◆玉本議員(共産)/よろしくお願いします。私は「山について」て書いてますけども、津田議員(自民)と同じところなんですけれども、テレビや新聞でも報道されて伏見区深草の鞍ケ谷の地域で新たな産廃の山ができてるっていうようなことで、いろんなとこから「大丈夫なんか」とね、やっぱり声も届いております。で、住宅街に隣接する場所でありまして、近隣住民の皆さんも大変心配されております。
地元の共産党のやまね議員も周辺のところをお訪ねされまして、ご意見なども聞いておられましたので、ちょっと紹介したいんですけれども、この地域で言えば、「せっかく岡田山、これも産廃の山ですが、撤去が進んできたところなのに、また新たな産廃の山ができているとは、本当に京都市は一体どうなってるんだ」「何してるんだ」というような声もやっぱりありましたし、数年前にはすぐ近くの大岩山で違法な土砂・産廃が持ち込まれて大雨で崩落するというようなことも起きました。小栗栖地域の民家の手前まで迫るという事態だったんですけれども、「住民の命を最優先に対応してほしい」と。こういった声がいくつもあったということです。
怒りや不安が出るのは当然な状況だと思います。産廃の不法投棄が相次いできた大岩街道周辺地域で再びこのような事態が起こっているということは、京都市はどう受け止めているのかっていうこと。また、すでに雨の時期に入っております。ゲリラ豪雨や台風などでの崩落の危険性も否定できない中で、やっぱり現状が危険な状態という認識は持っておられるということは確認しておきたいと思います。
で、加えてですね、先ほどご説明もありました通り、この業者、1回同じことをやってるっていうことね、その時はちゃんと早くに撤去したということなんですけれども、ただやっぱり2回目あったっていうことで、また減らしてくれるんだろうではなくて、また同じことを繰り返しているということは本当に重大な問題だと思います。そこの点の受け止めもご説明いただきたいと思います。
(→伊藤・循環型社会推進部・廃棄物指導・生活環境担当部長)はい。本事案に対しての受け止めということでございます。ま、これはあの産業廃棄物、その建設工事に伴いまして、やはりこう大量に発生するものでございまして、これはあの一時保管というのは、法律的には認められている、これは発生したところから一旦自分の事業地に運び込んで、そこで選別して運び出すという、本当に一時保管なんですけれども、ま、そういったことがですね、きちんとこうなされずに、ま、入れるだけ入れて出すほうが滞るという形で、こういう堆積というものが生じることがございます。で、こういったことが、やはりあの、この保管用地の届出を受けているところに対してですね、しっかり監視を行いまして、そういった廃棄物の保管量が増加しているといった時には、事業者のほうに指導して減らさせるといったことが、基本になってまいるところでございます。そういう中で、今回この土地においてですね、こういった形で、堆積の事案が生じ、また、本市の指導にも関わらず、事業者がそれに応じずに、最終的には堆積量を急増させてこのような状態に至ったということにつきましては、やはり本市の指導が徹底しきれていなかったといったような、先ほどご答弁申し上げましたけれども、そこが本市の指導の経過の中で、事業者の自主的な是正に期待をしてしまったであるとか、あるいはその是正計画を出した後の急増といったようなところを想定しきれていなかったといったような点が、非常に反省すべき点という風に認識をしておるところでございます。
で、現在の堆積状況、崩落の危険でございますが、こちらも先ほどご答弁申し上げたところでございますけれども、勾配がですね、やはり廃棄物の保管の基準を超えているというところで、また、敷地の囲いにもうすでに接するような状況でそれが積み上がっておるというところから、やはりこれは、崩落する危険っていうのは認識をして、まずその崩落の危険の除去に最優先に取り組まなければならないものという風に考えてございます。
で、また最後に、この事業者同じことを繰り返しているということでございます。過去の廃棄物の増加した状況につきましては、今回ほど積み上がったものではございませんで、基本的にその中で分別を作業するんですけども、分別作業をする前の山とした後の山というのが2つできておるような状況で、その山が少しこう高くなっているというようなことで、過去指導行ったところそれは是正されたというような経緯がございましたが、今回のようにですね、もうその山がもう積み上がりすぎて1つになってしまうといったぐらいに急増したというところが、過去のこの業者の増加の時にもそこまで増加したことではなかったということで、本市としてもそういったところを想定した対処までができていなかったと、いったところが反省点であるという風に考えてございます。
◆玉本議員(共産)/地元のやまね議員も何度か足運んでますし、私もね、やっぱり実際見に行こうと思って昨日行ってきました。もう本当に崩れてきたらね、この塀持つのかなっていうような感じがしましたね。やっぱ危険だと思うんですね。今おっしゃったように囲いに迫っていると、勾配もかなり高いということで言うと、切羽詰まった状況であるっていうことを、やっぱり私はもっと認識して対応していく必要があるんじゃないかなという風に思っております。
報道によれば産廃を持ち込んでいる事業者は元々、報道っていうか先ほどもご説明あったかと思いますが、1000㎥ですね、1000㎥までは届けを出していたとのことなんですが、京都市として現場にはどれだけの量の産廃が今あるのかという風に把握しているのかということと。
届出を超える量の産廃が持ち込まれてることを確認したのは、去年の秋ということなんですが、2回目っていうことで言うと、もう本当にここで厳しい指導が本当に入るべきだったのが、見に行ったのが2月、次が4月でさらに増えたという、これ本当に甘い対応だったと言わざるを得ないなという風に思っております。
