね、えー先生お調べいただいた、6月8日のデータというふな内容でお示しをさしていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

◆やまね/あのーまあちょっともし難しいということであれば後でまた個人的にちょっと相談をさせていただきたいと思いますが、とりあえずそれでは6月8日の分だけで結構ですので、あの資料としていただきたいと思います。

それであのこれ最後に申し上げますけれども、あのこの今師団街道で、今渋滞を実際にしている十条からですね、この稲荷新道の辺り、えーこのバス停付近はですね、あの東側西側に、あの住宅密集地に隣接をしている地域ですので、あのー車が実際外に出られないとか戻ってこれないというだけではなくって、他にも今、実はいろんなお声をお聞きしております。「排気ガスがすごくて窓を開けていられない」というお話もありますし、「1日に150台~200台の観光バスが来る。大型車が通るたびに家も揺れる。修繕が必要になってきた」とかですね、「通学路でもあるので子どもたちの安全が心配」などの声も寄せられておりますので、まあこれ先ほども申し上げましたけど、渋滞の責任が交通局にあるというようなことは私は申し上げませんが、あのーやはり現状についてですね、きちんと、えー認識をしていただきたいということで、あの3月20日にはですね、えー「第1回伏見稲荷大社周辺の住みよいまちづくり会議」と、いうものが開催をされて、えーこの地域での「ごみ問題」、あるいは「交通問題」についての議論もされていると、そこに交通局も参加されているとのことなので、あらためてこの地域の渋滞・混雑対策についてですね、えー都市計画局や警察や、あるいは産業観光局、こういう関係機関ともぜひ連携をしてですね、あのがんばっていただきたいと思います。終わります。

2019年6月21日【産業交通水道委】交通局/一般質問「師団街道における市バスの定時運行について」

(更新日:2019年06月21日)