チーム共産党

大岩山への土砂持ち込みをやめさせるべき!(2018年8月9日/まちづくり委・都市計画局・西野さち子議員の質疑メモ)

◆西野議員/私前回の委員会で質疑させていただいたんですが、その質疑の中でね、ご答弁いただきました。一度土砂崩れが起こったら、再度そこで同じように起これば、「前回よりも被害が大きくなる」というふうなご答弁いただいたんですが、それは何かデータがあるんでしょうか。基づくデータがあれば資料をいただきたいと思うんですが、それはいかがでしょう。

(→森・都市景観部土木担当部長)はい、ありがとうございます。私、前回申し上げましたのは、なかなかそういうデータはないんですけれども、一般的に、池が埋まったという状況を考えると、災害のリスクは高まっているというふうにご答弁を致しました。被害が大きくなるかどうかというのは、ちょっとそういうデータがございませんので、不明ということでございます。

◆西野議員/私、いろんな方に、専門家の方にもね、お聞きしてみたんです。防災危機管理室のほうに、今度の台風12号が来る前にお聞きしたんですけれども、その時は、対策、「土嚢をちゃんと並べて対策してるから大丈夫です」っておっしゃったんで、そのことについては安心してたんですね。でもどんなふうにしてあるのかなと思って、台風の当日、直前ですけども見に行きました。確かに土嚢は一列並べてあったんですね、池の淵のところにね。それと、木の柵が三つくらい、つくってあったんですけども、もうそれがいったい何の意味があるのかなと思いましてね、触って揺らしてみたらグラグラするんですよ。その高さも50cmもあるかないか。対策になっているのかということなんですけれども、この対策で台風12号は、もし大雨が降ったら防げると思っておられたのかどうか。防災危機管理室は「大丈夫です」とおっしゃってたんですけれども、都市計画局としてはどういう見解ですか。そしてこれは誰が設置されたのか、その辺はいかがですか。

(→森・都市景観部土木担当部長)今回の台風の前にですね、ため池の対策として、土嚢によって流路、水の流れを池から逸らすと、いうようなことと、できうる対策として、木の柵をしたということでございます。大雨の状況によってはどうだったかというと、当然万全ではございません。が、できうる対策ということで、産業観光局が中心となって、我々の職員も参加をして、機械が入りませんもんですから、人力で行ったということであります。

◆西野議員/じゃああの木の柵は、土砂を少しでも落ちてくるというのを防ぐという意味なんですかね。あの意味がちょっとよくわからないんですが。

(→森・都市景観部土木担当部長)はい、治山工事等ではよく使う工法として、一定止める効果があるというふうに認識しております。

◆西野議員/いやあ、あれで止まるとは、到底考えられない。その横にはね、50cm以上ある太い木が根っこから流されてきてるんですよね。それをあの柵でほんとに防げると…。ま、専門家の方がそうおっしゃってるんだったらそうなのか、ちょっと私には理解できませんけれども、まあそういう状況があったんですね。

現場の川下ですね、水路とか畑川を浚渫していただきました。ところが台風12号の後、浚渫した後、また土砂が、さらに流れ込んでるんですよね。ということは、この対策が、土砂を止めるということにはなかなかなっていなかったんじゃないかなというふうに思うんです。今回の雨、先ほどもお話ありましたけれども、想定よりも少し少なかったんじゃないかなと思うんですね。あの地域は。それなのに、土砂がまた流れていると、水路とか畑川に。ということは、その対策ではちょっと足らなかったんじゃないかなと、いうふうに考えるんですが、効果はあったとお考えでしょうか。

(→森・都市景観部土木担当部長)ため池の現状を確認をする限りですね、そのため池のところからの流出というのは認められておりません。前回の雨で一定その水路に至るまでのところにも土が溜まっていたというふうに考えられますので、それが今回の雨で流出したもんではないかというふうに考えられます。

◆西野議員/この台風の後の現状を見ますとね、さらなる対策というのが、やっぱり必要だなというふうに実感します。先ほどもお話ありましたけれども、さらなる対策をする計画というのは、さっきの「急いで工事をする」ということだと思うんですけれども、その計画というのは、今検討されている段階であって、まだいつから実行されるか、それは、目途というのは、どれぐらいの時期になるんでしょうか。

(→森・都市景観部土木担当部長)現在検討中でございまして、つめているところでございます。まだ何日からかかるというふうには、今日時点では決められておりません。

◆西野議員/何日からというそんな細かいところまでお聞きするつもりはないんですけれども、やっぱりこれから台風の時期です。もうすでに13号14号が発生してると。それは近畿地方にはあまり影響ないというふうなことが言われてはおりますけれども、やっぱり今月中頃とかね、そういう目途はやはり示していただきたいなというふうに思っているので、ぜひよろしくお願いします。

