大雨被害対応・すべての避難所に市職員の配置を!(2018年7月9日/総務消防委・行財政局・やまね)

◆やまね/伏見区でもですね、たくさんの学区でですね、「避難指示」「避難勧告」発令をされまして、私も各避難所をまわらせていただきましたけれども、あのあらためて自主防災をはじめとした、あの地域のみなさんの、えーご奮闘に本当に頭が下がる思いであります。それであの少し重なる部分もありますけれども、あらためてあの避難所でお聞きした、共通して出されていた要望や、特徴的な声、まずご紹介させていただきますが、あの先ほどもありましたが、そのーま、「情報がほしい」と、特に桂川流域のところですね、あるいは洪水浸水想定区域となっているようなところでは、「水害関係の情報がどうなっているのか知りたかった」と、でー「体育館にテレビセットがほしい」というような、声がやはりありました。で、地元の業者の方がですね、持ち込んでいただいて、えー見ることができたというようなところもあったようであります。それから「毛布の備蓄が必要だ」と、備蓄がされていないところもいくつか報告をされておりますし、「ガスコンロがなくてアルファ化米をお湯で温めることができなかった」というところも聞いております。それから、「学校給食がすべて廃棄指示となって避難者に提供してはいけないとなったのがこれでいいのか」と、いうご意見もいただきました。ま、こういったあのご意見についてですね、あらためて、えー地元の住民のみなさん、自主防災会のみなさんなどの声を受け止めてですね、改善をはかっていただきたいと、求めておきたいと思います。

それで、えーちょっとお聞きしたいのはですね、これは深草小学校で寄せられた声なんですけども、「深草学区の東伊達町では大雨が降るたびに側溝から水があふれる」場所がありましてですね、この「一刻も早く改善、対策を進めてほしい」ということで、えーこの間ずっと住民のみなさんが求めておられると。で、「京都市もその危険性を認識しているのになぜこの対策が進まないのか」ということで、あらためてお怒りの声を頂戴を致しました。で、あらためてですね、こういう大雨の時に水がつくというようなところが京都市内各地、いっぱいあると思うんですが、そういうところの対応を対策をですね、これを機会にしてあらためて、えー進めていただきたいと。で、あのー、建設局のですね、建設局まかせというか、建設局の予算がないから進まないということではなくて、あらためて行財政局としてもそういう姿勢をですね、打ち出していただきたいと、いうふうに思うんですけれども、その点はまずいかがでしょうか。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー本市では、「雨に強いまちづくり」ていうことで、えー関係局集まって、えー副市長を先頭に、えー「雨に強いまちづくり」、えー様々なハード・ソフト、えーそれぞれの施策を、えー総合的に進めてると、いう会議体を、で、運営しております。その中で今回の、えー対応、ま、状況につきましても総括を致しまして、えー全市的な取り組みで、えーやっていくべきものにつきましては、えー情報共有しながら進めてまいりたいと、そのように考えております。

◆やまね/あらためてですね、今回の大雨についても教訓にしていただいて、進めていただきたいと思います。それで、あのもう一つですね、先ほどあのひぐち委員のほうから、えー左京区の事例が紹介をされまして、で、えー、ま、「避難所の運営について地元はがんばるけれども、役所との連絡係として、せめて市の職員が1人くらい避難所にいてほしい」という声があったと、いうことなんですけれども、これは私も、あの伏見区で同じようなお話を聞きました。私あのいくつか避難所を回っておりまして、そういう市の職員さんがおられない避難所がある一方でですね、あのー地元のみなさんと一緒に、避難所運営にあたっておられる、市の職員さんが、えーはりついてですね、がんばっておられる避難所もあったわけなんですね。で、そこで、あの先ほどそのーこの避難所開設する際の、ま、マニュアルということで、えーご紹介もありましたけれど、そこでは「巡回」と、なってると、いうことなんですけれども、そしたら、その実際に市の職員さんが、ま、長時間はりついておられてがんばっておられたところは、それは、自主的な判断として、あのされているのかですね、その辺はどういう違いがあるのか、教えていただけますでしょうか。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー、えーそれにつきましては、あのーはりついているところ、はりついていないところ、ま、様々あった、あーやに思いますけれども、あのーそれにつきましては、あのーそれぞれの、えー地域の実情に合わせた、任意の判断であるかと、いうふうに考えております。

◆やまね/えー「任意の判断」と。で、はりついているところないところ様々あったということですから、私はこれはですね、ちょっと、あのー、全市、やはりどういう、あの人的な配置をするかということは、これはあらためてですね、考えていただきたいと、いうふうに思うんですね。で、あのー、ぜひ、今あの様々あったということですので、ちょっと求めたいと思いますが、そしたら、どこの避難所に市の職員さんははりついていることができたのか、あるいは、はりついていないところがここだと、えーちょっとその一覧といいますか、各避難所の状況がどうだったのかというのは、ちょっと資料でぜひ出していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

(→平松・防災危機管理室長)えーまあ、私どもいま現在、承知してるわけではございませんが、えー各区にですね、確認のうえ、えー・・・提出、まあ、でき、できれば、あのさしていただきたいと思います。

◆やまね/それであの、私はですね、その市職員さんが配置をされていなかった、ま、おられなかった避難所運営に関わられた自主防災の方にですね、お話をうかがいますとね、えー、「一番大変だったのは的確な情報がわからないことだった」と。「ダムの放流状況がどうか、川の水位がどうなっているか、刻々と状況は変わっていくのにそれがわからない。学区全体のようすがどうなっているか、避難所をほったらかして見て回るわけにもいかない。行政のほうからもっと情報や指示がほしかった」という声であります。で、えーとですね、「困ったのはすでに避難指示が解除されているのに、あるテレビ局の放送では、まだ避難指示が出ていることになっていた。それを見た学区民は混乱するだろう。ひょっとしたらテレビを見て避難所に来る人がいるかもしれない。だから避難所を開けておいたほうがいいのではという議論にもなった。しかし我々は京都市の指示に従うべきと判断して避難所は閉じた」と。「しかしその時に、市の職員が現場にいないので相談もなかなかできなかった」ということなんで、あのあらためてですね、そのー避難所に最低1人は市職員を配置できるように、考えていただきたい、まあ、先ほどの答弁で、えー今回の状況も踏まえて検討もしていきたいというようなお話もあったんですけれども、あらためてですね、えー避難所を開設する際には、京都市としっかりとそういう連携がはかれるように、市の職員さんが配置できるように、あのー考えていただきたいと思います。あのー最後にもう一度その点でご答弁求めて終わります。

(→平松・防災危機管理室長)はい、えー今回の、えー状況、えーあらためて検証致しまして、あのー、ま、配置ですね、ま、1人ずつ配置するというのが本当にまああの適切なのかっていうのは確かにあるんですけれども、あのー検証しましたうえで、えーその連絡体制、えーていうことも合わせましてですね、えーどういった形が、えー必要なのか、えー適切なのかということも合わせて考えてまいりたいと思っております。

2018年7月9日【総務消防委】行財政局/理事者報告「大雨警報(7月5日1時49分発表)等に伴う被害状況等ついて(速報)」

(更新日:2018年07月09日)