◆やまね/あのー事実経過についてですね、いくつか確認をさせていただきたいんですが、あのこの間もですね、えー市民の方が道路建設課のほうに行かれて、いろいろお話を聞いているということなんですが、まずその「第一御陵踏切の廃止検討」というこの問題が、建設局の中で話が出たというか、話が、えー議論を初めてしたのはいつなのか。で、市民の方がですね、あの道路建設課のほうで聞いたのは「2015年6月頃だ」ということなんですけども、これで間違いないのかどうか。いかがでしょうか。
(→西・道路建設部長)はい、あのー、第一御陵踏切の廃止の関係でございますけれども、あのー当初ですね、JRとあのー協定が結ばれましたのが平成25年でございます。ですからあのー、まあ当初は都市計画局主体でそれは進めておられますが、まあスタートとしては建設も連携致しまして、その時点になると認識しております。
◆やまね/えーとすみません、ちょっと聞こえなかったんですけど、えっと、課として、えー建設局として、議論を始めたのはそれぐらいの時期だったということでよかったですか。
(→西・道路建設部長)はい、あの平成25年の協定の時から、あの建設局も連携して取り組んでおりますので、その時点から、建設局としても、あの対応してると、いうところでございます。
◆やまね/えっとすみません、そしたら、平成25年くらいの時期にはそういうまあ実際に話は出ていて、それについても、建設局の内部でも議論はされてたと、いうことなんですかね。その踏切の廃止の問題というのは、その時期からJRとは、JRから「こうしたいんだけれどもどうだろうか」というような話があったということなんでしょうか。
(→西・道路建設部長)はい、あのー平成25年の段階ではまだ基本協定の段階でございますので、えーあの私どものほうであのー、情報は得ておりましたけれども、具体的なJRとのお話等々につきましては、あのその後年度以降、になります。
◆やまね/えーまあ情報は得ていたということでありました。で、あのー、ま、少なくともですね、このーいま情報は得ていたということなんですけれども、2014年、2015年に、環境アセスの関係で、地元で説明会が行われてるんですけれども、そこではJRからは全然そういう話はなかったわけなんですね。で、あの、地元住民が初めて知ったのは今年3月の地元説明会の資料によってと、いうことなんですけども、そしたら、その平成25年から、まあ情報を建設局のほうは知っていたなかで、その、これまでの間、局の内部では、どういう議論が、されてたのか、いかがでしょうか。
(→西・道路建設部長)はい、あのー、まあ先ほども申し上げましたように、具体的なJRとのお話につきましては、平成25年の協定以降の年度になりますし、あのーそこで、えーより具体的な、あのことにつきましてJRと話を進めたというところでございます。
◆やまね/あのーこの第一御陵踏切にですね、隣接する土地には保育園の新設計画があるというのは、この間も紹介をさせていただいてるんですが、その第3回説明会が8月27日に行われておりまして、で、そこでですね、出席をしていた京都市の子ども若者はぐくみ局の担当者が、この踏切の廃止検討についてですね、「建設局内部でもいろいろ議論があったと聞いている」と、こういう発言をされております。ということは、あの建設局の中でも、「JRはこう言ってるんだけども、これはとてもできるような話じゃないんじゃないか」とかですね、「これはやめといたほうがいいんじゃないか」とか、そういう声があって、そういう議論をずっと続けておられたということなのか。その点はいかがでしょうか。
(→西・道路建設部長)はい、あのー、建設局の中でですね、あの、どのような、あの踏切の形態がいいのかというところにつきましては、あの中でも、あのー議論はしておりますが、あのー実際やっぱりこれはJR主体の事業でございますので、あくまでそれにつきましてはあのJRのほうに、そういった住民の声をですね、しっかりと、あー踏まえたうえで、えー取り組んでいくべきだと、いうスタンスで議論はしております。
◆やまね/それとですね、あのもう一つだけ。えーとあのー、踏切をまあ実際にこれもし廃止するとなれば、えーまあJR・京都市だけでなくて公安委員会なんかともですね、話をしなければいけないと思うんですが、その警察のほうとはこれまで意見交換はこの問題でされてるのかどうか。で、もしされてるとしたら、警察のほうからはですね、何か意見が出ているのかどうか。その点はいかがでしょうか。
(→西・道路建設部長)えー警察のほうとは協議をしております。あのー非常にあの、東に向かって、えー上り坂の急な道路でございますので、えーそういった中で、踏切が近接しているということは、あの今の形態でもってもかなりいろいろ難しい課題がございますので、今回の複線化に伴いまして、まああのより安全な、あー形態にしていくためにはどうした手法がいいのかという観点で、えー警察との協議は進めております。
◆やまね/あのーその点でですね、私あの昨日、あのー伏見署のほうに行きまして、交通課の担当者の方にお話を聞いてまいりました。で、そうするとですね、あの「去年の年末と今年の春に、京都市とJRが複線化工事について説明に来ている」と。で、ただ、「踏切廃止の話はなかったので、我々からは正式な形で意見は伝えられていない」と、いうことをおっしゃっておりました。で、あのー、まあ、あくまで「複線化工事をやりますよ」という説明だったということなんですね。で、その警察の方がおっしゃっておられたのは「いきなり決まったものを持ってきて『これでやります』というのはやめてほしい」と、「それは伝えている」ということで、「JR、京都市、住民との合意形成が当然されると思うが、決められたものとして持ってこられると警察としても意見をはさめない」「渋滞のポイントでもあり交通の円滑化が重要。利潤追求だけになったり安全がおろそかになるようではいけない。警察の意見を無視して勝手に決めないようにしてもらいたい」と、昨日言っておられました。で、ですからあの、まあこの今お聞きしましたけれども、建設局内部でもまあいろいろ議論をされて、警察としてもこのポイントについてはかなり意見を持っていると、で、地元はもう「反対」ですよ、踏切廃止は。で、そういう問題がですね、なぜ今年になってパッと出て来たのかということは、やっぱりよくわからない部分があるので、ちょっと引き続きまた、議論をさせていただきたいと思います。終わります。
2017年8月31日【まちづくり委】建設局/一般質問「JR奈良線複線化に伴う第一御陵踏切の廃止について」
(更新日:2017年08月31日)