それと、大岩山の上のね、開発地なんですけれども、指導はこれまでと変化がないのかどうか。大変大きな問題になってからでも土砂が運び込まれている状況があると思うんですね。これまでの指導で良かったのか、それとも、これまでの指導から、こういう事態にもなっているので、方向が変わっているのか、指導の内容の変化はないんでしょうか。

(→森・都市景観部土木担当部長)当然今回の災害が起こったということのリスクを踏まえまして、今検討しております、宅地造成等規制法に基づき取りうる手段を検討しているところでございまして、引き続き住民の方の安全確保のために、よりスピード感をもって進めていけるよう考えております。

◆西野議員/それでしたら今は土を持ち込むことは禁止をされているのか、そういう立場で指導されているのか、それともこれまで通りの指導なのか。そこはいかがですか。

(→森・都市景観部土木担当部長)現在、上部のほうで土嚢を補強するようなことのために、土砂の投入をしておりましたが、もうこの土砂の投入はやめるよう指導をしてまいります。

◆西野議員/そしたらもう今後は、それは持ち込みはないというふうに考えていいんですね。そういう指導をされてるということなんですね。

それで私、京大の防災研の教授にもお聞きしました。断層の上にね、「ジュラ紀の古い岩石がのっている」というふうにおっしゃってまして、「排水設備もされていないので危険だ」と、いうふうにおっしゃいました。「やっぱり砂防ダムが必要ではないか」というふうにおっしゃるんですが、しかし今のあの土をね、受け止めるだけの「大きな砂防ダムを下につくるとなったら、それは大変な工事だから、なかなかできるのかな」というふうな疑問もおっしゃっていたんですけども、結局は持ち込んだ土砂をね、下に落ちるのを覚悟で防災ダムをつくるよりも、上のその危険を取り除くということのほうがね、やっぱり必要なんではないか、そのほうが効果があるんじゃないかというふうに思うんです。そしてまた、そのほうが早くできるんじゃないかなと私は思うんですけれども、その辺の見解はいかがでしょうか。

(→森・都市景観部土木担当部長)現在ですね、是正指導によって、大型土嚢ということで、最低限の土砂流出防止のための措置はされているということでございますが、当然ですね、当該地の安全が確保できるような、最適な対処方法を明らかにして進めていきたいと、いうふうに考えております。

◆西野議員/やっぱり先ほどからお話ありましたけれども、少し雨が降ればね、やっぱり下の方、不安なんですね。寝られない日もあるというふうにおっしゃっています。この暑いさなかね、睡眠不足というのはほんとに大変なんですね。いちいち避難していくということについても、暑い中、体育館に避難するということもね、やっぱり高齢の方も多いですから、大変なんですね。だからやっぱり早急な対策、今までの流れじゃなくって、もうここで強い姿勢でね、京都市が対策を取っていく、そのことが必要じゃないかと、いうふうに思います。これまでの指導の流れのままだったら、いつどうなるかわからないような不安がまだまだ地元の中ではね、ありますから、やっぱりそこのところね、都市計画局が指導権をもって、しっかりと、他の局とも連携をとって、先ほどもご答弁いただきましたけれども、他の局とも連携をとってね、早急に進めていただきたいなというふうに思います。

一つはやっぱり環境局にも責任があると思うんですよ。上に産廃がずっと放置されてきた。「指導はしてきたんだけれども」というような話ですけれども、やっぱりそこの責任もあるということで、環境局だとか、また、防災危機管理室、いろんな部局一緒になってね、早急な対策、これをとっていただくことが、やっぱり住民のみなさんが安心して暮らせる、そういう地元をつくっていくということになりますから、今までとは方向転換をして、強い立場で、ぜひやっていただきたいというふうに思いますが、その点での決意をお聞きしたいと思います。

(→森・都市景観部土木担当部長)えーとですね、あの、住民の方の不安というのは、重く受け止めておりますし、やっぱり安全確保が第一というのはですね、どんな事業においても、第一番の優先事項というふうに思っております。そしてですね、すでに、先ほど籏部長も申しましたように、関係局が連携をして、できうることをやるというような検討の枠組みも持っております。我々としましても、引き続き、強力に是正指導を行いながらですね、できることは、京都市総体をあげて、取り組んでいきたいと、いうふうに考えております。

◆西野議員/すんません、最後にしようと思ったんですが、「できうることをやっていく」ということではね、今までの流れのままじゃないかなという印象を受けるんですけれども、そうではないという立場はあるんでしょうか。

(→都市景観部土木担当部長)今までよりもスピードアップをして進めていくと、いうふうに考えております。

2018年8月9日【まちづくり委】都市計画局/一般質問「小栗栖宮山の土砂災害について」

(更新日:2018年08月09日)