で、昨年の秋の時点で基準を超える産廃が、超えてることを確認しながら、やっぱりそこでの厳しい指導がなく弱かったということは先ほども反省しているということなんですが、やっぱり具体的にですね、適正に搬出が進んでるかどうか、マニフェストなどで確認をしてこなかったのかっていうことが問われると。で、搬出は出ているけども不十分とは思っていると。具体的にやっぱりトラックでね、何トントラックでやっぱり何台、毎日何回か往復してもらわないと減っていかないわけですが、そういった具体的な確認をしていく必要があるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
(→伊藤・循環型社会推進部・廃棄物指導・生活環境担当部長)はい。まず、堆積の量についてのお尋ねございます。この廃棄物の堆積の量、保管の量、現状につきましては、先ほど津田議員への答弁でも少し触れさせていただきましたけれども、指導のためにですね、目視などから一定推定をしておるところでございますけれども、現時点であの測量などによって、きちんと把握をしているものではないものでございますので、ただ今この場で、具体的な数値をちょっと申し上げることは、差し控えさせていただきたいと考えてございます。
また、秋以降に、その保管量が保管基準を超過したことに対しての、指導の弱さといった点のご指摘についてでございます。廃棄物の搬出につきまして、搬出状況マニフェストで、確認をすることができます。そして、そういったところは適宜確認をしてございますが、今回この搬入ですね、搬入の量、搬入がなかなか止まないという中で、また、この業者がですね、本業の建設業をやりながら、この保管地も管理するという中で、そういった、日々発生する廃棄物を入れながら出すほうがなかなか出ないといったようなところで、堆積が増えたという風に考えてございますけれども、そういったところをしっかりと業者のほうに説明をさせ、是正を強く促していくことがこの間できていなかったといった点につきましては、ご指摘の通りであろうかという風に考えてございます。
で、また、現在ですね、現在の是正におきましてはですね、事業者のほうには、日々その搬出状況については、報告を求めておりまして、搬出の量等々につきましてはマニフェストでしっかりと確認をしておるところでございます。以上でございます。
◆玉本議員(共産)/はい。あの、目視でっていうところがね、もうやむを得ないのかどうかっていうことなんですが、大体何㎡、2000から3000㎡の土地にもう高さ何mっていうのがあれば、推計なんぼっていうのはある程度分かっておられると思うんですよね。ま、その中でやっぱり具体的に毎日どれぐらい出していかなあかんのかっていうようなことなんかもね、具体的に、やっぱり指導の中身としては追求していく必要があるんじゃないかと私は思います。
で、8月末までに搬出するというのが、先ほどもこれでいいのかというようなことのご指摘あって、私も思いますし、これは本当に危険な状況を8月末まで見ていくのかっていうことが、問題だと思うんですね。指導してる最中に、先ほども言いましたけど大岩山は崩れてきたわけで、本当に市民を危険にさらしたわけですよね。これ2度と繰り返さないということで言いますと、8月末と言わずに、もっと早く対応していく必要があるという風に思っています。危険な状態と認識しているなら一刻も早く、指導にとどまらず、もうすぐに勧告・命令とかもしていかなあかんという立場で、8月を待たずに対応する必要があると思っております。場合によっては代執行も含めてね、やらないと本当に市民の命に関わる問題だということを、私は最優先でやる必要があると思っておりますが、最後いかがでしょうか。
(→伊藤・循環型社会推進部・廃棄物指導・生活環境担当部長)はい。行為者に対して、事業者に対しての搬出の指導についてでございます。ただいま議員からご指摘にありましたように、この目視とはいえ一定の推定の堆積量をはじきまして、また、それを是正するためにどれだけ出さなければいけないかといったところを一定推計いたしまして、その上で、事業者の搬出能力なども勘案しながら、今先ほどの答弁申し上げましたように、期限としては2つ設定をしてございまして、1つがその「当面の危険除去のための措置を7月16日までに講じるように」ということを指示をしておりまして、そこへ向けましてどれだけの量を出さなければいけないか、そのために、その事業者に1日どれだけ出さなければいけないかといったところも具体的に指示をしまして、その履行を求めておるという状況でございます。この7月16日という期限も、そういった量や搬出能力を加味しながらですね、具体的に搬出量を指定をして、指導しておるという状況でございます。
そして、より強い措置の発動ということにつきましても、この期限にですね、「7月16日までに危険の除去の措置が、然るべき措置が講じられないということになりましたら、速やかに行政の手続きに入る」ことができるように、今準備を進めておるところでございます。
◆玉本議員(共産)/はい。7月16日という区切りが、早いのか遅いのかっていうことも問われると思うんですけれども、雨が最近はもうスコールのように一気に降るというような状況の中で、あれだけ近いね、ところで崩れが起こると、あの塀なんか本当になぎ倒して、駐車場を超えて市民、住宅のところに来る可能性があるっていうことのね、危機感をね、もっと持たないといけないんじゃないかということを、強くご指摘して終わりたいと思います。
2026年6月23日【環境福祉委】環境政策局/一般質問「深草鞍ケ谷の産廃の山について」
(更新日:2026年06月23日)

