市長は公約守れ!「京都市内高速道路未着工3路線」はきっぱり廃止を(2017年3月16日/まちづくり委・都市計画局・井上けんじ議員)

◆井上議員/えっと私からはですね、あのー高速道路3路線廃止の手続きについておたずねしたいと思います。えー建設局に聞きますと、おー都計局とも相談中だそうなのでですので、えーまあ(都市計画)審議会の担当の局としてどういう対応をされていらっしゃるかと。おーまあ5年前の市長選以来の市長公約だし、まあ最近では昨年5月25日の本会議でも、おー、吉井議員(自民)の質問に「廃止だ」と、「その為の手続き進めていく」とおっしゃっておられるわけですから、あーまあ公約違反というか本会議答弁違反をね、いつまでまあ放置するのかと、おーいうことだろうかと思うんです。それであのー、建設局の話ではね、えーまあ次のというか廃止した後の道路のあり方の検討がいろいろあるので、それとのまあリンクというかセットで、えー手続きを、まあちょっと遅らしてるというか、そういう趣旨の答弁なんかもいただいたりするわけだけれども、おー私はあの、3路線の都市計画決定というのは固有のものであって、次にまあどういう道路を作ろうが作るまいがですね、それは無関係じゃないかと。まずいったんきちんと廃止の手続きに入るべきだと、まあこんなふうに思うので、えー専門家の立場からですね、どういうまあ相談に応じていらっしゃるのかと。

合わせて、えー建設局では、あー「国とも協議してる」と、こんなふうにもおっしゃってるわけだけどね、えーだけどまああのー、都計法だとかこれを具体化したあのー政令・省令なんかを見ますと、阪高がやる場合は確かに国と協議しんといかんけれども、今回の3路線は別にどこがやるかってことはまったく決まってないわけだから、そういう意味では、国との協議は不要だと、まあ僕は建設局にはこう言うてるんだけども、この辺りの解釈についてもですね、合わせてご答弁いただいて、えー速やかに、手続きに入ろうと、いうて返事していただきたいと思うんだけども、いかがでしょう。

(→谷口・都市計画担当部長)はい、えーと現在あの建設局と、まあ鋭意連携しながら取り組みを進めておるというのはあの間違いございません。で、いまの状況ですが、あの建設局において、ま、関係機関と事前協議を行うとともに、えっとまずあの都市計画の素案、えーその作成が鋭意行われている、というふうに建設局のほうからは聞いております。で、当然あの、えー我々あの、先生ご指摘のようにあの、都市計画手続きの正式に入ってまいりますと、我々のほうが、えーと主に、建設局と連携しながら手続きを進めていくっということになりますんで、ま、あのー、近年ない大きな見直しになってこようかと思っておりますんで、えーどういうような段取りで、えー見直しをしていけばいいのかというような少し参考になるような過去の事例ですとか、あるいはその時に本当にどういう資料が必要になるのか、そのようなものについて鋭意、建設局のほうと、えーいま、あの手続きが円滑に進むようにということで、協議をさしていただいているという状況でございます。

それとあの、国との協議の状況でございますが、あくまでもあの、都市計画変更での同意と、いうふうなことについては先生ご指摘の、あの阪高とか等については同意がいるということで、で、ここについては以前、先生からもご指摘ありましたように、我々としてはまあ今の共用路線が阪高になってるということで、えーっと一定同意が必要なのかなというふうに考えておりますが、えーそれにつきましてもあの、素案がまとまった段階で、えー今後の協議内容とかについては、再度まあ国のほうにも確認はしていきたいなあというふうには考えております。以上でございます。

◆井上議員/あのー最初に私が聞いたのはね、あのー今後の計画がどうあろうがなかろうが、3路線の都市計画決定が1990年前後に行われた、それは固有の計画だからね、あのー次のこととは全然関係なしに、あの影響されないと、廃止の手続きそのものについては。いうことについてもういっぺんはっきりさせてもらいたいってことと、で、国との関係でもね、いまの2路線が阪高でやってるからということと、3路線の主体がどことも何とも決まってないということがまったく別の話だから、2路線を阪高がやってるからといって、いうてですね、あのー3路線が、それもまた影響受けるわけではないと。阪高がやるわけでないんだったらね、国との協議はいらんてことになっとるわけだから、あの法解釈の話を僕は聞いとるわけですわ。ちょっとこの2点もっぺんはっきりさせてもらえますか。

(→谷口・都市計画担当部長)はい、えーとまずはあの3路線の見直しにつきまして、えーとその後のまあ、あのーええと堀川のところの、そのええと新たな渋滞解消のための道路整備、これと合わせるかどうかにつきましては、一定まあ建設(局)のほうがイニシアチブを取りながら、どういう形で都市計画、えー決定をしていくのか、どういう考え方をするのかっていうのは、えーと鋭意考えていただいている、で、我々のほうとも協議をしているという状況でございまして、えー建設局の答弁の通りかと、いうふうに私どもも考えております。えーそれとあの、大臣同意ですが、えー先生おっしゃられてる、今あの建設局のあの協議っていうのは、あの案をつくるためにまあ、あの国道、えー、えーとその、えー今現状でもその国道1号線とか171号線とか、いう部分もございますし、えー何も、そのえーと、都市計画の見直しという意味の、だけの同意というふうなことでの協議ではないのかなというふうに思っておりますんで、えーそこの都市計画の見直しの同意につきましては、手続きに入ればきちっと明確にして、えーあるべき方向のほうで処理をさせていただきたい、このように考えております。

◆井上議員/ちょっとね、専門の都市計画局がね、そんなこと言うとってもらったら僕は具合悪いと思いますよ。あのー、廃止のね、廃止、まあ廃止っちゅうか変更やわね、あのー法の表現によると。変更に事案が生じた場合は速やかに変更せんといかんてことが書いてあるわけだから、そのことはね、今後、次に、別のとか、類似のであったとしても、計画がどんな計画があろうがなかろうがね、そんなことは別の話であって、3路線の都市計画ってのは固有の計画なんですよ。ちょっとだから僕はね、あのその辺の解釈の問題、それからあの国との協議の問題でもね、都計法18条3項ですか、これに基づいて政令に定める都市計画の決定をしようとする時は、あらかじめ大臣と協議せんとあかんと。じゃあ政令で定めるってのは何かって言うと、阪高やら首都高の場合と書いてあるわけですよ。だからこの3路線は阪高じゃないわけだから、該当しないからね、ということは別に国と協議する必要ないっていうふうに誰が考えたって解釈して当たり前の話だと僕は思いますよ。あのまあちょっとね、今年度まあこれ最後の常任委員会なんで来年度僕どうなるかわからんからね、まあ、こんなして、えー議論さしてもらってるんだけどね、あの僕はやっぱり専門家のね、審議会を担当してらっしゃる局としてね、あのーそれはそれで、それはそれとして、早くやっぱり速やかに手続きをしようと、おー変更の事案が生じた場合は速やかに変更するっていうふうにうたわれているわけだからね、あのそれはそれとしてぜひお願いしたいと。

2017年3月16日【まちづくり委】都市計画局/一般質問「高速道路3路線廃止の手続きについて」

(更新日:2017年03月16日)